市長こらむ

 市長が市政などに関する思いをつづった「市長こらむ」を、広報ひらつか第3金曜日号に掲載しています。
 広報ひらつかに掲載した「市長こらむ」の内容をご紹介します。

平成29年(2017年)9月

五感を澄ませ 身近な自然の変化を感じる

  • 馬入水辺の楽校での自然観察会の様子 馬入水辺の楽校では自然観察会を開催します
 今年の夏は梅雨に雨が少なかったり、梅雨明け後に雨が続いたりして、天候が不順でした。加えて、夏の風物詩のセミにしても、かつては聞くことが少なかった南方系のクマゼミのシャアシャアと鳴く声が、市役所周辺で多く聞こえていました。

 9月に入り、日中は汗ばむ陽気でも、夜には秋の虫の声が聞こえ、心が落ち着きます。近ごろ、その声にも身近な環境の変化を感じるようになりました。「久領土手 くつわ虫すだく 魚みち」と港地区郷土いろはかるたで読まれたクツワムシですが、ガチャガチャと鳴く声を市内で聞くことはめっきり減ってしまいました。一方で、街路樹の上でリューイリューイと鳴く外来種のアオマツムシは、勢力を広げているそうです。

 これらは、都市化や地球温暖化の影響かもしれません。環境問題というと、原生林の絶滅危惧種や南の海のサンゴ礁などを思い浮かべますが、足もとの自然環境にも関心を持ち続けたいと思います。

 こんなことを考えたのは、「馬入水辺の楽校」を基軸に環境視点のまちづくりに取り組む臼井勝之さんの話を伺ったからです。臼井さんらは、今年の6月に「NPO法人 暮らし・つながる森里川海」を立ち上げ、川の自然環境の保全や親子で楽しめる環境学習、自然と触れ合える場づくりなどを展開しています。

 活動を通して「野で遊ぶ子どもの姿を見掛けなくなった」、「自然観察会でヒバリのさえずりやツバメの姿を紹介しても、聞こえていない、見えていない人が多い」と臼井さんは言います。私たちはいつの間にか自然から離れてしまっているのかもしれません。

 間もなく、市内でもキチキチと鳴くモズの声を聞いたり、真っ赤なカラスウリを見たりすることができます。海岸では、波に洗われた木の実を拾うこともできます。深まる秋に、身近な河原や里山、砂浜などに出掛ける時間も大切にしていきたいものです。
 

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