8月 定例市長記者会見 2020年オリンピック・パラリンピック事前キャンプの誘致に サッカー、ビーチバレーを中心に取り組みます

平成26年8月26日

平塚市側の説明

落合克宏市長:

 はじめに、2020年オリンピック・パラリンピック事前キャンプの誘致について御説明を申しあげます。記者発表資料「2020年オリンピック・パラリンピック事前キャンプの誘致にサッカー、ビーチバレーを中心に取り組みます」をご覧ください。

 平塚市は過去の事前キャンプの実績と市施設の特徴を考慮いたしまして、サッカーとビーチバレーを中心に事前キャンプの誘致に係る取組を進めてまいります。

 オリンピック・パラリンピックの事前キャンプの誘致は、スポーツタウンとして平塚市の国内外へのPRをすること、また、スポーツ振興・産業振興・国際交流など地域の活性化を図る機会の創出に効果が期待できます。

 なお、市独自の関係団体等を交えた誘致組織については、県を通しての誘致活動の進捗や熟度を見極めながら検討をしてまいります。

 また、県レベルでは平成26年7月30日に県知事を委員長、各市町村長を委員とした「神奈川2020事前キャンプ誘致等委員会」が設立されました。今後、同委員会が作成するパンフレットに誘致が可能な種目として、サッカーとビーチバレーの掲載を希望してまいります。同委員会では、秋頃までに日本語や英語に対応したパンフレット・ホームページを作成し、競技団体や大使館などに対してPR活動を開始する予定です。

 これまでの平塚市の事前キャンプの実績と市施設の特徴は資料のとおりです。
 それから、オリンピック関連の追加情報としまして、ビーチバレーの日本代表のアジア大会事前テストマッチが、ニュージーランドのチームを迎えて本市で開催されます。韓国のインチョンで開催される、第17回アジア競技大会に出場する、ビーチバレー男子日本代表の事前テストマッチが湘南ベルマーレひらつかビーチパークを会場に本日8月26日から8月29日の4日間の予定で行われます。このテストマッチに参加する日本代表は4人、ニュージーランドチームは監督を含めて4人参加されます。

 

 

質疑内容の要旨

 

Q記者:誘致の時の宿泊施設については候補に挙がっている施設等はあるのか?
A市長:全体的に計画を立てていかなくてはならないと思っています。平塚の中で、宿泊をしながら事前キャンプを行うという総合的な計画を作らなければいけないと思っています。

Q記者:具体的にどこ(の施設)というのは?
A市長:まだ決まっていません。


Q記者:市独自の誘致組織はどのようなメンバーで構成することを考えているのか?
A市長:以前の国体の時ですとかは、市組織の中に担当を作り、そこを中心にスポーツ関係団体などと調整を図りながら進めました。今回も誘致のために組織化をゆくゆくは考えていかなくてはと考えています。

Q記者:サッカーとビーチバレーという競技について競合というか、県内県外を含めて他の都市と誘致が重なるところはあるのか?
A市長:はい。あります。実はサッカーは平塚については資料に記載してある実績のとおり、ナイジェリアを2002年のワールドカップで、また、女子ニュージーランドU-20を受け入れていますが、これはベルマーレがあってこそ対応ができるスポーツです。また、ビーチパークについても、ビーチバレーの会場として対応ができるということで、今回2つの競技に絞らせていただきました。県内でもJリーグの球団を持っているところもありますし、藤沢市さんのようにビーチバレーの会場を持っているというところもあります。

 しかしながら、オリンピックに参加されるチームというのはたくさんありますので、この2つの種目に絞りながら平塚のスポーツ施設、平塚の魅力を感じていただけるような受け入れができれば、より平塚市民や子どもたち、あるいは平塚エリアへの効果が期待できるのではないかということで、今回このような提案をさせていただきました。


Q記者:そうすると、例えば横浜マリノスを持っている横浜市と競合することになるのか?
A市長:これから具体的に、誘致先を神奈川県がまとめ役になるのか、まだまだ先の話になると思いますけれど、東京から1時間程度で移動できるというメリットを生かして、平塚を使っていただき、平塚もオリンピックに協力できる体制を作っていきたいと思っています。

Q記者:キャンプ地への視察の話は?
A市長:今のところ話は来ていません。


Q記者:平塚市としては、神奈川県に働きかけをしていくのか?それとも、直接競技団体等に働きかけをしていくのか?
A市長:両方です。県がどこまで具体的に誘致等、一緒になって探してくれるのか、取り組みが今の段階でははっきりと分かりませんが、県内に誘致ができる、魅力あるエリアや自治体があるということを発信していただき、我々はその取り組みの流れに乗りながら、平塚市独自の動きで誘致を進めていかなくてはならないと思います。


 

※定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 企画政策課政策担当 森・安池
電話 0463-21-8797
 

2020年オリンピック・パラリンピック事前キャンプの誘致に
サッカー、ビーチバレーを中心に取り組みます

 
 平塚市は過去の事前キャンプの実績と市施設の特徴を考慮し、サッカーとビーチバレーを中心に事前キャンプの誘致に係る取組を進めていきます。
 オリンピック・パラリンピックの事前キャンプの誘致は、スポーツタウンとして平塚市の国内外へのPRや、スポーツ振興・産業振興・国際交流など地域の活性化を図る機会の創出に効果が期待できます。
 なお、市独自の関係団体等を交えた誘致組織については、県を通しての誘致活動の進捗や熟度を見極めながら検討していきます。
 
 また、平成26年7月30日に県知事を委員長、各市町村長を委員とした「神奈川2020事前キャンプ誘致等委員会」が設立されました。今後、同委員会が作成するパンフレットに誘致が可能な種目として、サッカーとビーチバレーの掲載を希望していきます。
 同委員会では、秋頃までにパンフレット・ホームページ(日本語・英語対応)を作成し、競技団体や大使館などに対してPR活動を開始する予定です。
 

参考 

 
過去の事前キャンプ(サッカー)の実績
  • ナイジェリアチーム (2002年 日韓ワールドカップ)
  平成14年5月20日~5月31日の12日間(11泊12日)
 
  • ニュージーランドチーム (2012年 U-20女子ワールドカップ)
   平成24年8月10日~8月15日の6日間(5泊6日)
 
市施設の特徴
  •  Shonan BMWスタジアム平塚、馬入ふれあい公園サッカー場
(Jリーグ試合会場、湘南ベルマーレの練習会場)
  •  湘南ベルマーレひらつかビーチパーク by shonanzoen
(日本バレーボール協会主催の大会開催、コート10面)