8月定例市長記者会見 「平塚市介護事業所ガイドブック」の配布とイキイキと働く「ピカイチ☆職員」の紹介をスタート

平成30年8月22日

「平塚市介護事業所ガイドブック」の配布とイキイキと働く「ピカイチ☆職員」の紹介をスタート
平塚市側の説明

落合克宏市長:
 『「平塚市介護事業所ガイドブック」の配布とイキイキと働く「ピカイチ☆職員」の紹介をスタート』についてご説明します。
 団塊の世代が後期高齢者となる2025年には、さらに介護ニーズが高まり、高齢者の方やその御家族の方々が安心して介護サービスを受けるためには、介護現場を支える人材が必要となります。平塚市では、本年3月に策定した平塚市高齢者福祉計画(介護保険事業計画[第7期])の重点施策として、介護人材の確保や定着に向けたさまざまな取り組みを進めているところです。
 そこで、今回、市と介護事業所との協働で取り組みを進めている、介護施設の概要や人材募集に関する情報などを掲載した「平塚市介護事業所ガイドブック」の配布と「うちのピカイチ☆職員」の紹介をスタートします。
 「平塚市介護事業所ガイドブック」は、作成に当たり、市で共通の様式を作成し、その様式に事業所がご自分の施設の概要や特徴、「こんな人を求めています」などの内容をご記入いただき、市でとりまとめ、作成したものです。
 また、「うちのピカイチ☆職員」は、介護の職場で働く方を広く知っていただきたいという思いで、市から事業所に投げかけ、職場で明るく元気に働いている、一番輝いている方を「ピカイチ☆職員」として推薦していただき、紹介するものです。
 いずれの取り組みも、介護事業所のPRや介護人材の確保・定着促進のため継続的に取り組んでまいります。
 それぞれの詳細ですが、「平塚市介護事業所ガイドブック」については、今回、特別養護老人ホームなどの「施設サービス事業所」について、「事業所の概要」のほか、「人材募集情報」や「職員からのメッセージ」などを掲載しています。このガイドブックは、冊子にして、公民館を始め40箇所に配布するとともに、平塚市ウェブサイトにも掲載します。また、今後、訪問介護などの「居宅サービス事業所」やグループホームなどの「地域密着型サービス事業所」も掲載していく予定です。
 なお、ガイドブックの作成にご協力いただきました事業所の中から、社会福祉法人 研水会の理事長 渡辺 友則 様から、コメントをいただいております。コメントの内容については、お手元の資料をご確認ください。
 次に「うちのピカイチ☆職員」は、地域密着型サービス事業所について、「事業所の概要」のほか、「ピカイチ☆職員からのコメント」や「他の職員からのコメント」を平塚市ウェブサイトに掲載していきます。今後、「施設サービス事業所」や「居宅サービス事業所」も掲載していく予定です。
 なお、介護人材の確保、定着を目的とした「平塚市介護事業所ガイドブック」、「うちのピカイチ☆職員」の取り組みについては、いずれも県内初となります。
 私からの説明は以上です。
 

質疑内容の要旨

Q記者: ガイドブックは現在のものが完成品なのか。
A福祉部長: 現在のガイドブックは施設サービス事業所のみ入っています。これから居宅サービス事業所や地域密着型サービス事業所などを入れていきますので、今後、増えていく予定になっています。

Q記者: 市内にある施設サービス事業所は全て網羅したガイドブックと捉えてよいのか。
A福祉部長: 施設サービス事業所が全部で18ある中で、今回15事業所がエントリーをされ、掲載しています。

Q記者: ガイドブックに掲載するのに事業所側から掲載料などはもらっているのか。
A福祉部長:無料です。

Q記者: 掲載していない3事業所はなぜエントリーしなかったのか。
A福祉部長: 理由は聞いていません。

Q記者: 市内の施設サービス事業所と居宅サービス事業所、地域密着型サービス事業所の数は。
A介護保険課課長代理: 市内の事業所は、全体としてはかなり多くの事業所がありますが、今回作成したガイドブックや「ピカイチ☆職員」の取り組みの対象となる事業所は、約300事業所と認識しております。

Q記者: 市内の全ての事業所の数はいくつで、そのうち、いくつの事業所が今回の取り組みの対象となるのか。
A介護保険課課長代理:事業所としては一つですが、サービスとしては二つあるというような併設している事業所などもありますので、そういったところも含めまして、延べ数で約800の施設がございます。その中から300施設ほどを対象としています。

Q記者: 市としては全ての事業所に声を掛けたが、そのうちエントリーしたのが300事業所という認識でよいのか。
A福祉部長: いえ、まだ(全ての事業所への声掛けは)していません。(現在はまだ)施設サービス事業所しか声掛けをしていませんので、居宅サービス事業所や地域密着型サービス事業所は、これからお声掛けするという段階です。

Q記者: 「ピカイチ☆職員」の掲載はどれくらいの頻度で行っていくのか。
A福祉部長: おおむね2カ月に1回、2人ずつくらいの更新を考えています。

Q記者:ガイドブックへの居宅サービス事業所、地域密着型サービス事業所の追加はいつの予定か。
A介護保険課長: 次回は秋ごろを予定しております。居宅サービス事業所の追加を次回、秋ごろに行いまして、そのあと地域密着型サービス事業所ということで、年度内にある程度の形を作ってきたいと考えています。

