「鉄舌長鐙(てつしたながあぶみ)」を平塚市指定重要文化財に指定

平成26年1月31日

平塚市
担当 社会教育課文化財保護担当 大野 若林
電話 0463-35―8124
 

「鉄舌長鐙(てつしたながあぶみ)」を平塚市指定重要文化財に指定


 平塚市教育委員会では、平成26年1月30日付で新たに1件の文化財を、平塚市指定重要文化財に指定しました。
 平塚市指定重要文化財は、平塚市文化財保護条例第3条に基づいて指定されるもので、今回指定のものを含めて40件となります。
 平塚市博物館が所蔵する「鉄舌長鐙(てつしたながあぶみ)」は、昭和15年頃、相模川鉄橋下流付近で砂利採取中に引き上げられたものです。現存する鐙との形態の類似から鎌倉時代の製品と考えられます。鎌倉時代の舌長鐙の遺例は極めて少なく、また、出土品というかたちで特定の地域との関係がとらえられることは非常に珍しいことです。平塚の中世史のみならず、本邦の馬具変遷を示す希少な資料であることから、平塚市の指定重要文化財に指定されました。なお、市指定重要文化財に指定されたことに伴い3月中に一般公開する予定です。

資料の詳細

  • 種別  有形文化財・工芸品
  • 資料名  鉄舌長鐙
  • 所有者  平塚市(平塚市博物館所蔵)
  • 所在地  平塚市浅間町9-1
  • 指定  平成26年1月30日

 

問い合わせ先

 平塚市教育委員会社会教育課文化財保護担当 
 電話0463-35-8124

  • 鉄舌長鐙(てつしたながあぶみ)の写真

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