子ども読書活動推進計画(第三次)素案に対するパブリックコメントの実施

平成26年11月27日

平塚市側の説明

落合克宏市長:

 子どもたちの豊かな心を育てるため、平塚市では赤ちゃんに絵本を贈るブックスタート事業を平成17年度に開始し、平成24年度には市内の小中学校全校に図書館司書の配置を完了するなど学校図書館事業の充実を進めてまいりました。
 また、ボランティア組織である子ども読書活動推進協議会や子ども読書活動ネットワーク運営委員会が組織されるなど、子ども読書活動が活発に推進されています。

 このような状況の中、平塚市はこのほど、県内の市町としては初めて国及び県と連動して5か年計画である第三次子ども読書活動推進計画を策定します。
 今回の計画では、大学教員や公募市民など庁外の構成員による「平塚市子ども読書活動推進懇話会」を中心に検討を行い「妊産婦や家庭等に向けた読書活動の啓発」などの提案を新たな施策に反映しました。6つの重点取組として「家庭」「地域」「学校等」「図書館」「啓発」の5つに、「ボランティア」を加え、進行管理は平成29年に中間評価の実施を予定しています。
 このたび、計画の素案をまとめましたので、パブリックコメントを実施し、市民の皆さんの御意見を募集します。詳細については、別添資料をご覧ください。

 

質疑内容の要旨


Q記者:初めて国と県と連動するとのことだが、何か違いがあるのか?
A中央図書館長:国の施策にのっとって平塚市がやることによって、国が子ども読書活動を進めるうえで重点的なことを平塚市が吸い上げることができると思います。

Q記者:今までの計画と変わりはないのか?
A館長:第二次計画までは他市町村でも策定していますが、平塚市は今回県内で初めて国と県と連携して事業を進めていくということです。

 

Q記者:今までの計画は国や県を参考にせず、今回の計画から国や県と連動するということか?
A館長:第一次、第二次計画でも国や県と連動してきました。他市町村は5か年計画のところを6年7年と延ばしているところが多いのですが、平塚市は5年で区切りをつけ、新たに平成27年度から平成31年度までの計画を策定します。

Q記者:今回「初めて」というのは、国や県と連動するのが初めてというわけではなく、第三次の計画が初めてということか?
A館長:第三次が策定されるのが県内初めてということです。

 

Q記者:目玉となる部分や今までと大きく違う部分はあるのか?
A館長:今までは0歳児、先ほど市長から説明のあったブックスタートから始めていたのですが、妊産婦の方たちを対象にして、妊産婦こそ、読書に親しむ大事な時期であると考え、通院される産婦人科等に資料をお配りして、啓発につなげていきたいと考えています。

Q記者:それは県内では初めてなのか?全国ではどうか?
A館長:全国のデータはありませんが、少なくとも県内では初めてです。

 

Q記者:他には今までと違う点はあるのか?ボランティアが加わるとあるが?
A館長:ボランティアについては今までもずっとやってもらっていますが、非常に負担が大きいので、5年計画の中でボランティアの負担を軽減しながら学校図書館整備をしたいと考えています。

Q記者:大学教員や公募市民など庁外の構成員による「平塚市子ども読書活動推進懇話会」は何人でどのくらいの期間をかけているのか?
A館長:4名で構成されており、現在までに6回開かれています。今後も開く予定です。

 

その他の質問


(ツインシティ)

Q記者:ツインシティはどうなっているのか?同意数などの状況は?
A市長:11月25日現在で、地権者353人のうち、同意者数が257人で72.8%です。面積ですが、58ヘクタールのうち、同意していただいた面積が38ヘクタールで65.5%です。人数については3分の2を超えていますが、面積では3分の2に達していないという状況です。

Q記者:組合設立は今年中は厳しいということか?
A市長:9月の議会でも申し上げたのですが、いろいろな手続きのことを考えますと、今年度内の組合設立は難しいという判断です。大変、厳しい状況がまだ続いていると判断しています。

