「7.29豪雨東部ポンプ場浸水解析報告書」がまとまりました
平成19年12月22日
平塚市
担当 下水道部 下水道管理課 施設保全担当
電話 0463-23-1111 内線2135
「7.29豪雨東部ポンプ場浸水解析報告書」がまとまりました
7月29日の集中豪雨で一時稼動停止となった東部ポンプ場(夕陽ヶ丘)の浸水解析報告書がまとまりました。第三者機関が実施した浸水に関する解析(地表面のシミュレーション等)と対策案等の検証が終了し、地元説明会等で公表します。
報告書の概要
東部ポンプ場及び区域の概要
- 所在地 夕陽丘64-8
- 供用開始 昭和47年4月
- 計画排水面積 272.74ヘクタール
- 排水能力 1時間当たり45mm
7月29日の降雨状況等
東部ポンプ場の処理区域にあたる花水小学校(龍城ケ丘)の降雨量は1時間当たり70mmで、特に午後7時50分からの30分間では1時間当たり58.5mmの降雨量を観測した。また、落雷(午後8時10分ごろ)により、夕陽ヶ丘地区などで計660世帯が停電した。
東部ポンプ場の浸水原因
- 多量の雨水が短時間にポンプ場へ集中し、ポンプ井の水位が急激に上昇
- ポンプ場を含む一帯の停電に伴い排水処理までの時間を要したことによりポンプ室が浸水し、自家発電機が水没
シミュレーション結果
7月29日の豪雨では、水位の急激な上昇により早期にポンプ室が浸水するため、ポンプ稼動時間が短く、結果としてポンプが稼動したとしても大幅な浸水の削減に繋がらない。
浸水原因の結論
7月29日の豪雨は、東部ポンプ場の排水能力1時間当たり45mmを越える非常に激しい雨が短時間に降ったことによる、想定を超えた自然災害によるものと考えられる。
対策案
- 貯留施設の設置
- ポンプ形式の変更
- 流入ゲートの改善
- 情報公開(ハザードマップ、住民への周知)
- 緊急資材の保管等
報告書の閲覧
閲覧期間 平成19年12月25日(火)~3月31日(月)
閲覧場所 平塚市役所1階 市政情報コーナー・須賀公民館
閲覧場所 平塚市役所1階 市政情報コーナー・須賀公民館
解析委託機関
日本上下水道設計株式会社 (本社・東京都新宿区富久町)
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