10月定例市長記者会見  県内初「ひらつかLaLaぽた」でスルガ銀行と連携して市の魅力を発信します

令和元年10月23日

県内初「ひらつかLaLaぽた」で
スルガ銀行と連携して市の魅力を発信します
平塚市側の説明


落合克宏市長:
 「県内初「ひらつかLaLa()ぽた」でスルガ銀行と連携して市の魅力を発信します」について、説明します。
 このたび、平塚市は、スルガ銀行サイクリングプロジェクトと連携し、近年人気急上昇中のポタリングを通じて、10月から来年4月まで、全6回のシリーズで平塚市の魅力を発信するSNS・ウェブ記事「ひらつかLaLaぽた」を開始します。
 ポタリングは、のんびりする、ぶらつくなどの意味を持つ英語「potter()」を語源とする和製英語で、自転車で気軽に散策を楽しむ活動です。
 この企画は、地域貢献活動の一環として、自転車イベントなどを開催しているスルガ銀行サイクリングプロジェクトの提案により実現した、神奈川県内では初の取り組みです。
 第1回は「秋遠足で巡るリトアニア」として、本市職員がナビゲーターとなり、平塚市総合公園や湘南ベルマーレひらつかビーチパークby shonanzoenなどレンタサイクルで巡り、観光スポットを紹介しています。本日から情報発信を開始します。
 第2回は「親子で楽しめる!自転車お出かけスポット」とし、11月下旬ごろの撮影を予定し、今後も月に1回、市内を自転車で巡り、グルメ、景色をはじめとする平塚市のおすすめスポットを紹介し、SNSやウェブで発信していきます。
 本日は、スルガ銀行サイクリングプロジェクトキャプテン深田聡朗様にお越しいただきましたので、ごあいさつを頂きたいと思います。よろしくお願いします。

スルガ銀行 深田聡朗 サイクリングプロジェクト キャプテン:
 おはようございます。スルガ銀行深田と申します。いつもサイクリングプロジェクトですとあいさつしますと、社員さんですか、行員さんですかとよく聞かれるんですが、行員でございます。
 私共のチームは、営業本部の中の組織でございまして、私と女性3人の4人で地域の振興と、店舗を展開させていただいている地元PRの二つの事業を取り組んでおります。この度は、平塚市とご縁がありまして、通常は金融機関としてお付き合いを長年させていただいているのですが、まちのPRをご一緒させていただくということで、私共も大変ありがたく思っています。
 今回平塚市となぜこういう話になったのかと申しますと、平塚市は大変自転車にご理解深くいらっしゃいまして、一つは2020年のオリンピックの自転車競技これはトラック競技になるのですがリトアニアのホストタウンをお務めになってらっしゃいます。そういうスポーツとしての自転車の側面をよくご理解されていらっしゃるということ。もう一つは、湘南地域で広域連携で事業を展開してらっしゃいますシェアサイクリング、自転車を平塚で借りて違うまちで乗り捨てもできるという、二次交通としての自転車の捉え方をしてらっしゃいまして、その事業を推進していらっしゃる。その両面で、自転車にご理解が深い行政ですので、私共の自転車の振興事業をご案内したところ、すぐにご理解いただけまして、一緒に地元のPRをやっていこうということで、ご一緒させていただく運びとなりました。
 今から来年の4月まで全6回、残り5回行いますが、その都度、私共のSNSで撮影の翌日から2週間、毎日1スポットずつを詳細にご紹介させていただきまして、2回の撮影のごとに一つのウェブ記事にまとめて、私共の情報サイトに掲載させていただくことになっております。掲載させていただいたウェブの記事はその後2年間私共のほうで定期的にSNSで拡散させていただいて、2年間これから平塚市というキーワードを私共が言い続けていくという事業になります。
 この後、細かいご質問などがありましたら私共でお答えしますので、皆さまよろしくお願いいたします。本日はどうもありがとうございました。

