9月定例市長記者会見 リトアニア共和国のアスリートが平塚市内でトレーニングと交流事業を行います

平成30年9月25日

リトアニア共和国のアスリートが平塚市内でトレーニングと交流事業を行います
平塚市側の説明

落合克宏市長:
 リトアニア共和国ナショナルチームのアスリートをお迎えすることになりましたので、概要をお知らせします。
 2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の事前キャンプを万全の態勢で迎えるため、オリンピック委員会ナショナルチームとパラリンピック委員会ナショナルチームのアスリートが来日し、市内の施設でテストトレーニングを行います。パラリンピック委員会ナショナルチームのアスリートをお迎えするのは初めてのことになります。
 また、受け入れ期間中、小中学校や市民体育レクリエーション地区大会を訪問するなど、市民との交流事業を行う予定になっています。10月10日(水)に開催する交流イベントには、アスリートの激励と市民との交流のため、初来日するリトアニア共和国のサウリウス・スクヴェルネリス首相が会場を訪れる予定となっております。一国の首相が訪問されるという貴重な機会を得ることができ大変光栄に思っており、リトアニア共和国と平塚市の友好関係をさらに深めてまいりたいと考えております。
 なお、別紙として、チラシをお配りしておりますが、本日から、市役所本館1階多目的スペースを会場に、東京2020大会に向けた機運醸成のため、大会関連ポスターやのぼり旗の掲出、リーフレット等を配架する「東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた2年前エキシビジョンin平塚市」を本市と神奈川県の共催で開催しておりますので、ぜひご覧ください。
 私からの説明は、以上です。
 

質疑内容の要旨

Q記者: 来日する選手の中でメダリストなど注目選手はいるか。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: 今回来日予定の選手の中では、ロンドンオリンピックで金メダルを取りました水泳の女子選手がいます。その他にもヨーロッパ選手権などで上位入賞されている選手も多数おりますので、トップレベルの選手が来日する予定になっています。
 
Q記者: ロンドン五輪で金メダルを取った水泳の女子選手の種目と名前は。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: 種目は平泳ぎです。名前はルタ・メイルタイテーさんです。
 
Q記者: 今回の規模の選手団を受け入れるのは初めてか。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: 昨年、オリンピック委員会のナショナルチームが初めてテストキャンプで平塚に訪れた時は、選手が21名、役員・コーチを入れて総勢26名の規模で来られています。また、昨年は6種目のアスリートが来られましたが、今年は3種目です。
 
Q記者: こういったテストキャンプはこれからも毎年実施していく予定か。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: 2020年の本番に向けて、来年も予定しております。
 
Q記者: 10月10日には首相も来るとのことだが、首相は他の予定も入っているのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: 平塚市以外にも神奈川県内を回る予定があり、最後に平塚市に来る予定になっています。
 
Q記者: 警備の兼ね合いがあると思うが、首相の取材では、記者はどのくらいまで近付けるのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: 警備については現在調整をしているところです。どのくらいまで近付けるのかというのは確定しておりません。
A秘書広報課長: せっかくの機会ですので、報道機関の皆様にはなるべく(首相の)近くで取材していただけるよう調整させていただきたいと思います。また詳細が分かりましたら、ご案内させていただきます。
 
Q記者: 10日の交流イベントというのは、平塚市側からはどういった方が参加するのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進担当部長: 平塚市内でスポーツなどにいそしんでいる子どもを中心に、その父兄も含めて、500~600人ほどに集まっていただいて、オリンピック・パラリンピックのアスリートと交流していただきます。その中で首相をお迎えするということになっています。
 
Q記者: 参加する子どもの年齢は。
Aオリンピック・パラリンピック推進担当部長: 平日なのですが、秋休みということで小学校だけお休みの期間になっています。中学校は授業が始まっていますので、小学生が中心になろうかと思います。
 
Q記者: 初来日というのは日本に初めてということか。
A市長: 日本に初めてと聞いております。
 
Q記者: 首相の平塚訪問の主な目的は視察ということになるのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進担当部長: 平塚市に来るのはナショナルチームの選手の激励と視察という目的になります。

Q記者: 選手の宿泊場所は市内なのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進担当部長: オリンピックのアスリートは神奈中グランドホテル、パラリンピックのアスリートは東横インに宿泊する予定です。どちらも市内です。
 

その他の質問

Q記者: 3期目に向けて考えがあれば。
A市長: 来年の4月末まで(が任期)になりましたが、まだ7カ月ありますので、総合計画などに位置づけました政策をしっかりと進めていきたいと考えております。その先のことについては、議会でも言いましたが、もう一度今の取り組みなどを考えながら、しかるべき時に判断させていただければなと思います。今は与えられた任期の中でしっかりと政策を展開していく、しっかりと平塚を前に進めていくということを考えていきたいと思います。

Q記者: 中学校の完全給食の実施に向けて、スケジュール感なども含めてどのような思いか。
A市長: 議会の中でも(発言しましたが)、中学校の完全給食については実施すべきと判断させていただきました。(実施を判断した)一番大きな要因は、(平塚市中学校昼食)検討委員会の(報告の)中で、女性の働き方改革や、子どもたちの栄養などいろいろなことを考えると、やはり中学校でも完全給食は実施すべきだろうという判断があったことです。そのため、検討委員会から出していただきました共同調理場方式を中心とした完全給食の実施を進めていこうと方向性を考えているところです。しかしながら、大きな予算を伴う事業ですので、財源(の確保)や、また、各学校の施設、教育環境にもお金を使っていかなければなりませんので、いろいろ教育全体のことを考えながら進めていきたいと思います。ただ、方向性が出ましたので、なるべく早く具体的に進めていきたいと思っています。教育委員会は独立した委員会ですので、私のほうからは教育長をはじめ、皆さんにどういうスケジュール感を持って早く取り組んでいくのかとお願いをしていきたいと思います。いろいろな施設整備などもあり、目標として何年というのは言えないのですが、今の状況の中でできるだけ早く進められるよう取り組んでいきたいと思っています。

