第31回平塚市竹細工アイディアコンクール審査結果 ~ひらつか市民プラザで作品展示中~

平成25年9月27日

公益財団法人平塚市まちづくり財団
担当 市民プラザ 安達
電話 0463-23-6329
 

第31回平塚市竹細工アイディアコンクール審査結果
 ~ひらつか市民プラザで作品展示中~


 毎年、七夕まつりの竹飾りに使用している竹を再利用しようという考えから、“竹細工工房”を開催しています。この“竹細工アイディアコンクール”は、竹細工工房の関連行事であり、知恵と技術を合わせ、竹の特長を生かしたアイディア作品を創作してもらう催し物です。
 今回は、市内小学校のうち20校、301点の出品がありましたが、新鮮なアイディア溢れる作品が数多く見られました。
 この出品作品301点全てを10月1日(火)まで、ひらつか市民プラザで展示しています。


主催 平塚市、公益財団法人平塚市まちづくり財団

後援
 平塚市議会、平塚市教育委員会、平塚商工会議所、一般社団法人平塚市観光協会、平塚市商店街連合会、公益社団法人平塚青年会議所

協賛 平塚市竹材組合、平塚文具事務用品組合


出品数  301点
 
出品者数 286人


入賞点数 18点
 平塚市長賞(最優秀賞)「目覚ましフクロウ」 花水小3年 櫻井 千大(さくらいゆきひろ)ほか


審査員

  • 宮川 利男(前教育長)
  • 永田 勝実(竹遊会会長)
  • 村居 優 (平塚市立金田小学校総括教諭)
  • 沼田 千惠三 (教育委員会教育指導課嘱託員)
  • 伊藤 裕 (公益財団法人平塚市まちづくり財団理事長)


表彰式日時
 平成25年10月1日(火)午後4:30~5:00
 場所 ひらつか市民プラザ(平塚市紅谷町18-8)


展示会日時
 平成25年9月26日(木)~10月1日(火)午前10:00~午後6:30
 場所 ひらつか市民プラザ

 

審査講評

 「第31回平塚市竹細工アイディアコンクール」に、今年も多くの作品応募がありました。
 小学生のみなさんがこんなに熱心に竹細工作りに挑戦してくれたことにうれしくてなりません。「なにを作ろうかなあ」「どう切ろうかなあ、けずろうかなあ」「うまく曲げられるかなあ」「こまったなあ」、そんな一生けんめいさが伝わる作品ばかりです。それも301点もの数です。出品してくれた小学生のみなさん、後押ししてくださったご家族や先生方、関係者の皆様本当にありがとうございました。
 審査にあたった先生方はたいへん苦労しました。それは、どの作品も楽しさいっぱいで、しかも根気づよくていねいに作られていたからです。そんな中で入賞された作品は、いずれも竹の性質をじょうずに生かし、アイディア・工夫がされたものが選ばれました。ただ、全体的に見ると、あとひと工夫がほしいといった作品も多くありました。
 ところで、竹細工作りの工夫は、竹の性質(もち味)を、じょうずに使うことから始まります。太さのちがい・その組み合わせ、節の大きさや位置、しなり、曲がりなど、さらには、けずる、切る、貼るなどによる変化、こんなことを竹を見て、竹といっしょに考えて細工することが大切です。
 また、だれのために、なんのために使うのか使われているのかをしっかり考えることも大切なことです。「自分のため、家族のため、みんなのため」「楽しむため、便利にするため、気持ちを安らかにするため」、そんな~のためにを持つことがさらなる工夫につながるもとになります。
 小学生のみなさん、ぜひこんなことを大切にして作品作りをしてみてください。アイディアいっぱい、工夫いっぱいの竹細工ができあがりますよ。
 いま、宇宙にとびたつロケットや人工衛星には日本の物づくりが大いに生かされています。先に宇宙ステーションに送られた人工衛星「こうのとり」には飛行士と話のできるロボットまでものせられていました。物づくりのすごさです。みなさんが取り組む竹細工作りにはそんな物づくりの技術がいっぱいつまっています。
 来年も竹細工作りに挑戦し出品をぜひしてください。
 

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