放射線の詳細調査を実施

平成23年11月4日

平塚市
担当 環境保全課 環境保全担当 高橋
電話 0463-21-9764
 

放射線の詳細調査を実施

公共施設で子どもたちが触れる可能性があり、マイクロスポットとなりやすい場所の放射線量を測ります

 
   東日本大震災による原子力発電所の事故を受け、放射線に対する市民の関心が高まっています。平塚市では6月以降、小・中学校のグラウンドを始め、子どもたちが集まる場所を中心に放射線量の測定を実施してきました。その結果、平塚市内では、測定値はすべて国が示している制限値内であり、また、地域間の測定値に大きな違いが見られませんでした。
   しかし、首都圏の一部地域において、局所的に放射線量が高い箇所が発見されたとの報道が相次いでいるため、市民の皆様の不安解消を目的として、市内全域をメッシュに区切り、29施設を抽出して、放射線量の詳細調査を実施することとしました。調査は、各施設の中で、放射線量が高くなると思われる、すべり台等の下、雨どいの下、側溝や落ち葉の集積所などの放射線量を測定します。
 

測定場所

   選定施設及び測定ポイントは以下のとおり。
 幼稚園3、小学校8、中学校4、保育園4、子どもの家2、公園8(合計29施設)
 上記施設内の砂場、すべり台等遊具の下、雨どいの下、側溝、落ち葉の集積場等
 

測定方法

使用サーベイメータ:日立アロカメディカル(株)製 TCS-172B
測定高さは、5cm、50cm及び1mとする。
 

測定実施期間

  平成23年11月7日(月)から、順次実施予定。
 

測定実施者

  環境部環境保全課職員、その他関係課職員で実施する。
 

測定結果の評価と対応について

  環境省が示している毎時0.23マイクロシーベルトを判断の目安として、これを超える放射線量が測定された場合には、清掃や土砂の除去など適切な対応をとることとする。
 

測定結果の公表

  測定が終了後、対応内容を含め、速やかに報道発表及びホームページ、携帯メール等で公表する。