第42回ひらつか民俗芸能まつりを開催 平塚の伝統芸能を後世に伝え継ぐ

平成30年11月2日

平塚市教育委員会
担当 社会教育課 文化財保護担当 若林
電話 0463-35-8124

第42回ひらつか民俗芸能まつりを開催
平塚の伝統芸能を後世に伝え継ぐ

 平塚市内の各地区に古くから伝わる民俗芸能を披露する「ひらつか民俗芸能まつり」を開催します。代々受け継がれた技と心を紹介し、将来にわたって伝承していくことが目的です。今回は「人形浄瑠璃芝居」と「囃子太鼓」を上演し、民俗芸能の魅力を伝えます。この機会にぜひ、民俗芸能の素晴らしさを身近に感じてください。

日時

 平成30年11月23日(金・祝)午後0時30分開場 午後1時開演

会場

 平塚市中央公民館 1階 大ホール(平塚市追分1-20)

入場料

 無料

定員

 700名(当日先着順)

主催

 ひらつか民俗芸能まつり実行委員会・平塚市教育委員会

出演団体・演目

人形浄瑠璃芝居の部

  • 神奈川県立高浜高等学校文楽部(一人遣い)
 「寿式二人三番叟」(ことぶきしきににんさんばそう)
 高浜高校文楽部:高校のクラブ活動では数少ない一人遣いの文楽部。
  • 湘南座(一人遣い)
 「壺坂観音霊験記 ~沢市内の段~」(つぼさかかんのんれいげんき~さわいちうちのだん~)
 湘南座:高浜高校文楽部卒業生を中心に結成。平成2年の結成以来、より芸に磨きをかけています。
  • 相模人形芝居前鳥座(三人遣い)〔神奈川県指定無形民俗文化財〕
 「傾城阿波の鳴門 ~巡礼唄の段~」(けいせいあわのなると~じゅんれいうたのだん~)
 前鳥座:四之宮地区に古くから伝わる人形浄瑠璃芝居の一座。現在は、相模人形芝居連合会の一座としても活躍しています。

囃子太鼓の部

  • 入野太鼓保存会
 「入野ばやし」(いのばやし)
入野ばやし:平塚市入野地区に受け継がれる祭り囃子で、数多くの曲を継承しています。毎年4月の第1日曜日に、入野に鎮座する八坂神社で執り行われる例大祭で演奏しています。
  • 田村ばやし保存会
 「田村ばやし」(たむらばやし)〔平塚市指定重要無形文化財〕
田村ばやし:平塚市田村地区に残る祭り囃子で、大太鼓1・小太鼓2・笛1・鉦1で構成され、本来は彫刻で埋め尽くされた豪華絢爛な屋台を引くための囃子でした。現在では屋台は引かれず、田村の鎮守・八坂神社の祭典を中心に演奏されています。