よみがえれ、ふるさとのせせらぎ事業「河内川」 アジサイを通じた市民と行政の協働事業が完結

平成19年6月29日

平塚市
担当 水政課水辺・海浜担当 小嶋
電話 0463-23-1111 内線2633

よみがえれ、ふるさとのせせらぎ事業「河内川」
アジサイを通じた市民と行政の協働事業が完結

 
 平塚市では県の協力により平成15年度からの3年間、「よみがえれ、ふるさとのせせらぎ事業」として河内川の整備を進めてきました。
 この間、地域住民と行政の協働によるワークショップを設立し、アジサイの植栽やホタルの放流、清掃作業などを展開。市民と一緒に「河内川らしさ」を考え、次世代に残せる親水空間の創設を目指しました。
 また、県による河床整理や親水階段の設置なども行われ、これまで悪臭を放っていた川が、市民が憩える「せせらぎ」に生まれ変わりました。
 河川再生に向けた取り組みの経過を報告書にまとめ、事業に携わった住民のパワーを伝えるとともに、よみがえった河内川の魅力を多くの市民に発信します。
 

ワークショップの開催

行政と住民が一体となって立ち上げたワークショップは、3年間で15回開催。「河内川らしさ」を考え、環境保全や親水空間の創出、あるいは学習の場として、子供たちに残せる河内川を多くの人が納得できる形で作り上げました。
 

川づくり基本方針

  1. 自然環境の豊かな河内川
  2. 地域に調和した美しい景観の河内川
  3. 子供たちが遊べ、地域の憩いの場となる河内川
  4. 安全に歩ける散策路のある河内川
  5. 草刈り、清掃等の維持管理が行われ、利用者のマナーの良い河内川

ハード事業の整備

 蔵之前橋上流に親水階段と飛び石を整備したほか、河床の土を入れ替えたことにより、子供たちが川に触れ合う機会が増えました。また、ソーラー式街路灯やベンチを設置し、散策を楽しむ市民の休憩所も整備しています。このほか、東屋やウッドデッキなども整備され、市民が気軽に訪れる憩いの場に生まれ変わりました。
 

報告書

 A4判15ページ。7月2日から関係者や希望する市民に配布し、「よみがえれ、ふるさとのせせらぎ事業」の取り組みを紹介します。
 

  • 河内川の写真