Q記者:今年ではなく、今年度も厳しいということか?
A市長:今年度内が厳しいということです。

Q記者:議会でも答弁していたように、同意率8割、9割を目指すということか?
A市長:そうです。ツインシティは平塚市にとって、また神奈川県にとってまちを持続可能に維持していく、まちの魅力を発信していく可能性を秘めたまちづくりですので、何とか進めていきたいという思いは強いのですが、組合を作って進めるためには3分の2の同意が必要です。しかしながら、3分の2ではまちを作っていくためには厳しい数字だと思っています。できるだけ地権者の方にも必要性、有用性を理解いただき、丁寧な説明をしながら8割、9割の同意まで高めていかないとこれからまちづくりを進める取り組みの中では困難が大きくなってくると思いますので、行政(は言うまでもなく)、準備会の皆様ともしっかりと同意率を高めていく努力をしていきたいと考えています。

Q記者:組合設立の見通しはどのくらいか?
A市長:法定では3分の2の同意を超えると、組合設立の申請はできるのですが、準備会の人たちとの協議の中で、達したからといって満足するのではなく、もっと合意が高ければ高いほどまちづくりへの取り組みがスムーズになるので、同意率を年度末まで高めていきましょうというお願いをしています。

Q記者:来年度早々にも申請があるということか?
A市長:確実なことは言えませんが、地域全体で合意が高い中でまちづくりを進めるのが一番良いと考えています。それに向かって努力をしていただき、できれば年度内に高めていただきたいと思っています。ただし、年度内でどこまで同意率が上がるのかは、なかなか厳しいところがあると認識しています。

 

(衆議院選挙)

 

Q記者:衆院選が急な形で決まったが、どのように受け止めているか?市政への影響は?
A市長:消費税率を上げないと決まったわけですが、一番心配なのは来年度の予算編成も含めて、特に子ども・子育て・介護・医療などの部分への影響ですが、国が担保して進めていただきたい事業を自治体の財源ですべて賄うのは非常に厳しいと思います。その辺が危惧しているところです。日本全体として、子ども・子育てをはじめとする事業に取り組まなければいけない状況の中で、県、市町村などの基礎自治体に丸投げされても厳しいと思います。基礎自治体の立場としてはそこを危惧しています。選挙については、私の立場からはコメントを差し控えたいと思いますが、選挙後も国全体が抱えている問題が基礎自治体で抱えている問題でもあると思いますので、同じ方向を向いて、同じ気持ちでやっていただきたいという思いです。

Q記者:選挙中の応援については?
A市長:出陣式の際に激励をさせていただきたいと思います。

 

Q記者:それは特定の人ですか?
A市長:はい。

 

定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 中央図書館 管理担当 山田
電話 0463-31-0415
 
   

子ども読書活動推進計画(第三次)素案に対する
パブリックコメントの実施

 
 平塚市は、県内の市町としては初めて国及び県と連動して5か年計画である「第三次の子ども読書活動推進計画」を策定します。
 今回の計画では、大学教員や公募市民など庁外の構成員による「平塚市子ども読書活動推進懇話会」を中心に検討を行い「妊産婦や家庭等に向けた読書活動の啓発」などの提案を新たな施策に反映しました。6つの重点取組として「家庭」「地域」「学校等」「図書館」「啓発」の5つに、「ボランティア」を加え、進行管理は平成29年に中間評価の実施を予定しています。
 このたび、計画の素案をまとめましたので、パブリックコメントを実施し、市民の皆さんの御意見を募集します。
 

意見の募集期間

 平成26年12月5日(金)~平成27年1月6日(火)
 

計画素案の閲覧場所

 公民館、市民活動センター、市政情報コーナー、図書館などの公共施設で閲覧できます。また、平塚市、図書館ウェブサイトでも閲覧できます。
 図書館ウェブサイトURL(12月5日から) https://www.lib.city.hiratsuka.kanagawa.jp/
 

意見の送付先

 所定の用紙に住所、氏名、連絡先を記載のうえ、直接お持ちいただくか、次のいずれかの方法で中央図書館又は各地区図書館窓口にお寄せください。
 
 ファクス 0463-31-9984
 電子メール library@city.hiratsuka.kanagawa.jp
 郵送 〒254-0041 平塚市浅間町12-41 平塚市中央図書館
 

意見への回答

 なお、意見に対しての個別回答はいたしませんが、後日内容ごとに整理して公表します。(住所、氏名等の個人情報は公表しません)