落合克宏市長:
 ありがとうございます。私からの説明は以上です。
 

質疑内容の要旨


Q記者:平塚市内に店舗がある縁ということか。また、何店舗あるのか。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:はい。今は平塚支店とららぽーと湘南平塚出張所の1店舗1出張所になります。どちらも有人です。
A市長:平塚市の指定銀行もされています。

Q記者:LaLaぽたというネーミングはららぽーとに関連してか。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:ららぽーとさんがあるというのも親和性が高いと思いますが、自転車で平塚を回っていると楽しくて歌を口ずさんでしまうというイメージでネーミングをつけさせていただきました。

Q記者:スルガ銀行のサイクリングプロジェクトは、他の自治体で行っているのか。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:静岡県で今年始めた事業でして、島田市と牧之原市と今年6カ月に渡ってやらせていただきました。

Q記者:3つ目の市ということか。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:はい。神奈川県では初めての市となります。

Q記者:神奈川県でもやることの意味があるということか。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:はい。店舗展開させていただいている地元ということでと思っていますので。

Q記者:ネーミングは他市と違うものになっているのか。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:地域の特徴をなるべく反映したいなと考えておりまして、島田市ですとお茶のPRでしたので茶リンコという名前をつけさせていただいたりもしています。

Q記者:情報発信の仕方としては今日から配信ということか。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:はい。11時から第1回を上げさせていただきました。後ほど検索いただければもう見ていただける状態になっています。

Q記者:今回のテーマは何回に渡ってなのか。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:今回の「秋遠足で巡るリトアニア」につきましては、今日から2週間、SNSで1スポットずつご紹介をしていきます。

Q記者:毎日か。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:はい。全部で14回になります。

Q記者:具体的なスポットは。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:細かい行程につきましては、後ほど資料をお渡しさせていただきます。スポットは1回あたり、だいたい12から16くらい回る行程を組ませていただきます。

Q記者:実際に原稿を書くのはスルガ銀行になるのか。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:はい、私共で原稿を書かせていただきます。

Q記者:スルガ銀行でサイクリングプロジェクトを始めたいきさつは。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:直近の取り組みをご紹介させていただきますと、そもそもは2010年にロードバイク購入ローンという金融の商品を発売しまして、そのプロモーションとして始まったものだったのですが、思いのほかサイクリストの皆さまからの反響が大きく、私共も新しい顧客接点の場として、支店にサイクルステーションというのを併設する運びとなりました。2011年に御殿場東支店、2013年には神奈川県で湯河原支店と、静岡と神奈川に1拠点ずつ作りまして、そこを拠点にイベントをやりまして、サイクリストの方と一緒に地域の情報発信をしてまいりました。

Q記者:新たな顧客の獲得という意味合いがあるということか。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:もともとはそういった形でしたが、サイクリングイベントを行っていたときに、2016年からになりますが2020年のオリンピックを見据えまして、行政のほうから一緒にサイクリングイベントをやれないかというお誘いを数多くいただくようになりました。それまではわれわれはローンを販売する立ち位置でプロモーションをしていたのですが、2017年からはそこから独立しまして、現在は地域振興に特化したチームとしての運営をしております。

Q記者:東京オリンピックでは伊豆で自転車競技が開催されるが。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:伊豆はトラックとマウンテンバイクになります。ロードが東京出発の静岡県小山町ゴールになります。

Q記者:それとの関連もあるのか。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:はい。特に今回の話はリトアニアチームのことで話に花が咲きまして、そこがきっかけとなっております。

Q記者:今回のリトアニアはどういった視点からの紹介になるのか。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:主に飲食店の紹介になるのですが、平塚市がホストタウンになられたことでリトアニアといろいろな交流をなさっている中で、ちょうど今月にフェアをやっていらっしゃるということで、市内の協力してくださっている料理店でリトアニアメニューを期間限定でお出ししています。またリトアニアビールを小売店で売られている。そういう交流事業を行っていらっしゃるので、そのご紹介をメインにしています。

Q記者:行政サイドは、ポタリングの普及についてはどう考えているか。
A市長:平塚の魅力の場所ですとか、グルメを紹介させていただくということで、より平塚に関心を持ってもらうこと、それからいろいろと通ってもらったり来てもらったり関係人口を増やしていきたい、拡大を図りたいと思っています。それからシェアサイクルの事業も始めましたので、ぜひとも自転車に乗って、気軽に楽しんでもらえる平塚をアピール、発信していきたいなと思っています。

