火災に伴う復旧作業が3ラインで完了 平塚市リサイクルプラザの一部が再稼動

平成20年2月20日

平塚市
担当 環境部 環境業務課長 稲毛
電話 0463-23-1111 内線2536

火災に伴う復旧作業が3ラインで完了
平塚市リサイクルプラザの一部が再稼動
再発防止に向けて地域説明会も開催

  
 平塚市リサイクルプラザで平成19年11月23日に発生した火災に伴う復旧作業が、ビン・缶・ペットボトルの3ラインで完了し、約3カ月ぶりに稼動を再開します。
 ただ、出火場所とみられるプラクル(プラスチック製容器包装類)貯留ヤードは、再発防止と被害拡大防止策を講じるため、再稼動は5月上旬になる見通しです。
 各ラインの復旧には膨大な費用を投じる必要があり、再発防止に向けて各地域で説明会を開き、あらためて分別処理の徹底を呼びかけます。
 

再稼動時期

  • ビン、缶、ペットボトルの3ライン  再稼動日  2月25日(月)予定
  • プラクル(プラスチック製容器包装類)のライン  再稼動日  5月上旬(見通し)
 

被害状況

プラザ棟
 展示場や空調設備、階段などの床・壁・天井全体にすすと臭い付着
 
工場棟
 2階部分の床、内外壁、天井、機器など全体に、すすと臭い付着
 屋根・壁・窓の一部が損傷、出入り口扉・エアカーテン損傷
 Bホッパの壁(躯体)・投入口・床の損傷(Bホッパコンベアは損傷小)
 空調設備・排気設備・集塵機器 損傷
 電気設備の配電盤・配線・照明機器など大部分損傷
 Aホッパ・重機・1階部分は損傷なし(煤は付着)
 
その他の設備類(ソーラー発電・処理ライン付属機器)は、点検調査中
 

復旧方法

 建物、各種設備関係の復旧は、火災保険の対象となることから、できるだけ従前形状に復旧していきます。ただし、出火場所とみられるプラクル貯留ヤードは、再発防止と被害拡大防止策を講じていきます。
 

休止期間中の資源再生物処理状況(1月末まで)

 火災以後に収集した4品目(ビン、缶、ペットボトル、プラクル)は、従来どおりすべて資源化しています。
 
ペットボトル
 火災発生から1月末までの資源化量130,690kg
 大磯美化センター(12月20日分まで)と大神仮設処理場で処理
 
プラクル
 火災発生から現在までの資源化量566,003kg(大神仮設処理場)
 
ビン
 リサイクルプラザ1階にて資源化処理
 

 資源物の処理・再生業者に直接納入
 

再発防止策

12月上旬に「リサイクルプラザ復旧検討会」を発足させ、復旧方法や費用等を検討
再発防止に向け、ごみの減量や排出物の分別徹底・強化などを呼びかける地域説明会を、市内の自治会ごとに開催(1月末から実施)