6月定例市長記者会見 ネーミングライツ導入2施設の契約更新を決定

令和元年6月26日

ネーミングライツ導入2施設の契約更新を決定
平塚市側の説明

落合克宏市長:
 平成26年4月からネーミングライツを導入しております、湘南ひらつかビーチパーク、平塚総合体育館のネーミングライツ契約の更新が決定いたしました。それでは、お手元の資料「ネーミングライツ導入2施設の契約更新を決定」を御覧ください。
 更新契約の概要ですが、湘南ひらつかビーチパークの契約者は湘南造園株式会社様で、愛称は「湘南ベルマーレひらつかビーチパーク by shonanzoen」です。ネーミングライツ期間は令和2年(2020年)4月1日から令和5年(2023年)3月31日までの3年間で、契約金額は年額101万円です。
 次に、平塚総合体育館の契約者は株式会社特別警備保障様で、愛称は「トッケイセキュリティ平塚総合体育館」です。ネーミングライツ期間は令和2年(2020年)4月1日から令和5年(2023年)3月31日までの3年間で、契約金額は年額301万円です。
 契約更新に至るまでの経緯ですが、契約更新においては、契約者が優先交渉権を有しています。各パートナー企業に契約更新の御意向をうかがったところ、更新を希望する申出書が提出され、双方で協議し、令和元年5月20日及び5月27日に合意の書面を交わしました。更新契約の締結は、令和元年12月を予定しております。
 本日は、ネーミングライツパートナー2社の代表者にお越しいただきました。順番に御挨拶を頂きたいと思います。まずは、湘南造園株式会社の市川様からお願いいたします。

湘南造園株式会社 市川 公久 常務取締役:
 湘南造園株式会社の市川です。この度は平塚の顔の一つとも言えます湘南海岸の湘南ひらつかビーチパークを湘南ベルマーレひらつかビーチパークby shonanzoenとして引き続き、弊社がネーミングライツを持たせていただくことができ、またこのような機会をいただけましたことを感謝申し上げます。本来であれば弊社代表であります眞壁がご挨拶させていただくべきところでありますけども、本日所要によりわたくしが代理で伺っており、眞壁より皆さまへのメッセージを預かっております。
 『引き続き湘南ひらつかビーチパークのネーミングライツを取得でき、大変うれしく思っています。以前にもお話しいたしましたが、134号線沿いの防風林は高度成長期、弊社の黎明期ではありますけれども仕事を受注させていただき、植栽を進めてまいりました思い入れのあるエリアです。この砂浜では湘南ベルマーレが多岐にわたる活動をし、多くのアスリートがここから世界へチャレンジしています。来年の東京オリンピックを目指しているビーチバレーの選手たちが日々練習を励んでいるビーチバレーの聖地であり、オリンピック開催時には世界のビーチバレー選手がトレーニングに足を運ぶことになるかもしれません。サッカーではフル代表に杉岡選手、U-20ワールドカップに齊藤選手・鈴木選手、U-18ポルトガル世界大会には柴田選手が出場していますが、彼らはこのビーチパークを利用しトレーニングをしています。湘南ベルマーレの選手たちの練習拠点の一つでもありますこのビーチパークに、湘南ベルマーレクラブと合意し引き続きベルマーレの呼称をつけさせていただきました。多くの市民の皆さんがさまざまな用途でこのビーチパークを利用し、楽しむ風景がさらに未来に向け発展することを祈念いたします。湘南造園株式会社 代表取締役社長 眞壁潔』
 これからもこのビーチパークが活気あるイベントや多くの大会を通じて、トップアスリートから子どもまで多くの方々の利用を通し、日本のビーチスポーツの発展に寄与する安全で快適な施設となりますよう願って、湘南造園を代表しまして一言ご挨拶させていただきます。本日はどうもありがとうございます。

