12月定例市長記者会見 パラスポーツ講演会「共生社会」実現への道~東京2020パラリンピック競技大会の成功に向けて~を開催
令和元年12月18日
パラスポーツ講演会「共生社会」実現への道
~東京2020パラリンピック競技大会の成功に向けて~を開催
落合克宏市長:
来年の2月2日に「パラスポーツ講演会」を開催することになりましたので、お手元の資料に基づき説明いたします。
これまでにも本市の東京2020オリンピック・パラリンピックの機運醸成の取り組みに賛同をいただいている東京ガス株式会社神奈川西支店様のご協力により、平塚市中央公民館で令和2年2月2日(日)に「共生社会実現への道~東京2020パラリンピック競技大会の成功に向けて~」と題し、講演会を開催いたします。講師は公益財団法人日本障がい者スポーツ協会常務理事、日本パラリンピック委員会副委員長の髙橋秀文様をお招きします。
高橋様には、今年の7月に本市の部・課長級職員を対象に講演していただいており、パラスポーツやパラリンピアンの特徴・魅力、パラリンピックの理念など、実話を交えて分かり易く説明していただきました。とても有意義で感動的な講演であったことから、共生社会実現に向けた考え方や取り組み方などについて、市民の皆様にも知っていただき、来る東京2020パラリンピックをより身近に感じ、興味を持っていただければ幸いです。
なお、本日急きょ発表させていただきましたが、国(内閣官房)がパラリンピアンとの交流をきっかけに、共生社会の実現に向けた取り組みを推進するホストタウンである、「共生社会ホストタウン」に神奈川県と共同で申請し、昨日12月17日に登録されました。
具体的な取り組みとして、心のバリアフリーおよびユニバーサルデザインのまちづくりの取り組みを継続的に実施することや、東京2020パラリンピック競技大会におけるリトアニア共和国パラリンピックチームの事前キャンプの受け入れを契機に、パラスポーツの体験会や学校訪問などの市民との交流を積極的に実施していきます。これらの取り組みにより、障がいのある人の社会参加に向けた意欲喚起や、市民の障がいへの理解と心のバリアフリーを進めます。
私からの説明は以上です。
質疑内容の要旨
Q記者:講演会と共生社会ホストタウンの登録は直接関係ないものなのか。Aオリンピック・パラリンピック推進担当部長:共生社会ホストタウンに昨日認定されまして、より一生懸命、共生社会実現に向けて進めていくといった事業の第1弾といいますか、一つとして(来年)2月2日の講演会を実施させていただくという位置づけになります。
Q記者:これが第1弾ということか。
Aオリンピック・パラリンピック推進担当部長:登録されて初めての事業となります。
Q記者:講演の内容はどういったものか。
Aオリンピック・パラリンピック推進担当部長:(2019年)7月に実施したものと同じような内容になると思いますけれども、東京で行われますパラリンピック競技大会の全ての会場を一杯にしたいといった思いで話をされます。一杯になるということが、その国ですとか社会が全ての方を受け入れるまさに共生社会だよと、人に優しい国・まちだよということにつながっていくのだよというお話です。障がい者だけではなくて、また高齢者だけではなくて、小さなお子さまを連れているベビーカー、妊婦の方、けがをされた方等、誰しもが起こりうる、全ての方に優しいまち、他人事とかではなくて、自らが受け入れてもらえる、全ての方に共通する優しい社会の実現を図っていく、その第一歩がこのパラリンピック競技大会の成功にかかってくるんだよというお話だと理解させていただいております。ですから、市民の方々に身近に感じていただきまして、このパラリンピック競技大会の盛り上げもそうですけれども、意識として気づきというものを感じていただきまして、本格的に共生社会の実現に向けて歩みを進めてまいればということで企画をさせていただいているものになります。
Q記者:7月の講演は誰向けのものか。
Aオリンピック・パラリンピック推進担当部長:市役所の部課長級、それからひらつかリトアニア交流推進実行委員会の実行委員、市議会議員、県議会議員等を含めまして、今旗振り役をやっている方々への講演になります。
Q記者:一般市民向けにこの講師が講演するのは初めてということか。
Aオリンピック・パラリンピック推進担当部長:平塚市では初めてとなります。
Q記者:講師は具体的にはどのスポーツに取り組んでいるのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長:具体的にどの競技というものはないのですが、ただ東京ガスの所属で水泳のパラリンピアンの選手がいらっしゃいます。特にそういう方とこれまで一緒に共生社会に向けた活動をされているということはお話の中でもいただいています。基本的には全パラスポーツ、パラリンピック競技が対象ですけれども、その中でも東京ガスにゆかりのある選手の部分は、具体的なお話で実話を交えていただきながら話していただきました。
