「平塚市教育委員会の点検・評価報告書」を作成 奏プラン100事業について点検・評価

平成27年10月26日

平塚市
担当 教育総務課 企画担当 斗澤
電話 0463-35-8113
 

「平塚市教育委員会の点検・評価報告書」を作成
奏プラン100事業について点検・評価

 
 平塚市教育委員会は、教育行政の客観性を高めるため、学識経験者の知見を活用して点検・評価を行い「平塚市教育委員会の点検・評価報告書」をまとめました。
 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正(平成20年4月1日施行)を受け、昨年度に引き続き報告します。
 教育委員会事務の管理・執行状況については、毎年、点検・評価を行い、その結果を議会に提出するとともに、市民に公表します。
 

点検・評価の対象

 平成26年度実施の「平塚市教育振興基本計画(別称『奏(かなで)プラン』)」の6つの重点項目で掲げた100事業と、平成26年度の教育委員会会議及び委員の活動全般を対象に行いました。
 なお、第1部「詳細な点検・評価事業」17事業については、それぞれの事業ごとに詳細な記述をし、それ以外の全事業は第2部「全事業の評価一覧」にて一覧形式で簡易にまとめました。
 

点検・評価の方法

 重点項目ごとに各事業の実績を明らかにするとともに、教育委員会各課が自己評価の記述をし、達成度の評価と今後の方向性の観点から指標評価を行いました。その後、評価の客観性を高めるために教育に関する学識経験者3人からの意見を受け、教育委員会としての総合見解を記述しました。
 
 
 

重点項目の指標評価結果(事業数100事業)・評価指標 
評価指標 説明 方向性 事業数
完了 事業目的達成により完了 目的が達成できたため、事業完了 2
A 年度目標達成(100%) 年度の目標を順調に達成した。引き続き事業を継続(改善も含む)する。 62
B 年度目標未達成(継続) 年度の目標まで達成できなかったが、達成に向けて次年度も継続する。 36
C 年度目標未達成(見直し) 年度目標まで達成できず、事業の見直しが必要である。 0
廃止 廃止 事業自体の廃止又は廃止の方向で検討する。 0
 

点検・評価結果の特徴

 今回の点検・評価で事業完了となる2事業は、事務効率化のために他事業と統合したものと事業の当初目的を達成したため計画事業の位置づけを見直したものとなります。その他、約6割の事業では年度当初の目標を達成することができ、引き続き事業を継続します。
新たに平成26年度から奏プラン事業として位置付けられた「手話ダンスによる健康づくり事業」では、学識経験者から「福祉と生涯教育の連携した事業で、障がいのある方も参加しやすくとても良い取組みである」、「今後もより多くの方に参加してもらえるようイベント周知に努めてもらいたい」とのご意見をいただきました。
 「スクールソーシャルワーカー派遣事業」では、「子どもたちの問題行動等について早期発見、早期対応が大事であり、社会福祉に関する専門的な知識や技術を有するスクールソーシャルワーカーを派遣することで相談しやすい体制作りときめ細やかな対応を続けてもらいたい」との評価、意見をいただきました。
 

市民への公表

 平成27年10月26日から 平塚市ホームページに掲載
 公民館等社会教育施設で閲覧