旭小学校「くすのき再生プロジェクト」で「くすのき広場」が完成

平成27年2月23日

平塚市立旭小学校
担当 教頭 五十嵐 透
電話 0463-32-0136
 

旭小学校「くすのき再生プロジェクト」で
「くすのき広場」が完成

 
 平塚市立旭小学校(平塚市河内307、宇野雄子校長、児童数670名)の正門横にある1本のくすのき(樹高約16メートル)は、明治30~40年代に植えられ、100年以上旭小学校の子ども達を見守ってきました。これからも200年先も、子ども達を見守ってほしいと考え、くすのき委員会(児童会)が中心となって、平成26年4月から「くすのき再生プロジェクト」を立ち上げました。
 その後、公益財団法人かながわトラストみどり財団を通して申請をした、公益財団法人国土緑化推進機構が行う学校環境緑化モデル事業(株式会社ローソンが店頭で集めた募金からの寄付金を活用して実施)として、「緑と水の森林ファンド」事業助成金50万円の交付を受けました。
 このたび、樹木医さんや子ども達の協力のもと、くすのきの周辺を整備して「くすのき広場」が完成の運びとなりましたので、関わる方々を来賓として招き、記念式典を行います。
 今後は、子ども達や、学校にいらっしゃる地域の方々の憩いの場になることを願っています。
 
 

経過

平成26年8月、樹木医の方に、くすのきの健康診断をしていただきました。その結果おおむね良好ではあるが、土壌環境が良くないという診断でした。また、平成26年11月には、くすのきと子ども達との間を遮っていた、使っていない飼育小屋のフェンスを撤去し、くすのきを身近に感じられるよう周辺を整備しました。平成27年1月、くすのきの根を保護するために、子ども達が校内で集めた枯れ枝を粉砕器にかけ、ウッドチップを作り、それをくすのきの周りに敷き詰めました。その後、くすのきの周りに花壇(広さ約12平方メートル)を作成しました。花壇の周囲には子ども達が絵を描いたれんがを置きました。中には、校地内から集めた落ち葉を入れてから土を入れました。植えた草花だけでなく全体が明るい楽しい花壇になりました。くすのきの周辺のこの場所を「くすのき広場」と名付けました。樹木医さん、およびフェンスの撤去に関すること以外はすべて子ども達の力で行いました。
 

記念式典

 
日時
平成27年2月24日(火) 午前8時50分~午前9時30分
(雨天時及び前日が雨の場合は、体育館で行います)
場所
平塚市立旭小学校 正門横くすのき前
 
出席者
公益財団法人かながわトラストみどり財団(神奈川のみどりを守り育てる運動を推進する団体)、株式会社ローソン、地域来賓、教育委員会、PTA役員、5・6年児童、教職員他
 
日程
午前8時50分  開会
          学校長の言葉
          学校環境緑化事業の説明
          来賓あいさつ
午前9時10分  児童代表あいさつ
午前9時25分  くすのき委員会よりお礼の言葉
          記念撮影 
午前9時30分  閉会
 
  なお、この記念式典に先立ち、同日午前8時35分より、全校児童に完成を紹介する児童朝会を体育館で行います。