平塚空襲の悲惨さを伝え、平和の尊さ訴える 「体験をきく会」と「パネル展」を開催

平成19年7月10日

平塚市
担当 行政総務課庶務・文書担当 松浦
電話 0463-21-8763 

 平塚空襲の悲惨さを伝え、平和の尊さ訴える
「体験をきく会」と「パネル展」を開催

 
 平塚市は7月15日から8月17日を「平和月間」とし、さまざまな平和事業を展開しています。平塚市域が米軍のB29爆撃機による空襲に見舞われたのは、昭和20年(1945年)7月16日深夜から17日未明。無数の焼夷弾が降り注いで市心部は焼け野原となり、237人が死亡、268人が負傷(神奈川県警調べ)しました。
 戦争の悲惨さと平和の尊さを後世に伝えるため、「体験をきく会」と「パネル展」を開催します。
 

平塚空襲の体験をきく会
~62年前の記憶を語り平和を呼びかける~

日時 平成19年7月15日(日)10:00~12:00

会場 須賀公民館(平塚市夕陽ヶ丘60-32)
 
事業内容
 平塚空襲の体験談を通じ、市民に戦争の悲惨さを伝えるとともに、平和の尊さ、大切さを考えてもらおうと平塚市が平成13年度から毎年開催しています。
 語り部は、「平塚の空襲と戦災を記録する会」江藤巖会長(74)とメンバーの杉山喜一さん(75)。 お二人とも空襲で家族を亡くされた体験があり、空襲に見舞われたときの平塚市の様子や恐ろしかった当時の記憶を語っていただきます。
また、会場には平塚空襲の写真パネルや実物の焼夷弾なども展示し、戦災状況地図を見ながら当時の状況を伝えます。
 
※ 御来場の際は、公共交通機関をご利用ください。須賀公民館へは平塚駅南口から須賀港行きバス「明神前」下車徒歩1分です。
 

平塚空襲の事実を伝える平和普及パネル展

 期間 平成19年7月12日(木)~20日(金)
 
会場 市役所 1階 市民ホール
 
事業内容
 今回のパネル展は、空襲のときに投下された焼夷弾の説明や当時の悲惨な被災状況と現在の街並みを比較した写真や地図を紹介します。
  • 展示パネル30枚
  • 市民憲章グリーティングカード配布
  • 焼夷弾・千人針・B29爆撃機模型展示(平塚市博物館から借用)
  • 米国立公文書館蔵の平塚空襲の写真