西八幡一丁目の市道で発見された農薬の空袋及び汚染土壌の撤去

平成20年1月28日

平塚市
担当 下水道建設課 建設第2担当 高橋
電話 0463-23-1111内線2440

西八幡一丁目の市道で発見された農薬の空袋及び汚染土壌の撤去

  
 平塚市西八幡一丁目で実施していた西八幡枝線(雨水)築造工事で、平成19年1月に発見された農薬空袋及びBHCにより汚染された周辺土壌について、環境省の『埋設農薬調査・掘削等暫定マニュアル』に基づいた調査を行った結果、汚染範囲が特定できたため汚染土壌を撤去し土砂を入れ替えます。
 
汚染範囲  平塚市西八幡1丁目の八幡公園北東側道路部分 約85平方メートル
 
汚染土壌の撤去  八幡公園北東側道路部分の延長約17.0m、幅5.0mのうち、1.0~3.5mの深さの土砂(約170立方メートル)を入れ替えます。
 
工事期間  平成20年2月1日から2月29日の間に、下水道工事に併せて行います。
 
汚染土壌の処分  BHCにより汚染された土壌は、専門業者に委託して適正に焼却処理します。
 
除去費用  約3200万円
 

経過

 下水道管布設のための事前調査として八幡公園北東側道路上を試掘した請負業者は平成19年1月11日、地表面から深さ約1.5mの位置に積み重なった農薬の空袋を発見しました。6日後に平塚市環境部職員が立会いの上、再度掘削調査を行ったところ、深さ約1.5~1.8mの地中に約30cmの厚さに積み重なっている農薬の空袋と、周辺の土壌の一部が黒く変色しているのを確認。
 環境省の「埋設農薬調査・掘削等暫定マニュアル」に基づいたサンプリング調査の結果、指針値(1リットル当たり0.0025mg)の約250~440倍にあたる1.1mgのベンゼンヘキサクロイド(BHC)が検出されました。
 
 
  • BHC (ベンゼンヘキサクロイド)  有機塩素系の殺虫剤のひとつ。農薬登録期間は1949年2月~1971年12月で、現在は使用されていません。