湘南ひらつか花火大会で負傷事故が発生

平成28年8月30日


平塚市
担当 商業観光課 観光担当 仲手川
電話 0463-35-8107
 

湘南ひらつか花火大会で負傷事故が発生

 
 平成28年8月26日(金)午後7時~8時に、相模川河口を会場に開催した第66回湘南ひらつか花火大会(主催:平塚市、実施団体:湘南ひらつか花火大会実行委員会)で、打ち上げ花火の破片が落下し、見物客2人が怪我をする事故が発生しました。
 2人は会場で応急手当てを受けた後、医療機関に搬送され、70代女性1人が破片で額を切り3針縫い、男子児童1人の目に燃えかすが入る軽傷を負いました。
 

当時の状況

 約3,000発を打ち上げましたが、花火打ち上げ直前の平均風速は、花火業者の計測により、毎秒3.8メートルであり、最大でも毎秒5.6メートルでした。風速は基準値内でしたが、観覧席方向へ風が吹いていたので、花火の燃えかすや破片の落下に注意するよう花火打ち上げ前から打ち上げ中にかけて場内放送をしていました。
 
 

今後の対応

 事故の原因を究明するとともに、花火の打ち上げにおける風向きや花火の設置方法などについて、関係機関や団体と協議をし、来年以降の安全確保に努めていきます。
 
 

花火打ち上げ場所と観覧席との保安距離

 神奈川県の煙火消費における保安距離の基準に従い、平塚市では花火打ち上げ場所と観覧席は8号玉(直径約24センチメートル)で250メートル以上、尺玉(直径約30センチメートル)では300メートル以上離して設置していました。また、風速が毎秒10メートル以上の場合には、花火の打ち上げを中止する基準を設けています。