7月定例市長記者会見 提案型ネーミングライツパートナーを募集

平成27年7月23日

平塚市側の説明


落合克宏市長:

 提案型ネーミングライツパートナーの募集についてご説明いたします。
 それでは、お手元の資料をご覧ください。
 平成26年の6月から8月にかけまして提案型ネーミングライツパートナーを募集いたしましたが、応募者がありませんでした。そこで、募集手法を一部改善して募集を行います。
 募集手法の改善点は、「重点導入施設及び希望価格」を示す点です。「重点導入施設」はネーミングライツの導入を積極的に推進する施設であり、対象施設を具体的に示しています。重点導入施設には、希望価格を設定します。ただし、希望価格はあくまでも市が希望する価格であり、当該価格以下の募集を妨げるものではありません。なお、これ以外の公共施設につきましても「導入対象施設」に示すとおり対象となります。
 ネーミングライツ期間から事前相談までにつきましては、昨年の募集と変更はありません。募集期間等につきましては、資料に示すとおりです。

 

質疑内容の要旨

 

Q記者:希望価格の根拠はあるのか?
A市長:今まで5施設にネーミングライツを導入しているが、これらの契約金や利用者数、メディア露出度、イベントや大会の開催実績などを勘案して設定させていただきました。


Q記者:申し込みを希望者が希望価格について聞いたら、資料等は示せるということか?
A市長:そうですね。

 

Q記者:平塚漁港に利用者がいるのか?
A資産経営課長:新港駐車場の利用台数、漁港の中にあるフィッシャリーナの利用船舶数、釣り大会の集客数などを加味しています。

Q記者:希望価格以下の募集を妨げないとあるが、例えば希望価格50万円の施設に1万円の応募があった場合も大丈夫ということか?
A資産経営課長:応募は企業や団体に限定していますので、価格が極端に低くなることは想定しにくいと考えます。また、希望価格を設定していますが、それ以外にボランティア清掃ですとか、企業の特性をいかした提案があれば、希望価格より低くても、導入される可能性はあります。

 

Q記者:希望価格は3年間の金額か?1年間の金額か?
A資産経営課長:1年間の金額です。

Q記者:希望価格を示したのは企業等から意見があったのか?
A資産経営課長:企業からそのようなご意見はなかったのですが、ネーミングライツパートナー検討委員会という庁内組織がありまして、今回の結果報告をしたところ、提案型の対象となる施設が分かりにくいですとか、金額について目安になるものがないという意見がありましたので、今回提示させていただきました。

 

Q記者:基準や目安を示すことで不安感を払しょくするということか?
A資産経営課長:目安があることによって、応募するきっかけになればと考えています。どの施設でも導入可能と言った場合でも、具体的な基準等がないと、なかなか手を挙げづらいということもありますので、その辺りを加味しています。
 

 

定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 企画政策部資産経営課資産経営担当 石井、齊藤
電話 0463-21-8763
 

提案型ネーミングライツパートナーを募集

 
 提案型ネーミングライツパートナーを今年も募集します。平成26年の6月から8月にかけても同様の募集をしましたが、応募者がありませんでした。そこで、ネーミングライツの導入を推進する施設として重点導入施設を示して募集を行います。
 

重点導入施設及び希望価格

  ネーミングライツの導入を積極的に推進する施設として重点導入施設4施設を示し、希望価格を設定します。希望価格はあくまでも市が希望する価格とし、当該価格以下の応募を妨げるものではありません。
  なお、重点導入施設は対象施設を具体的に示すために利用者数やイベント等の開催実績などを踏まえて選定し、希望価格の設定もこれらの実績を踏まえました。
 
重点導入施設
ネーミングライツ重点導入施設 希望価格(消費税額及び地方消費税額を含む年額)
平塚漁港(フィッシャリーナを含む) 50万円
馬入・光と風の花づつみ 80万円
馬入サッカー場 200万円
湘南ひらつかパークゴルフ場 80万円
 

導入対象施設

 スポーツ施設、文化施設、公園など主に市民が利用する公共施設とします。ただし、庁舎、平塚競輪場、学校、幼稚園、平塚市民病院、平塚市聖苑、ネーミングライツ導入済み施設及びネーミングライツ導入済み施設が設置されている公園を除きます。
 

ネーミングライツ期間   

 原則として3年以上の期間でネーミングライツ期間の始期を含めて提案します。
 

ネーミングライツ料

 消費税額及び地方消費税額を含む年額のネーミングライツ料を提案します。
 

ネーミングの条件

 原則として20文字以内で提案します。施設によっては、愛称に含める文字を示す場合や略称を設ける場合があります。
 

事前相談

 提案型ネーミングライツの取得を検討する法人は、応募前に市に事前相談を行います。事前相談によりネーミングライツの導入対象として適しているか等の判断を市が行い、適している施設に応募してもらいます。
 

募集期間

 平成27年8月7日(金)~平成27年10月30日(金)
 募集要項を8月6日(木)にホームページに掲載