7月定例市長記者会見 平塚市地域防災計画(地震災害対策計画)改訂素案を策定 ご意見を募集します
平成24年7月26日
平塚市側の説明
落合克宏市長:
それでは2点目、「平塚市地域防災計画(地震災害対策計画)改訂素案」を策定いたしました。これにご意見を募集、パブリックコメントを実施いたします。
平塚市では、平成21年4月に改訂した「平塚市地域防災計画(地震災害対策計画)」について、東日本大震災における課題を踏まえまして、特に津波対策や避難対策、帰宅困難者対策などを中心に見直すことにしました。このたび、見直した結果を改訂素案としてまとめましたので、改訂素案に対する市民の皆様からのご意見を募集いたします。
改訂方針といたしまして、「地震被害の最小化」、「市民の安心・安全の確保」の視点に立ちまして、「大規模災害に備えた体制の整備」、「実践的かつ即応性の高い対策の整備」、それから「市民、企業、関係団体と一体になった対策の整備」の3つの基本方針として改訂します。
主な改訂項目でございます。津波対策では、津波浸水想定区域等における津波避難ビルの指定、拡充、津波警報等発表時における避難勧告等発令基準の設定などでございます。避難対策でございますが、定期的な避難所運営委員会の開催と避難所運営マニュアルの点検の実施、女性の視点による避難所運営やプライベート空間の確保などでございます。帰宅困難者対策では、帰宅困難者用一時滞在施設の指定、拡充、企業等の帰宅困難者対策の促進などでございます。
意見の応募期間ですが、8月3日金曜日から9月3日月曜日までの31日間です。
素案の閲覧方法といたしましては、市役所の市政情報コーナー、防災危機管理課、各公民館、各図書館、駅前窓口センター、市民活動センターにおいて見ていただくことができます。また、市のホームページにも改訂素案を掲載します。
意見の提出方法につきまして、郵送、FAX、電子メール、持参等でこちらにお送りいただきたいと思います。また「市長への手紙」、これは公民館などに置いてありますが、これもご利用いただけます。
ご意見への回答でありますけれども、お寄せいただいたご意見につきましては、個別回答に代えまして、内容ごとに整理し、市の考え方として公表させていただく予定です。
質疑内容の要旨
Q記者:避難方法の変更など具体的なプランはありますか?
A防災危機管理部長:この計画は将来、こういう方向で整備を図りますよ、と。それを今おっしゃった避難誘導とかは次のマニュアルとかそういったところに落とし込んでいきますので、この計画上はそういう具体の表記はないんですが、例えば帰宅困難者につきましては、帰宅困難者に駅近くの避難ビルを設定していきますよ、ということで、その設定の作業を進めているところなので、それが明らかになれば公表していく。また、企業等におきましては、むやみに帰宅させない、ということで、ある一定期間は従業員の方は企業の中にとどめて、交通状況などそういう部分を勘案して順次帰宅させるとか、そういった企業の方にもご努力していただく内容等を盛り込んでます。
A市長:特徴としては、先ほどお話ししましたが、ポイントは今回の東日本(大震災)を受けて、津波対策をしっかりと。今までは確かに地域防災計画であったんですけども、大きな頭出しとして津波対策をしっかり表示していなかったというのでもないんですけれど、今回大きく取り上げたという点。それから帰宅困難者に対しまして、部長が申し上げましたように、実は3月11日の時も526人ですか、平塚で帰宅困難者が発生いたしまして崇善小学校で受け入れた経緯がございますので、そういう部分での対応、それから災害ボランティアの活動ですとか、災害廃棄物の処理、そういうものも今回新設しています。その点が、今回、特徴と言えば特徴になるんではないかと思います。
Q記者:それでは、この計画の下に実施計画とか下部計画ができるのか?
A防災危機管理部長:そうです。具体には、そこでマニュアルあるいは運用規定で定めていく。これは順次、見直しを図っていきます。
Q記者:抽象論という色彩が強いのか?
