市長コラム

 市長が市政などに関する思いをつづった「市長コラム」を、広報ひらつか第3金曜日号に掲載しています。
 広報ひらつかに掲載した「市長コラム」の内容をご紹介します。

平成30年(2018年)7月

国際交流は草の根から時間をかけて

  • 中原中学校で交流するアリートゥス市訪問団 アリートゥス市訪問団が中原中学校で交流
 日本代表も大健闘したサッカーW杯ロシア大会。8強入りは逃しましたが、「半端ない」プレーに私も感動しました。

 夢中で応援した一因は、湘南ベルマーレ出身の遠藤航(わたる)選手(現在、浦和レッズ所属)が代表入りしていたから。遠藤選手が湘南で懸命にプレーしていた当時を思い出すと、代表メンバーとして日本中の期待を背負い、大きく成長した姿を誇らしく思います。

 湘南ベルマーレは今年でクラブ創立50周年。平成10年のW杯フランス大会には、代表選手を4人送り込んだこともありました。「選手育成」は、湘南ベルマーレの哲学でもあります。ホームタウンとして、チーム、そして選手を支えていきたいと考えています。

 さて、今大会の舞台であるロシアと、予選リーグの同じH組で戦ったポーランドに挟まれたバルト三国の一つがリトアニアです。同国は2年後の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の事前キャンプを本市ですることになっており、スポーツ分野での交流はすでに始まっています。

 市民レベルの交流では、同国アリートゥス市の訪問団が昨年に続いて今年も、七夕まつりに参加しました。訪れた中高生は日本文化に触れたり学校を訪問したりと、友好を深めました。

 また、米国の国際姉妹都市ローレンス市からは、毎年、七夕まつりに青少年たちが訪れています。姉妹都市の提携から28年目を迎え、市民訪問団や青少年派遣などで関わった人の数は、両市合わせて1千4百人以上となりました。

 世界の大きな枠組みの中に日本がある以上、国境を越えた人の行き来は、ますます進んでいきます。国家単位の友好親善もありますが、市民の草の根交流こそが、国際交流の基本であると考えます。

 国際交流は一朝一夕で成るものでなく、長い年月を必要とします。地道な交流が互いを理解しようとする心をはぐくみ、それが世界平和へとつながるよう願っています。 
 

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