7月29日の集中豪雨の被災状況最終報告と市の対応策

平成19年12月22日

平塚市
担当 防災安全部 防災課
電話 0463-21-9734

7月29日の集中豪雨の被災状況最終報告と市の対応策

  
 東部ポンプ場が浸水し一時機能が停止したり、一部の地区で多くの建物や車両が浸水したりするなど、港地区などを中心に著しい被害が生じた平成19年7月29日の集中豪雨の市内の状況がまとまりました。
 また、市の対応等に対する市民からの意見を受け、災害対策の見直しや経済的支援策などを「市の考え方」として示します。
 

平塚市内の状況≪最終報告≫の主な内容

平成19年12月11日現在
 
被害状況について
 人的被害3件、建物浸水被害52件、道路等被害13地区、下水道等被害1件、公共施設等被害6件、車両被害47件
 
災害対応について
 給水・仮設水道設置  夕陽ケ丘地区のマンション1棟に実施
 
 住家等の消毒  住宅等80件に床上・床下の消毒を実施
 
 り災証明書  浸水被害伴い13件発行
 
 災害見舞金  住家に床上浸水した4世帯に支給
 
 被害実態調査  8月4、7の両日、95戸を調査
 
 下水道施設等  東部ポンプ場、国道・市道のマンホール等の復旧作業を実施
 
 降雨量  本庁舎屋上(平塚市浅間町) 30分当たり52.5mm
        花水小学校(平塚市龍城ケ丘) 30分当たり58.5mm
        神田小学校(平塚市田村) 30分当たり54.5mm
 

市民意見等に対する市の考え方

 
市の災害対応体制
  • 風水害体制マニュアルの見直し
     短時間豪雨にも対応できる職員の配備体制に改め、初動体制を強化。
  • 情報共有化
     災害に組織的、かつ迅速・的確に対応するため、災害情報をカードに記録し、統一した情報を収集するとともに、全庁での情報共有。 
  • 家屋等の被害状況調査
     被災後、速やかに家屋等の被害状況の調査に入り、被害家屋等に対する支援制度の適応を考慮するとともに正確な被害状況を把握する。

市からの経済的支援等
  • 見舞金制度
     要綱で住家で床上浸水被害を受けた世帯としていた支給対象を一部改正し、店舗や工場・事務所も対象とします。7月29日の集中豪雨に伴う被害にも適用。 
  • 融資制度
     所得制限を設けないなど誰もが利用しやすい融資制度を新たに導入。7月29日の集中豪雨に伴う被害にも適用。
 
千石河岸の浸水対策
  • 雨水の流出を抑えるため、一時的に雨水を貯めて浸み込ませる施設を設置します。 
  • 雨水を平塚漁港に排水する計画を策定します。

 「市の考え方」は8月11日に須賀公民館で説明会を開き、その際いただいた御意見や御要望等を集約し、関係各課で検討した結果です。
 

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