A市長:そうですね。地域防災計画自体が災害対策基本法で決まっておりますけれども、それぞれの自治体が行うべき防災対策の基本的な指針を定めるという位置付けでありますので、どうしても抽象的な表現になってしまいます。今、部長が申し上げましたように、それから具体的に動かす、そういうものについては、下のマニュアルですとか、実施計画的なものを整備していく、というのが背景になってきているんですけれども。
Q記者:マニュアルなどは同時に発表できるのではないか?
A防災危機管理部長:並行的に進めていく訳なんですが、まずこの計画は防災会議で決定するんですけれども、(計画が)決定されてから運用の部分は出てくる感じになろうかと思います。これでまだ修正部分も出てくるかもしれませんので、それに合わせてマニュアルなどを検討するんですが、最終的なマニュアルはこの計画が決定しないと、どう変わるか分からないという状況もありますので、この決定後、この具体的なマニュアル、行動基準は出ていくという感じになろうかと思います。
Q記者:市のホームページでは意見の募集期間しか見られないのか?
A防災危機管理部長:8月3日からホームページで掲載します。
※定例市長記者会見における質疑内容を広報・情報政策課広報担当でとりまとめて掲載しています。
記者発表資料
平塚市
担当 防災危機管理課 防災危機政策担当 市川
電話 0463-21-9734
平塚市地域防災計画(地震災害対策計画)改訂素案を策定
ご意見を募集します
平塚市では、平成21年4月に改訂した「平塚市地域防災計画(地震災害対策計画)」について、東日本大震災における課題を踏まえ、特に津波対策や避難対策、帰宅困難者対策などを中心に見直すことにしました。このたび、見直した結果を改訂素案としてまとめましたので、次のとおり改訂素案に対する市民の皆様からのご意見を募集いたします。
改訂方針
「地震被害の最小化」、「市民の安心・安全の確保」の視点に立ち、「大規模災害に備えた体制の整備」、「実践的かつ即応性の高い対策の整備」、「市民、企業、関係団体と一体になった対策の整備」を3つの基本方針として改訂します。
主な改訂項目
津波対策 津波浸水想定区域等における津波避難ビルの指定、拡充
津波警報等発表時における避難勧告等発令基準の設定 など
避難対策 定期的な避難所運営委員会の開催と避難所運営マニュアルの点検の実施
女性の視点による避難所運営やプライベート空間の確保 など
帰宅困難者対策 帰宅困難者用一時滞在施設の指定、拡充
企業等の帰宅困難者対策の促進 など
意見募集期間
平成24年8月3日(金)~平成24年9月3日(月) 31日間
素案の閲覧方法
市役所(市政情報コーナー、防災危機管理課)、各公民館、各図書館、駅前窓口センター、市民活動センターに閲覧用の改訂素案を配架します。また、市のホームページにも改訂素案を掲載します。
意見の提出方法
専用意見提出用紙(別紙様式)をご利用いただくほか、様式は自由ですが、「氏名・住所・連絡先」を必ずご記入いただき、次のいずれかの方法でご提出ください。
郵送の場合 〒254-8686 平塚市浅間町9-1
平塚市 防災危機管理部 防災危機管理課 あて
FAXの場合 0120-704589(なでしこFAX、通信料無料)
0463-21-1525(防災危機管理課FAX)
電子メールの場合 bousai-keikaku@city.hiratsuka.kanagawa.jp
持参の場合 平塚市浅間町9-1 消防庁舎2階 防災危機管理課
8時30分~17時15分(土日祝以外)
※「市長への手紙」(公民館などに設置)もご利用いただけます。
※封筒等の表面及び件名には「防災計画への意見」とご記入ください。
ご意見への回答
お寄せいただいたご意見につきましては、個別回答に代えまして、内容ごとに整理し、市の考え方として公表させていただく予定です。氏名、住所などの個人情報は公表いたしません。
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