Q記者:シェアサイクルの取り組みについては。
A広報課長:シェアサイクルの状況については、後ほど資料を提供させていただきます。

Q記者:スルガ銀行のプロジェクトというのは、地域の魅力発信以外にどんなメニューがあるのか。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:四つあります。一つ目は、弊社の支店に併設しているサイクルステーションでの地域振興イベントが今年は50回やっております。二つ目は平塚市との取り組みに代表される行政と連携したタウンプロモーション。三つ目は行政主導で開催されるサイクリングイベントへの運営サポート。四つ目は地域経済に大きなインパクトがある大型サイクリングイベントの誘致と開催の推進になります。

Q記者:今後の平塚市での取り組みは。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:今日お話しているのは観光スポットを中心にご紹介する話になりますが、平塚市は私共のイメージでは非常に暮らしやすいまちです。首都圏、東京への通勤も可能なエリアですので、暮らしにもう少し軸足を置いた、暮らしの関連施設の紹介なども織り込んでいこうとご相談させていただいております。

Q記者:LaLaぽた以外での連携は。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:LaLaぽた以外の連携については、将来的にですが、今回の撮影期間で網羅できないイベント、例えば代表される七夕のイベントですとか、そういったものは網羅できていないので、続編といった形で今後もスポット、スポットで続けていきたいなと思っています。

Q記者:平塚がサイクリングに合っているという要素は。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:やっぱり走りやすさでは地形が平たんということは第一に大きく挙げられると思います。第二点は、私も撮影に全部回らせていただいて痛感したのですが、非常に自転車向けに道路整備が進んでいる行政ということです。矢羽根とわれわれは呼ぶのですが、矢印の形をした自転車通行帯がありまして、より安全に車と自転車が道路をシェアできる状態になっていると考えています。

Q記者:過去の取り組みでのPV数はどれくらいか。
Aサイクリングプロジェクトキャプテン:全てのPV数の計測が終わっていないのですが、一つの記事に対して差はありますが、1カ月で2万ページビュー前後になっております。拡散の方法としましては、私共のSNSで定期的に拡散するものと、弊社の30万件くらいを対象にするメールマガジンにも記事をアップしたときにURLをご紹介しておりますので、そこからの流入というのが結構大きいです。
 
定例市長記者会見における質疑内容を広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料


平塚市
担当 広報課シティプロモーション担当 五島
電話 0463-21-8556
 

県内初「ひらつかLaLaぽた」で
スルガ銀行と連携して市の魅力を発信します

 
 平塚市は、スルガ銀行サイクリングプロジェクトと連携し、近年人気急上昇中のポタリングを通じて、平塚市の魅力を紹介するSNS・ウェブ記事「ひらつかLaLaぽた」で全6回にわたり情報発信します。
 これは、地域貢献活動の一環として自転車イベントなどを開催しているスルガ銀行サイクリングプロジェクトの提案により実現した、神奈川県内では初の取り組みです。
 第1回は「秋遠足で巡るリトアニア」として、平塚市総合公園、湘南ベルマーレひらつかビーチパークby shonanzoenなどを巡り、本市職員がナビゲーターとして出演しています。
 今後も月に1回、市内を自転車で巡り、グルメ、景色をはじめとする平塚市のおすすめスポットを撮影し、SNSやウェブで魅力を発信していきます。
 

実施期間

 令和元年10月~2年4月の全6回(12月を除く)。
 第1回は10月23日(水)から平塚市のSNS、スルガ銀行サイクリングプロジェクトの各種SNS・ウェブ記事・メールマガジンにて情報発信します。
 第2回は「親子で楽しめる!自転車お出かけスポット」で、11月下旬撮影予定です。
 

※ポタリング

 のんびりする、ぶらつくなどの意味を持つ英語「potter」を語源とする和製英語で、自転車で気軽に散策を楽しむ活動をいいます。