Q記者: 龍城ケ丘公園プール跡地整備についての住民への説明のスケジュールは。
A市長: 8・9月は地域のいろいろな行事もありましたので、(説明の)機会が若干減ってしまいましたが、今も丁寧に担当のほうから地域に説明を申し上げているところです。どのようなものができるかが一番不安だという声がありましたので、具体的なイメージなども含めながら、あと、Park-PFIという手法の特徴とか、これができることによって海岸エリア全体の魅力化が図られ、ひいては、平塚市全体の魅力アップにつながることなどを含めて地域の方に丁寧にお話をしていきたいと考えています。また、より具体的な説明の機会がこれからあると思いますので、担当のほうにしっかりと説明するように指示しています。

Q記者: 龍城ケ丘公園プール跡地整備について、市が国土交通省に提出した報告書の中で「道の駅」という表現が使われていたとのことだが、それは平塚市側の考えなのか。
A市長: 以前、(高浜台の)湘南海岸公園の時に道の駅という言葉が出てきました。道の駅には、トイレを24時間開けておかなければいけないなどいろいろな条件があり、地域の皆さま方のいろいろなお声もあり、あそこに道の駅をつくるのは難しいということで、これは整備の仕方を変えなければいけないなということでお話を申し上げました。今回、龍城ケ丘のほうに道の駅という表現が出たということで、どういう意味合いでその言葉が出てきたかは定かではないのですが、決して道の駅としての整備をするのではなくて、道の駅のように、魅力を発信できる、それから地域にいろいろな魅力が還元できるという意味合いを持ってそういう表現が出てきたのではないかなと思っています。決して道の駅を目指すということではありません。

Q記者: 「道の駅」というのは地元で一番反発を受ける言葉だと思うが、なぜその言葉を報告書の中に使ってしまったのか。
A市長: もう一度、その意味合いについては精査したいと思いますが、道の駅を整備するわけではないということは申し上げておきたいと思います。
 
定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 オリンピック・パラリンピック推進課 柴崎
電話 0463-20-8700

リトアニア共和国のアスリートが平塚市内で
トレーニングと交流事業を行います

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、平塚市で事前キャンプを実施するリトアニア共和国。2020年の事前キャンプ実施に向けて、同国のアスリートが平塚市を訪れ、市内の施設でテストトレーニングを実施するほか、学校訪問やスポーツ教室を行い、市民との交流を深めます。
 また、10月10日(水)に開催する交流イベントでは、初来日するリトアニア共和国のサウリウス・スクヴェルネリス首相が会場を訪れ、アスリートの激励と市民交流をして、さらに親睦を深めます。

受け入れ期間

  • オリンピック委員会ナショナルチーム 平成30年10月2日(火)~14日(日)
  • パラリンピック委員会ナショナルチーム 平成30年10月9日(火)~15日(月)

チーム規模

  • オリンピック委員会ナショナルチーム 3競技、総勢21名
 (選手:15名、コーチ:5名、オリンピック委員会財務局長)
 陸上 選手7名(男性3名、女性4名)、コーチ3名
 水泳 選手6名(男性5名、女性1名)、コーチ2名
 柔道 選手2名(男性1名、女性1名)
  • パラリンピック委員会ナショナルチーム 5競技、総勢15名
 (選手:11名、コーチ・スタッフ3名、パラリンピック委員会会長)
 陸上 選手7名(男性7名、1名はパワーリフティングの競技者でもある)
 ゴールボール 選手2名(男性2名)、コーチ1名
 射撃 選手1名(女性1名)
 トライアスロン 選手1名(男性1名)

利用施設(予定)

  • 平塚市総合公園
 (Shonan BMWスタジアム平塚、トッケイセキュリティ平塚総合体育館、温水プール)他

主なスケジュール

(オリンピック委員会ナショナルチーム)

  • 10月2日(火) 市長表敬訪問(午後1時30分~2時 第1応接室)
  • 10月4日(木) 中原小学校訪問(午前10時~11時30分)、太洋中学校訪問(午後1時45分~3時20分)
  • 10月7日(日) 市民体育レクリエーション地区大会訪問
 なでしこ地区大会(午前9時30分~ なでしこ小学校)
 四之宮地区大会(午前9時30分~ 大野小学校)
 土屋地区大会(午前11時30分~ 土屋小学校)
 松が丘地区大会(午後0時30分~ 松が丘小学校)
  • 10月8日(月) スポーツ教室
 陸上(午前9時30分~11時30分 Shonan BMWスタジアム平塚)
 柔道(午前9時~正午 トッケイセキュリティ平塚総合体育館第1武道場)
  • 10月13日(土)スポーツ教室
 水泳(午前9時~正午 トッケイセキュリティ平塚総合体育館温水プール)

(パラリンピック委員会ナショナルチーム)

  • 10月10日(水) 市長表敬訪問(午前9時~9時30分 第1応接室)

(共通)

  • 10月10日(水)交流イベント(午後2時~4時15分 Shonan BMWスタジアム平塚)
 アスリートとの交流(玉入れや、大縄跳び等)
 パラスポーツ体験(ボッチャ・義足体験)
 リトアニア検定ブース
 首相訪問(午後3時15分頃)
 ※雨天時は、トッケイセキュリティ平塚総合体育館 第1体育室で実施します。