3月定例市長記者会見 平塚市の魅力をPR ふるさと寄附金へのお礼の品の送付を開始します

平成29年3月22日

平塚市の魅力をPR
ふるさと寄附金へのお礼の品の送付を開始します
平塚市側の説明


落合克宏市長:
 4月から開始いたします「平塚市ふるさと寄附金事業」におけるお礼の品について、ご説明を申し上げます。
 まず、事業の概要ですが、“選ばれるまち・住み続けるまち”への取組の一環といたしまして、「平塚市の魅力」を市外に発信するとともに、財源確保を図るため、平成29年4月3日、月曜日以降、市外在住者からの1回につき1万円以上の寄附金に対しお礼の品を送付します。
 シティプロモーション事業と連携し、「平塚市の良いものを市外へ発信」という意味を込めまして、寄附金の名称を「#hiratsukagood(ヒラツカグッド)ふるさと寄附金」としています。
 次にお礼の品ですが、お手元の資料「お礼の品一覧表」をご覧ください。
 こちらにいくつか実際のお礼の品も御用意しましたので併せてご覧いただきたいと思います。
 「平塚市の魅力を発信するお礼の品第1弾」ということで、全33品目を用意いたしました。
 素晴らしい品を提供いただいた事業者の方々にはお礼申し上げるとともに、引き続き御協力を賜りたいと願っております。
 なお、お礼の品は随時募集しておりまして、決定次第、ホームページ等で紹介してまいります。
 次に、手続きの方法ですが、インターネット上で多くの自治体のお礼の品を一度に閲覧できるポータルサイトサイトというものを利用します。
 「ふるさとチョイス」というサイトが最も代表的なサイトになりますが、これに掲載するほか、「ふるなび」というサイトも活用いたします。
 また、寄附金の納付方法ですが、従来の現金書留や振り込みなどに加えまして、新たに「クレジット決済」を導入し、寄附者の手間を省くことができるようになります。
 次に、集められました寄附金の使い道についてですが、寄附者が寄附を行う際に、使ってほしい施策の分野を選択できるようにいたします。
 具体的には、「教育の振興のため」や「産業の振興のため」というようなもので、従来から設定しておりますものと同様といたしまして、寄附者の意向に沿う形で、大切に使わせていただきたいと思います。
 私からは以上です。

質疑内容の要旨


Q記者: 想定するターゲットは。
A市長: 当初予算の歳入予算として上げたのが、寄附単価1万5000円で1500件ぐらいを想定して、歳入予算として上げさせていただいています。

Q記者: (寄附金額の)高い商品はベルマーレが多く、派遣先がホームタウン内に限られる。(ふるさと納税で)近隣市町での奪い合いとなるのか。
A市長:平塚にベルマーレがありますので、ベルマーレを有効活用するために入れされていただきました。 決して近隣市町に大きな影響を考えてということではありません。

Q記者: 高額なものは近隣市町の人しか選べないのでは。
A市長: 「キングベルふわふわ派遣」は大きいものと聞いていますので、そうするとエリアが限られてくると思います。

Q記者:ふるさと納税での税収減は。
A市長:流出額は平成27年度が1565万円ほど、平成28年度が9400万円ほどです。何もしなければ増えてしまうので、流出を食い止めようという思いです。
A財政課長:控除は暦年の1月から12月までの前年の申告を平成28年度に受けまして、平成28年度分として確定したものが9400万円ほどとなります。

Q記者:平成28年度分の申告は平成27年1月から12月までのものか。
A財政課長:そうです。

Q記者:「ワンちゃん・ネコちゃん健康診断券」は、市外から犬・猫を連れてくることを想定しているのか。
A財政課長:「ワンちゃん・ネコちゃん健康診断券」や「ワンちゃん・ネコちゃん1日預かり券」は、ペットを預かって、平塚に来て飲食をする、ベルマーレを観戦するというときにペット連れでは難しい場合がございます。そういうときに、預けていただいて自由に観光をしていただきたいと考えています。「ふるさと納税専用懐石コース」や「ベルマーレ堪能チケット」などもありますので、これらと組み合わせて活用していただければと思います。

Q記者:キングベルなどの高額寄附は、九州や遠いところなどからは考えていないのか。
A財政課長:現実的にはそうなります。

Q記者:ベルマーレの返礼品が多いが、Jリーグを抱えるまちとして、これらの商品を揃えた狙いは。
A市長:ベルマーレは平塚の魅力ですので、知っている方が寄附をして広めていただき、そういうものからベルマーレを応援していきたいという思いがあります。平塚に来ていただき、ベルマーレの試合や取り組みを見ていただけるとありがたいと思います。

Q記者:ベルマーレには市から働きかけたのか。
A市長:一緒に考えました。我々も提案して、ベルマーレからも提案をいただきました。

Q記者:ラインナップがあるが、決められた金額の中から商品を選ぶのか。
A財政課長:5万円でしたら、1万円のもの5個でもいいですし、3万円と2万円の組み合わせもできます。5万円以内で組み合わせていただければ。

