避難所運営訓練(HUG)を実施します 55カ所の避難所運営委員会を対象に

平成26年1月30日

平塚市
担当 災害対策課 訓練担当 舛田
電話 0463-21-9734
 

避難所運営訓練(HUG)を実施します
55カ所の避難所運営委員会を対象に


 市では、避難所運営ゲーム(HUG)を用いた「避難所運営訓練」を市が指定する55カ所の避難所運営委員会を対象に実施します。この訓練により避難所運営上の諸問題や課題などを見出し、行政と地域とが一体となって避難所を運営することの重要性の再確認、及び課題解決に向けた体制づくりを行います。
 この訓練では、避難所で生ずる様々な課題を複数人で考え、決定していくことへのストレスを感じ、避難所運営が大変であることを知り、今後発展していく運営訓練の第一段として、一般的な小学校をモデルとした避難所の図上訓練などを行います。


日時
 平成26年2月1日(土曜日)、8日(土曜日)

 第1部  9時30分~12時00分
 第2部 14時00分~16時30分
  1コマに9避難所程度を振り分けます。
   
場所
 勤労会館3階 大会議室


対象者
 市指定の55避難所運営委員会の運営委員
  小・中学校等施設管理者、自治会、市職員(実災害時に避難所運営に携わる者を対象とする)


実施方法
 HUGの訓練説明
 パワーポイントを用いて、訓練実施の説明を行う。
 避難所運営マニュアルの確認
 説明の後で、各避難所のマニュアルを確認し、避難所運営の役割や方法、避難者の配置場所や物資の受入先など、各避難所の運用をイメージしながら確認する。
 HUGの実施
 避難者の個別情報が書かれたカードを災害対策課職員が読み上げ、各避難所運営委員会の中で、カードを配る人(避難者が来たことを知らせる人)、 そのカードを受取る人(受付者)、体育館や敷地の図面に配置する人(誘導員、配置先を割り振る人)などの役割に沿って訓練を実施する。
 意見交換会
 訓練終了後、各避難所が工夫したことや他の避難所に聞きたいことなどを発表してもらい、他の避難所との意見交換を行う。
 避難所運営マニュアルの再確認
 最後に、もう一度マニュアルを確認して、不足することや修正を加える部分などを認識し、今後の避難所運営委員会で話し合うための課題を明確にする。

その他
 今回実施のHUGは、避難所運営の全体像を確認することに注目しています。よって、実際の個別の避難所とは一致しない、一般的な小学校想定の図面(間取り)を使用して図上訓練を実施します。
 今後は、各避難所が主体となって、学校別の図面や体育館などを実際に使用して避難所運営を行う、実動訓練などを計画しています。
 なお、HUG訓練は、既に1回目を1月25日(土)に実施し、18カ所の避難所運営委員会から延べ170人が出席し訓練を行いました。ついては、2回目、3回目の訓練実施予定についてご案内します。