平塚市自転車利用環境推進計画を初めて策定

平成27年3月30日

平塚市
担当 交通政策課 交通政策担当 中嶋
電話 0463-21-9840
 

平塚市自転車利用環境推進計画を初めて策定

 
 平塚市では、自転車の利用しやすいまちづくりを推し進めていくため、平塚市自転車利用環境推進計画を初めて策定しました。
 鉄道駅が1つであることや市域の大部分が平坦な地形であることから、通勤や通学、買物などの移動手段として多くの市民が自転車を利用しています。
 しかし、自転車に関連する事故も多く、神奈川県交通安全対策協議会より、平成16年度から11年連続で、「自転車交通事故多発地域」に指定されています。
 また、平塚駅を中心として、放置自転車が多いなどの課題も抱えています。それらの課題に対し、以前より取組んでいる自転車諸施策をさらに推進し、自転車の走行環境整備や放置自転車対策、交通ルール・マナー啓発、さらにはまちの活性化につながるような自転車の利用促進策など、ハード、ソフト一体となった計画です。
 

平塚市自転車利用環境推進計画の施策体系

 4つの柱を設定し、ハード、ソフト両面からの自転車施策を展開します。
 
  1. 『走る』
 自転車の安全で快適な走行環境の向上とその連続性を確保するため、利用ニーズに応じた自転車ネットワークを配置し、利用者に分かりやすい自転車走行帯整備に取り組んでいきます。
  1. 『停める』
 放置自転車の解消にあたっては、駐輪台数や利用形態のニーズを把握したうえで駐輪場を整備し、そのうえで駐輪場を利用していただけるように、駐輪マナーの啓発と放置自転車の撤去徹底を継続します。
  1. 『活かす』
 公共交通との連携や観光振興などに対応するため、比較的平坦な地形を活かし、自転車を活用した交通結節点の強化や市街地の回遊性向上に取り組んでいきます。
  1. 『守る』
 自転車を安全に利用するため、「自転車適正利用の推進」「交通安全思想の普及」を柱に、自転車利用のルール、マナーの啓発に取り組んでいきます。
 
 
パブリックコメントでは、17件の意見がありました。
 

閲覧方法

 「平塚市自転車利用環境推進計画」は、パブリックコメントの結果とともに、3月31日(火)からホームページで閲覧ができます。計画の冊子版は製本が出来次第(5月下旬を予定)、主な公共施設(市政情報コーナー、各公民館、各図書館、駅前市民窓口センター、市民活動センター)で閲覧できる予定です。