落合克宏市長:
 ありがとうございました。続きまして、株式会社特別警備保障の石塚様からお願いいたします。

株式会社特別警備保障 石塚 誠 代表取締役社長:
  特別警備保障の石塚です。どうぞよろしくお願いします。この度また更新を迎えるにあたって、当初わが社の創立45年の記念に、一つの社会貢献として取り入れて参入してきたわけですが、今回2回目の更新として最終的には9年目になると思いますが、この一年一年を重ねて、知名度はおかげさまで非常に上がっていると体感しています。数字のところはわかりませんが、間違いなくお客さま、市民の方からも話をいただいております。ネーミングライツやってるねということで、地元からも非常に愛されつつあるところになっております。当社の場合は、警備会社ということもありまして、落合市長の重点課題である安心安全のまちづくりに、間接的にいろんな防犯、防災に対することも側面から応援できればいいなと日頃から感じております。これからも当社やトッケイセキュリティ平塚総合体育館も含めまして、平塚市が、全員(市民)が安心して暮らせるようなことも警備会社としても側面から地元に貢献をしていきたいと思っています。今回更新を迎えるにあたって、経済も含めてますます平塚市が活気あふれるまちとなればもっとよくまちづくりができると思っていますので、当社としても大それたことはできませんが、一つ一つ積み重ねながら、地域とともに成長できる会社としていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

落合克宏市長:
 ありがとうございました。
 既に定着している愛称が継続されることが決まりましたので、より一層この愛称が親しまれますよう、皆様へお知らせしてまいります。私からの説明は以上です。
 

質疑内容の要旨

Q記者:継続(更新)ということを受けて、市長の気持ちは。
A市長:愛称として定着してきた施設を継続してネーミングライツの契約をお引き受けいただいたということで、ネーミングライツ料は施設の管理にも使わせていただいておりますし、プラス企業のお名前、平塚市の名前がよりいっそう魅力的に発信ができる、これが継続できるということは大変ありがたいことですし、これからもこの協力関係を続けていきながら、平塚の魅力アップを図っていくうえで、大変貴重な契約を結ぶことができたということで、大変うれしく思っています。

Q記者:それぞれネーミングライツの更新は何回目になるのか。
A資産経営課長:それぞれ2回目になります。3年ごとになりますので、これでトータル9年になります。

Q記者:資料に現行契約期間とあるがこれは現在の契約で、その前の3年間があるということでよいか。
A資産経営課長:2014年度から2016年度までが1回目、2017年度から2019年度までが2回目。今回が2020年度から2022年度の契約となります。

Q記者:ネーミングライツを導入している市内の施設の数はいくつか。
A市長:現在平塚では10施設、1路線の全部で11件のネーミングライツを導入しています。

Q記者:収入としては年間にどれくらいか。
A市長:平成30年度の収入は2072万円になります。

Q記者:何年から導入しているか。
A市長:2012年3月に平塚競技場で導入したのが最初になります。

Q記者:これまでの収入はどれくらいか。
A資産経営課長:毎年2000万円以上の収入はあります。

Q記者:ビーチパークの指定管理者は、現在湘南ベルマーレではないのか。
Aみどり公園・水辺課長:現在の湘南ひらつかビーチパークの指定管理者は、平塚海岸魅力促進共同事業体という共同事業体で指定管理を行っておりますので、湘南ベルマーレではありません。

Q記者:平塚海岸魅力促進共同事業体に湘南造園は入っているのか。
Aみどり公園・水辺課:現在の指定管理者の共同事業体には、湘南造園は含まれていません。

Q記者:湘南ベルマーレが指定管理者だったのはいつからいつまでか。
Aみどり公園・水辺課:2008年度から2017年度まで、湘南ひらつかビーチ共同事業体で指定管理を行っていましたので、そちらに湘南ベルマーレスポーツクラブなどの企業を含む共同事業体で行われていました。

Q記者:湘南造園が契約者になっているが、湘南ベルマーレの名前が入っている理由は。
A湘南造園常務取締役:湘南造園としては、直接利用者の方に弊社の社名を呼称として宣伝させていただくよりも、ビーチ・砂浜に限らず、芝生であったりスポーツフィールドの創出と維持を仕事としておりまして、その上で活躍する団体・チームにより活躍していただきたい、そういう環境を作りたいというところで、呼称を湘南ベルマーレ(ひらつかビーチパーク)とすることをベルマーレクラブと合意して、そうさせていただいた。

