12月定例市長記者会見 防犯街路灯・道路照明灯を一括でLED化
平成28年12月21日
防犯街路灯・道路照明灯を一括でLED化
平塚市側の説明
落合克宏市長:
「防犯街路灯・道路照明灯を一括でLED化」について、ご説明いたします。
平塚市では、さらなる環境負荷の低減や安心・安全なまちづくりのため、市内の防犯街路灯および道路照明灯、約16,900灯のうち、LED化されていない約8,000灯を、民間事業者による省エネサービス事業であるESCO(エスコ)事業により、平成29年2月末までに、LED灯へ交換いたします。
また、LED灯への交換後は、平成29年3月1日から10年間、照明機器などの維持管理業務をESCO事業者に委託します。
本事業の特徴といたしましては、防犯街路灯と道路照明灯を所管する2課が連携して実施する点ですとか、防犯街路灯のうち、10灯を災害等の停電時に対応できる蓄電池内蔵型にすることなどがあげられます。
なお、ESCO事業により防犯街路灯と道路照明灯を一括してLED化するのは、県内では初めての取組みとなります。
事業実施の効果でありますけれども、経費削減効果といたしまして、10年間で、約3,800万円の削減ができると見込まれます。
また、電力量削減効果といたしまして、年間で約200万kWh(キロワットアワー)、約71%の電力量を削減できる見込みであります。
LED灯は、長寿命で故障しにくく、常に安定した照度で路面を照らせるために、夜間の安心感の向上が図られ、安心・安全なまちづくりに寄与するものと考えております。
私からの説明は以上です。
質疑内容の要旨
質問はありませんでした。
その他の質問
Q記者:福島からの避難者で、市内でいじめのケースは。
A市長:平成28年11月現在、平塚市教育委員会で把握している被災地から転入してきている児童・生徒は6人で、いずれの児童・生徒もいじめなどにあっていないことを確認しております。
定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。
記者発表資料
担当 危機管理課 危機管理担当 池谷
道路管理課 維持担当 岡田
電話 危機管理課0463-21-9863 道路管理課0463-21-8794
防犯街路灯・道路照明灯を一括でLED化
平塚市では、さらなる環境負荷の低減や安心・安全なまちづくりのため、市内の防犯街路灯及び道路照明灯のLED化事業を、庁内2部署(危機管理課・道路管理課)が連携して実施しています。
市内全域の約16,900灯(防犯街路灯約14,800灯、道路照明灯約2,100灯)のうち、LED化されていない約8,000灯(防犯街路灯約6,700灯、道路照明灯約1,300灯)を、年度内に、民間事業者が省エネルギーに関する包括的なサービスを提供するESCO(エスコ)事業を活用し、一括してLED灯に交換します。交換工事を平成29年2月末までに完了させ、3月1日から10年間、照明機器の維持管理を委託します。
県内で、ESCO事業により防犯街路灯と道路照明灯を同時に一括でLED化を進めるのは、初めての取組みです。
なお、防犯街路灯については、自治会等の維持管理負担の軽減を図るため、本年4月に、自治会等から市へ約8,000灯の移管を受けており、そのうちのLED化がされていなかった約6,700灯をLED化するものです。
また、防犯街路灯の一部については、災害等の停電時に対応できる蓄電池内蔵型や、塩害に強い重耐塩仕様の灯具に交換します。
主な業務内容
- 防犯街路灯及び道路照明灯のLED化工事
- 電柱等への管理プレートの設置
- 地図及び台帳による管理システムの整備
- 維持管理業務
事業期間
LED化事業 平成28年11月21日から平成29年2月28日まで
維持管理事業 平成29年3月1日から平成39年2月28日まで(10年間)
事業費
委託料 総額(10年間) 約3億4,000万円
事業の効果
- 経費削減効果
電気代や球切れ交換など維持管理経費が、10年間で約3,800万円の削減。
- 電力量削減効果
年間約200万kWhの削減(削減率約71%)。
一般家庭673軒分の年間使用量に相当します。
- 二酸化炭素排出量削減効果
年間約1,014tの削減(削減率約71%)。
平塚市総合公園約34個分の面積の森林が年間に吸収する量に相当します。
契約先(ESCO事業者)
日本ファシリティ・ソリューション株式会社 他2社