2月定例市長記者会見 次期平塚市総合計画と平塚市総合戦略を策定

平成28年2月10日

平塚市側の説明、質疑応答の要旨は「平成28年度当初予算案を編成」に一括して掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 企画政策課 計画推進担当 古田
電話 0463-21-8760
 

次期平塚市総合計画と平塚市総合戦略を策定

 
 市政運営を行うための指針として、また、最上位の行政計画として平成28年度から平成35年度までの8年間を計画期間とする新たな総合計画を策定しました。
 現在の総合計画は、計画策定から9年目を迎え、その間、本市では人口の減少が始まるとともに、産業構造の変化など、社会経済状況の変化が生じています。次期総合計画では、これからの時代により的確に対応していくため、パブリックコメントや総合計画審議会などの意見を踏まえ、総合的に進める分野別施策と本市が特に力を入れて取り組む重点施策で構成する計画としてまとめました。
 また、本計画の重点施策は、国から地方自治体に策定が求められている地方版の総合戦略と目的を同じくするものであり、本計画と一体的に策定することが有効であることから、併せて本市の総合戦略も策定しました。
 

次期総合計画の施策体系

次期総合計画は「子や孫へたしかな平塚をつなぐ」ために必要な分野別施策と「選ばれるまち・住み続けるまち」へ向けて、重点的に取り組むべき施策を分野別施策の中から抽出し、別に掲げた重点施策の2つで構成しています。
なお、この重点施策が総合戦略にあたります。
 

分野別施策

  1. 豊かな心と文化をはぐくむまちづくり
お互いを理解し、尊重し合える心のやさしさと、学びの意欲や豊かな感性をもった人が育ち、人々の活発な交流をとおして人の輪をつなげ広げていく、よろこびと活力にあふれたまちを目指します。
  1. 安心して暮らせる支え合いのまちづくり
子育て支援や福祉の充実、防犯や防災の取組など、地域の人と人、そして行政が一体となって互いに支え合うことで、市民の誰もが生きがいをもって幸せに暮らせ、安全に安心して住み続けることのできるまちを目指します。
  1. 自然と人が共生するまちづくり
自然環境の保全や循環型社会の構築を進めるとともに、環境に配慮した快適な都市空間の整備を進めることにより、自然と人が共生した、持続可能な社会として発展するまちづくりを目指します。
  1. 活力とにぎわいのあるまちづくり
平塚の特性を活かしながら、各産業のバランスのとれた振興を図るとともに、新しい産業の創出、多様な担い手の確保を目指すことにより、安定した魅力ある産業を培います。また、多彩な観光資源の魅力を高めるとともに、積極的な情報発信を行い、人が集まり活気があふれるまちを目指します。
 

重点施策(総合戦略)

  1. 強みを活かしたしごとづくり
地域経済や地域産業に関する特性と資源を分析し、本市の強みを活かしたしごとづくりを進めます。
  1. 子どもを産み育てやすい環境づくり
結婚・出産・子育ての切れ目のない支援により、未来の宝である子どもたちが安心して暮らせるまちづくりを進めます。
  1. 高齢者がいきいきと暮らすまちづくり
高齢者がいつまでも生きがいを持ち、住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりを進めます。
  1. 安心・安全に暮らせるまちづくり
防犯や交通安全活動、消費者啓発を通じた日常生活の安心と、自助・共助・公助の連携による災害発生時の安全が確保されたまちづくりを進めます。
 

閲覧方法

2月10日(水)より、平塚市ホームページで閲覧ができます。計画の冊子版は製本が出来次第(2月中を予定)、市役所、各公民館、各図書館、駅前窓口センター、市民活動センター、各福祉会館、子育て支援センター、保健センター、青少年会館、豊原分庁舎で閲覧できる予定です。