Q記者:ネーミングライツ料の中に湘南ベルマーレ側の負担はあるのか。
A湘南造園常務取締役:湘南造園が単独で払っています。

Q記者:湘南造園とベルマーレの関係は。
A湘南造園常務取締役:若干の出資はあります。また、スポンサーとしての支出もあります。

Q記者:これまで6年間の契約があったが、メリットはあったか。
A湘南造園常務取締役:直接それが数字というものではありませんが、地域のスポーツフィールドの創出、そのスポーツフィールドが活性化して幅広い市民の方に利用していただくということは、間接的にはそこを整備管理する仕事をしている当社としてはメリットがあると考えています。

Q記者:特別警備保障は、企業として総合体育館とのつながりはあるのか。
A特別警備保障代表取締役:つながりは特にありませんが、会社が(市内)四之宮にあり、当社創立45年の記念する年ということもあり、地域貢献の一環として何か一つやりたいと考えていたところ、市からもそういった話があったので、そこに参加しようというキッカケでネーミングライツを取得したというところです。

Q記者:6年間の契約で企業としてのメリットは感じたか。
A特別警備保障代表取締役:数字や金額は計算したことはありませんが、個人的な感触としては、トッケイという愛称で呼ばれたいという思いもありまして、従来お客さまからトッケイと呼ばれている中、もっと知名度を上げていこうということで、お客さまや市民からもトッケイが警備会社だねというのも少しずつ話が出てきています。具体的にはお客さまが増えたのかというのはわかりませんが、感触としては知名度が上がっていると感じています。
 
定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 資産経営課 資産経営担当 小林
電話 0463-21-8763
 

ネーミングライツ導入2施設の契約更新を決定

  湘南ひらつかビーチパークおよび平塚総合体育館のネーミングライツ契約を更新することが決まりました。契約更新について、各パートナー企業と合意の書面を交わしました。
  

更新契約の概要

湘南ひらつかビーチパーク

契約者
  湘南造園株式会社  平塚市万田596番地の1
  代表取締役社長 眞壁 潔
愛称
  湘南ベルマーレひらつかビーチパーク by shonanzoen
ネーミングライツ期間
  令和2年(2020年)4月1日から
令和5年(2023年)3月31日まで(3年間)
契約金額
  年額101万円(消費税額および地方消費税額を含む)
 

平塚総合体育館

契約者
  株式会社特別警備保障  平塚市四之宮二丁目14番52号
  代表取締役社長 石塚 誠
愛称
  トッケイセキュリティ平塚総合体育館
ネーミングライツ期間
  令和2年(2020年)4月1日から
令和5年(2023年)3月31日まで(3年間)
契約金額
  年額301万円(消費税額および地方消費税額を含む)
 

契約更新に至るまでの経緯等

 契約更新においては、契約者が優先交渉権を有しています。各パートナー企業から契約更新を希望する申出書が提出され、双方で協議し、令和元年5月20日および5月27日に合意の書面を交わしました。
 なお、更新契約の締結は、令和元年12月を予定しています。
 

参考 現行契約の概要

湘南ひらつかビーチパーク

契約者
  湘南造園株式会社  平塚市万田596番地の1
  代表取締役 眞壁 潔
愛称
  湘南ベルマーレひらつかビーチパーク by shonanzoen
ネーミングライツ期間
  平成29年(2017年)4月1日から
平成32年(2020年)3月31日まで(3年間)
契約金額
  年額101万円(消費税額および地方消費税額を含む)
 

平塚総合体育館

契約者
  株式会社特別警備保障  平塚市四之宮二丁目14番52号
  代表取締役社長 石塚 誠
愛称
  トッケイセキュリティ平塚総合体育館
ネーミングライツ期間
  平成29年(2017年)4月1日から
平成32年(2020年)3月31日まで(3年間)
契約金額
  年額301万円(消費税額および地方消費税額を含む)