5市町連携で障害者差別解消支援地域協議会を設置

平成28年3月31日

平塚市
担当 障がい福祉課地域生活支援担当 杉﨑
電話 0463-21-8774

5市町連携で障害者差別解消支援地域協議会を設置


 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)が4月1日に施行されることに伴い、同法に基づく湘南西部障害保健福祉圏域障害者差別解消支援地域協議会を創設します。
 この協議会は、平成27年7月、全国に先駆けて広域で「障害者差別解消支援地域協議会湘南西部圏域モデル協議会」を立ち上げ、内閣府のモデル事業に選定されたことを受けて、この組織を引き継ぐ形で本設置へ移行し、障害を理由とする差別に関する相談体制づくりや差別の実態把握を進めます。
 平成28年度は平塚市が事務局となり、同協議会を運営します。
 

連携のメリット

 障害者差別解消支援地域協議会を広域設置することにより、障がい者差別の解消に関する共通的な事項は共同で取り組むことが可能となります。各市町が単独で障がい者差別の解消に資する取り組みを進めるよりも事務の効率化が図られ、スケールメリットを発揮することができます。
 

構成市町

 湘南西部障害保健福祉圏域
 平塚市・秦野市・伊勢原市・大磯町・二宮町(3市2町)
 湘南西部障害保健福祉圏域とは、神奈川県が、保健・医療・福祉における広域的な連携のため、二次保健医療圏を基本として設定した、8つの区域のうちの1つです。
 

構成機関

 市町(障害福祉担当課)、障がい福祉サービス提供事業者、公共職業安定所、就業・生活支援施センター、特別支援学校、障がい当事者団体、社会福祉協議会、児童相談所、保健福祉事務所、各市町自立支援協議会などで構成されます。
 

所管事項

  1. 関係機関等が対応した相談事例の共有
  2. 障がい者差別に関する相談体制の整備
  3. 障がい者差別の解消に資する取組(好事例等)の共有・分析
  4. 障がい者差別と思われる事案にかかる紛争の防止、解決の後押し
  5. 障がい者差別の解消に資する取組の周知・発信や障害特性の理解のための研修・啓発