3月定例市長記者会見 ひらつかスポーツナビを開設します

平成27年3月25日

平塚市側の説明


落合克宏市長:

 まず、本題に入る前に私から。平塚市では本年4月1日の待機児童数ゼロを達成します。
 本市では平成23年4月に待機児童ゼロを一旦達成しておりますが、その後も保育需要の増加によりまして、待機児童が生じる状態にありました。
 そこで、平成23年度以降も引き続き、民間保育所の建替えに伴う定員増や、分園の整備等による受入れ枠の拡大、また弾力運用の活用、また入所不承諾になった方に対し、一人でも多くの方が入所できるように、きめ細かく入所のあっせんをするなどの取組みをしてまいりました。
 これらの取組みを通じまして、改めて本年4月に国が定める定義による待機児童ゼロを達成することができました。今後も引き続き安心して子どもを産み、育てる環境づくりに取組んでまいりたいと思います。

 それでは、お手元の資料「ひらつかスポーツナビを開設します」をご覧ください。
 「平塚市スポーツ情報ポータルサイト(通称 ひらつかスポーツナビ)」を平成27年4月1日に開設します。スポーツ団体が記事投稿できる機能を備えましたスポーツ情報を一元化したポータルサイトは県内で初めてです。
 サイトの概要としては、約80のスポーツ団体情報の紹介ページを公開します。今後、地域で活動するスポーツ団体も含め、約450団体を紹介する予定です。
 公的スポーツ施設情報も、約30施設を紹介します。今後、民間施設も含む約130施設の情報を紹介する予定です。
 スポーツ課主催の大会情報だけではなく、市内の大きなスポーツイベントから各スポーツ団体のイベントも記事投稿機能を使ってお知らせします。
 このスポーツナビを市民の皆様に利用していただき、スマホ、タブレットなど、パソコンだけではなくて多様な利用端末からスポーツ情報を「いつでも」、「どこでも」、「気軽に」得ていただき、スポーツへの興味・関心を高めていただきたいと思います。このスポーツナビを市民の皆様がスポーツ活動、健康増進のきっかけづくりに活用いただければと思います。説明は以上です。

 

質疑内容の要旨


Q記者:予算はいくらか?
Aスポーツ課担当長:平成26年度については、113万4000円です。

Q記者:今後の維持費は?
A担当長:平成27年度につきましては、市の予算としては87万2000円です。


Q記者:これは市民団体に支払われるのか?
A担当長:ポータルサイトの維持運営の費用に充てています。

Q記者:市民活動団体には何か支払われれるのか?
A担当長:市民活動団体にはサイトの構築作業をしていただいているので、負担金という形でこの金額が支払われます。


Q記者:県内で初めてということだが、平塚市のスポーツ事業の位置付けは?
A市長:一昨年、スポーツ推進計画を立てました。今までもスポーツは活発な市ではあったのですが、施設等を利用していろいろなスポーツをしていこう、それを市民の健康増進ですとかまちづくりに役立てていこうということで、「する」、「見る」、「支える」という立場から推進計画を立てましたので、健康づくり、まちづくりの中核としてスポーツは位置づけられていると考えています。

Q記者:一昨年のスポーツ推進計画の流れの一つと考えていいか?
A市長:大きな流れの一つではあると思います。


Q記者:市民の方への情報提供の強化ということか?
A市長:はい。
 

定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市教育委員会
担当 スポーツ課 市川
電話 0463-31-3060
 

ひらつかスポーツナビを開設します

 
 「平塚市スポーツ情報ポータルサイト(通称 ひらつかスポーツナビ)」を平成27年4月1日に開設します。スポーツ団体が記事投稿できる機能を備えたスポーツ情報を一元化したポータルサイトは県内で初めてです。
 

サイト概要

 平成26年度の市民提案型協働事業として採択され、ICTを活用した市内スポーツ情報広報推進事業を企画提案した市民活動団体と、平成26年度から協働でスポーツ情報ポータルサイト(団体、イベント、施設等を一元化したサイト)を構築し、平成27年4月1日から運用を開始します。
 ひらつかスポーツナビ公式サイト(外部リンク)
 市民活動団体 認定NPO法人湘南ふじさわシニアネット(http://www.sfs-net.com/

 

スポーツ団体情報

 約80の団体(平塚市体育協会加盟の各種目協会、各地区体育振興会、市民スポーツ団体等)の紹介ページを公開します。今後、地域で活動するスポーツ団体も含め、約450団体を紹介する予定です。
 

スポーツ施設情報

 約30の公的スポーツ施設情報を紹介します。今後、民間施設も含む約130の市内スポーツ施設情報を紹介する予定です。
 

イベント情報等

 スポーツ課主催の大会情報だけではなく、市内の大きなスポーツイベントから各スポーツ団体のイベントも記事投稿機能を使ってお知らせします。
 

特徴

 平成26~28年度3カ年の協働事業として、紹介するスポーツ団体数やスポーツ施設数を段階的に増やすとともに、市民活動団体のノウハウを生かした市民が使いやすいサイトになるよう機能の整備や改善を図りながら充実したスポーツ情報の提供を行います。
 

利点

  • 市民は、スマホ、タブレット等、パソコンだけではなく多様な利用端末からスポーツ情報を「いつでも」、「どこでも」、「気軽に」得ることができます。
  • スポーツ情報を得たい市民がワンストップで活用することができ、効率性や利便性の向上、選択の幅が広がります。
  • 大きなスポーツイベントから身近な地域のスポーツ団体情報までが気軽に得られることで、スポーツへの興味・関心の高まりが期待でき、「する」「観る」「支える」と多様な係わり方による市民のスポーツ活動、健康増進のきっかけづくりとなります。
  • 各スポーツ団体がイベントやお知らせを自ら情報発信(記事投稿)できます。
  • 各スポーツ団体は、単独で発信していたスポーツ情報が一元化されることにより、情報発信力が高まります。また、ホームページを持たない団体にとっては簡易的なウェブページが持てることで、広く周知することが可能となります。なお、各スポーツ団体が自団体ページの編集ができる機能も備えています。
  • 市民活動団体は、サイトに関する開発や運営のノウハウに実績や技術力があり、諸課題へ柔軟に対応する組織力も備え、団体が持つ専門性を継続的に利活用できます。
 

市民提案型協働事業

 市民活動団体が、行政から提示されたテーマや、自ら設定した地域の課題などについて、行政との協働により課題の解決を図るものです。市民活動団体から事業の企画提案を公募し、一次審査(書類選考)、行政との意見交換を経て、審査会で選考された事業を実施いたします。
 スポーツ課が市民提案型協働事業のテーマ設定部門として、「ICTを活用した市内スポーツ情報広報推進事業」を提示し、市民活動団体がスポーツ情報ポータルサイト構築・運営事業として企画提案し、平成26年度の協働事業として採択されました。
 

認定NPO法人 湘南藤沢シニアネット

 情報技術分野に限らず、健康維持や環境保全など様々な支援事業をシニアの豊富な経験・知識・技術を生かして地域社会に貢献することを目指すNPO法人で、藤沢市との協働事業で地域情報サイト(えのしま・ふじさわポータルサイト「通称 えのぽ」)の開発実績のほか、35団体のホームページ制作・運用などの事業を実施しています。
 平成15年(2003年)6月設立、会員108名(平成25年9月)、事務所は藤沢市藤沢。