平塚市総合計画(改訂基本計画)と第2期平塚市総合戦略を策定

令和2年2月13日

平塚市
担当 企画政策課 計画推進担当 秋山
電話 0463-21-8760
 

平塚市総合計画(改訂基本計画)と
第2期平塚市総合戦略を策定

 
 本市では、市政運営の総合的指針として、平成28年度(2016年度)から令和5年度(2023年度)までを計画期間とする「平塚市総合計画~ひらつかNEXT~」を策定し推進してまいりました。
 このたび、計画期間の中間年に至り、社会経済状況の変化や人口減少に伴う新たな課題へ的確に対応していくため、パブリックコメント、平塚市総合計画審議会及び議員全員協議会などの意見を踏まえ、令和2年度(2020年度)を始期とする平塚市総合計画(改訂基本計画)を策定しました。
 また、国から地方公共団体に策定が求められている次期「地方版総合戦略」については、平塚市総合計画(改訂基本計画)と一体的に策定することが有効であることから、第2期平塚市総合戦略についても併せて策定しました。
 

平塚市総合計画(改訂基本計画)の施策体系

 平塚市市民意識調査や平塚市転入出者アンケートにおいて、暮らしやすさや施策に対して満足度が向上していること、8割以上の市民が定住意向を示していることから、改訂後も基本的な構成は変えず、施策の継続性を図っています。
 平塚市総合計画(改訂基本計画)は、市政運営を総合的に進めるための分野別施策と重点課題に対応する重点施策の2つで構成されています。このうち、重点施策が「地方版総合戦略」に相当します。
 なお、国の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」において、地方公共団体によるSDGsの推進が位置づけられていることから、国と同じく地方創生の実現を目指す「地方版総合戦略」に相当する重点施策に対して、SDGsとの関連を示しました。
 

分野別施策

  1. 豊かな心と文化をはぐくむまちづくり
    お互いを理解し、尊重し合える心のやさしさと、学びの意欲や豊かな感性をもった人が育ち、人々の活発な交流をとおして人の輪をつなげ広げていく、よろこびと活力にあふれたまちを目指します。
  2. 安心して暮らせる支え合いのまちづくり
    子育て支援や福祉の充実、防犯や防災の取組など、地域の人と人、そして行政が一体となって互いに支え合うことで、市民の誰もが生きがいをもって幸せに暮らせ、安全に安心して住み続けることのできるまちを目指します。
  3. 自然と人が共生するまちづくり
    自然環境の保全や循環型社会の構築を進めるとともに、環境に配慮した快適な都市空間の整備を進めることにより、自然と人が共生した、持続可能な社会として発展するまちを目指します。
  4. 活力とにぎわいのあるまちづくり
    平塚の特性を活かしながら、各産業のバランスのとれた振興を図るとともに、新しい産業の創出、多様な担い手の確保を目指すことにより、安定した魅力ある産業を培います。また、多彩な観光資源の魅力を高めるとともに、積極的に情報発信し、人が集まり活気があふれるまちを目指します。
 

重点施策(総合戦略)

  1. 強みを活かしたしごとづくり
    地域経済や地域産業に関する特性と資源を分析・活用し、本市の強みを活かしたしごとづくりを進めます。
  2. 子どもを産み育てやすい環境づくり
    結婚や出産の希望をかなえるとともに、安心して子育てができ、未来の宝である子どもたちが健やかに成長できるまちづくりを進めます。
  3. いくつになってもいきいきと暮らすまちづくり
    「人生100年時代」を迎える中、いつまでも生きがいを持ち、住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりを進めます。
  4. 安心・安全に暮らせるまちづくり
    防犯や交通安全活動、消費者啓発を通じた日常生活の安心と、自助・共助・公助の連携による災害発生時の安全が確保されたまちづくりを進めます。
 

閲覧方法

 2月13日(木)より、平塚市ウェブページで閲覧ができます。計画の冊子版は製本が出来次第(3月中を予定)、市役所、各公民館、各図書館、駅前市民窓口センター、市民活動センター、各福祉会館、子育て支援センター、保健センター、青少年会館で閲覧できる予定です。