Q記者:共生社会ホストタウンに登録されたことにより、平塚市としてのメリットや今後の取り組みに変化などはあるのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進担当部長:いままでもリトアニアのパラリンピックチームの受け入れですや交流事業、それからハード的な面でも進めているところですけれども、これを契機により一層それを充実・加速させて、市内外に「平塚は共生社会の実現に向けて真剣に取り組んでいるよ」ということをPRさせていただきながら、着実にその歩みを進めてまいりたいといったことが、この登録させていただいたことになると思っています。
Q記者:登録は期間限定ではないのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進担当部長:(リトアニア共和国の)ホストタウンと同じように、オリンピック・パラリンピック競技大会以降も継続して続けていくということになっています。
Q記者:共生社会ホストタウンに登録されたことによって、バリアフリーなどのハード面の整備は拡充されていくのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進担当部長:実際に今(リトアニア共和国の)ホストタウンの枠組みでも支援をいただいているところですので、改めて共生社会ホストタウンに登録したから目に見えて増えるという形ではないのですけれども、そういった支援は今後も継続して受けていくというものになります。
Q記者:国や県からの補助金などはあるのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進担当部長:先導的共生社会ホストタウンという制度がありまして、そちらに認定されると拡充という形が出てくることになります。
Q記者:共生社会ホストタウンは全国にどれくらいあるのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進担当部長:昨日の時点で、本市・神奈川県も含めて、累計で65件の登録がされたということです。
その他の質問
質問はありませんでした。
定例市長記者会見における質疑内容を広報課広報担当でとりまとめて掲載しています
記者発表資料
平塚市
担当 オリンピック・パラリンピック推進課 高梨
電話 0463-20-8700
パラスポーツ講演会「共生社会」実現への道
~東京2020パラリンピック競技大会の成功に向けて~を開催
東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、大会成功へのキーワードでもある「共生社会の実現」に向けた取り組みを知る機会とするため、パラリンピック競技大会や共生社会に精通する講師をお招きし「パラスポーツ講演会」を開催します。
主催
平塚市共催
東京ガス(株)神奈川西支店協力
一般社団法人HAND STAMP ART PROJECT、ひらつかオリパラ企業連携の会ひらつかリトアニア交流推進実行委員会
日時
令和2年2月2日(日)午後2時~4時(午後1時から開場・受付開始)
会場
平塚市中央公民館大ホール〒254―0073 平塚市追分1番20号
定員
650名(先着順) ※入場無料内容
主催者挨拶
講演:「共生社会」実現への道~東京2020パラリンピック競技大会の成功に向けて~
講師
髙橋 秀文 氏公益財団法人日本障がい者スポーツ協会 常務理事
日本パラリンピック委員会 副委員長
プロフィール
昭和53年4月 東京ガス株式会社 入社平成16年4月 同 導管企画部長
平成21年4月 同 執行役員 神奈川支社長
平成24年4月 同 執行役員 営業第一事業部長
平成27年4月 同 顧問(現・アドバイザー)
平成27年4月 同 出向 公益財団法人日本障がい者スポーツ協会 常務理事
日本パラリンピック委員会 副委員長
質疑・応答
終了(午後4時)
※大ホール外のスペースにてパラスポーツ競技の紹介パネル展、およびハンドスタンプアートプロジェクトを実施します。申込方法
電話・FAX <氏名、電話番号、車いすの有無>
申込期間
2019年12月23日(月)午前8時30分~2020年1月16日(木)午後5時00分まで(土日および2019年12月30日(月)から2020年1月3日(金)までの期間を除く)
申込先
平塚市役所企画政策部オリンピック・パラリンピック推進課電話番号:0463-20-8700 FAX:0463-23-9467
※定員に達し次第、申し込みを締め切ります。
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