Q記者: 製本はせずにホチキス留めの形で配布する予定か。
A介護保険課長: はい。

Q記者: これらの取り組みは利用者向けというよりは、(事業所に)働く人向けのものか。
A福祉部長: そうです。中心になるのはやはり働きたいと思っている方々ですので、ハローワークにも配架する予定です。

Q記者: ウェブサイトへの掲載はもう始まっているのか。
A福祉部長: 両方とも本日から行います。

Q記者: 「ピカイチ☆職員」の紹介は手を挙げた事業所が対象なのか。また、紹介する職員はどういった人を取り上げているのか。
A市長: 対象となる市内の地域密着型サービス事業所46施設にお声掛けし、応じていただいた事業所を掲載します。紹介する職員の選定は事業所にお任せしています。
 

その他の質問

Q記者: 美術館の企画展「金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋」の来場者数が歴代最多となったとのことだが、これまで最多の来場者数だったのは何の展覧会で、いつ頃のものか。
A市長: 今までのトップは平成21年、2009年の「いわさき ちひろ展」です。これが一番多くて、期間中に3万9,844人でした。これを抜いて、8月19日の時点で、4万1,000人を超えたということです。8月19日現在で、4万1,172人ですから、それからまた増えていると思います。

Q記者: 開催する前の目標の観覧者数はどれくらいだったのか。
A秘書広報課長: 目標の観覧者数は2万5,000人です。

Q記者: 観覧者数が最多となっている要因として企画自体の面白さなどがあると思うが、今後もこういった企画を行っていく予定はあるか。
A市長: 美術館長や学芸員らが、夏休みに子どもたちに親しんでもらう芸術ということで、いろいろな企画展をやっています。できましたら、この期間に魅力のある企画展を多くの方に見ていただくことによって、平塚市の美術(の普及)に対する姿勢とか、思いを感じてもらえたら、私としてはありがたいと思っています。まあ、夏で、金魚で、ちょっと面白い企画でということで、今回本当にたくさんの方に来ていただいています。「とても面白いよ。市長」など、いろいろなお声を聞きますので、私としては大変うれしく思っています。

Q記者: 「いわさき ちひろ展」の会期は。
A市長: 平成21年7月18日から8月30日です。
 
定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 介護保険課 介護給付担当 渡邉
電話 0463-21-8790

「平塚市介護事業所ガイドブック」の配布と
イキイキと働く「ピカイチ☆職員」の紹介をスタート

 団塊の世代が全て75歳以上の後期高齢者となる2025年には、高齢者人口の増加に伴い、さらに介護ニーズが高まります。そこで、高齢者やその御家族が安心して介護サービスを受けるためには、介護現場を支える人材が必要となります。
 平塚市では、本年3月に策定した平塚市高齢者福祉計画(介護保険事業計画[第7期])に重点施策として位置付けた「介護保険サービスの円滑な実施のための人材確保」として、介護人材の確保や定着に向けたさまざまな取り組みを進めています。
 そこで今回、市内介護事業所に御協力いただき、施設の概要や人材募集に関する情報などを掲載した「平塚市介護事業所ガイドブック」を作成しました。市内の公共施設等に配布し、介護事業所のPRと人材確保・定着促進を進めてまいります。また、介護現場でイキイキと働く職員を「うちのピカイチ☆職員」として平塚市ウェブサイトで紹介し、介護職のイメージアップを図っていきます。

1 「平塚市介護事業所ガイドブック」

掲載事業所:施設サービス事業所
掲載内容:「事業所の概要」、「人材募集情報」、「職員からのメッセージ」など
サイズ:A4判
ページ数:24ページ
配布場所:地域包括支援センター、公民館、ハローワーク平塚など40カ所(8月下旬から配布)
※平塚市ウェブサイトにも掲載
※今後、居宅サービス事業所、地域密着型サービス事業所も掲載予定

2 「うちのピカイチ☆職員」

掲載事業所:地域密着型サービス事業所
掲載内容:「事業所の概要」、「ピカイチ☆職員からのコメント」、「他の職員からのコメント」など
※平塚市ウェブサイトに掲載
※今後、施設サービス事業所、居宅サービス事業所も掲載予定

「平塚市介護事業所ガイドブック」作成にご協力いただいた事業所からのコメント

社会福祉法人 研水会 理事長 渡辺友則様
 超高齢社会と言われる近年、介護の現場に携わる者として平塚市でも同様に高齢化の波が押し寄せているのを実感しており、多くの事業所で介護人材不足が喫緊の課題となっています。
 その様な中で、今回、市からガイドブックの提案をいただき、事業所の紹介と人材不足解消につながればと応募したところです。
 このガイドブックですが、とてもわかりやすく親しみやすいものができたと感じています。介護の仕事に就こうと考えている方だけでなく、一般市民の皆様にも手に取っていただき、介護事業所がどのような施設なのかをご覧いただければ幸いです。
 今後も地域の高齢者の生活を支えていくため、行政と協働し取り組んでいきたいと考えております。

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