Q記者:50万円を寄附すれば、1万円の品を50個でもいいのか。
A財政課担当者:最大で10個です。

Q記者:(対象を)近隣市町としているのか。
A市長:広くは全国に考えています。返礼品についても検討中ですので、今回はそういうエリア的な狙いになってしまうもしれませんが、今後、全国にアピールできるものを増やしていきたいと思います。

Q記者:平塚の魅力をPRしたいとあるが、「ちびラマ(R)海の電車江の電」はどうなのか。
A財政課長:平塚で作られているものとご了解いただければ。

Q記者:もらう人は平塚と勘違いするのではないか。他市のものを自分たち(平塚)のものとしてPRしていると考える人もいるのでは。
A財政課長:(ちびラマ(R)は)七夕まつりのものも用意しているので、海のあるところと認識していただければ。

Q記者:ふるさと納税による税収は。
A財政課長:27年度の寄附額は、約558万円です。

Q記者:出ていったのは。
A財政課長:1565万円ほどですので、差し引き約1000万円の流出です。

Q記者:28年度は。
A財政課長:(流出は)9400万円ほど、(ふるさと納税の税収は)分かっているだけで60万円ほどです。

Q記者:ふるさと納税制度に対する市長の考えは。
A市長:各首長とも色々話をして、横浜、川崎などの大都市、また神奈川県域の中においても厳しいと。最初は返礼品の競争になっていましたので、首都圏の自治体は厳しいなと思っておりました。総務省からも節度ある運用の呼びかけや、ふるさとやお世話になった地域への恩返しをしようという本来の趣旨に戻ろうという動きがあり、本市の良さを発信するとともに、財源を確保するために始めたものです。制度自体はすでに運用されていますので、否定するのではなく、制度にのっとってPRに使わせていただこうという思いです。シティプロモーションも始めましたので、これからこの制度を活用させていただきたいと思います。

Q記者:返礼品の平塚らしさ。七夕や海にちなんだものは。
A市長:今回33品目揃えましたが、徐々に広げていきたいと思います。

Q記者:(平塚産の米)はるみが無いのは寂しいのでは。
A市長:はるみは売り切れてしまったので、来年以降に一緒にできたらと思います。

Q記者:返礼品の「ミニミニ燻燃器」は平塚らしいのか。
A財政課長:平塚で製造されている燻燃器です。平塚は稲作が県下1番で、米のもみ殻が多く出ます。もみ殻を(燻燃器に)入れて土壌改良用の灰や炭をつくります。

Q記者:利用者の想定は。
A財政課長:地方の方など、小さい燻燃器はなかなかないので、家庭菜園や小規模の農業をやっている方が土壌改良のための炭や灰をつくるのを想定しています。

Q記者:燻燃器以外のおすすめ品は。
A財政課長:シルスマリアさんの生チョコはメディアなどで取り上げられることもあり、全国的に有名だと思います。
A市長:福祉事務所で関わっている商品もたくさんありますので、ぜひPRしていただきたいと思います。(平塚市役所1階の)「ありがとう」や地域作業所ですとか、6次産業にもなっているようなものなど、(平塚市内の)動きの中で生まれてきたものも取り扱っております。

その他の質問

 質問はありませんでした。
 
定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 財政課 財政担当 荒井
電話 0463-21-8765
 

平塚市の魅力をPR
ふるさと寄附金へのお礼の品の送付を開始します

 
  “選ばれるまち・住み続けるまち”への取組の一環として、「平塚市の魅力」を市外に発信するとともに、財源確保を図るため、平成29年4月3日(月)以降、市外在住者からの1回につき1万円以上の寄附金に対してお礼の品を送付します。
 シティプロモーション事業と連携し、「平塚市の良いものを市外へ発信」という意味を込めて、寄附金の愛称を「#hiratsukagood ふるさと寄附金」としました。
 

お礼の品

 平塚市の魅力を発信するお礼の品第1弾として、全33品目を揃えました。
 なお、お礼の品は随時募集し、今後も適宜、追加・見直しを行います。
 

手続き方法

 ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」や「ふるなび」からのお申し込みのほか、平塚市への直接申込みも可能です。
 支払方法は、従来の現金書留による送金や、金融機関での振り込み、現金または小切手等の持参に加え、新たにクレジット決済ができるようになります。
 

寄附金の使い道

 寄附手続きの中で寄附金の使い道を分野別に指定することができます。
  • 文化の振興
  • 緑化の推進
  • 社会福祉の増進(福祉施策)
  • 社会福祉の増進(子ども子育て施策)
  • スポーツの普及振興
  • 産業の振興
  • 教育の振興
  • 災害対策
  • 使途の特定なし

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