女性管理職30%の目標を明示 女性職員活躍に関する取り組み報告書~女性が輝く職場をめざして~を策定

平成20年3月31日

平塚市
担当 男女共同参画推進室 横尾
電話 0463-23-1111 内線2172

女性管理職30%の目標を明示 
女性職員活躍に関する取り組み報告書 ~女性が輝く職場をめざして~ を策定

 
 平塚市役所における男女共同参画施策を総合的に推進する男女共同参画管理会議は、「今後9年間で管理職に占める女性の割合を30%に増やす」とする目標を盛り込んだ報告書をまとめました。今後、市としての具体的な取り組み項目を明示した実施計画を策定し、目標達成に向けた取り組みを加速させていきます。
 

女性職員活躍に関する取り組み報告書の概要

対象 平塚市職員の一般行政職(一般事務、建築技師・土木技師、保育士、保健師、社会福祉士、司書・学芸員等)。男性が多い消防職と女性が多い医療職を除く。
 
現状
 一般行政職の男女別割合  男性72.4% 女性27.6%
 管理職の男女別割合  男性87.7% 女性12.3%
 管理職試験の受験率  男性56.5% 女性36.2% (18年度、女性の職種別受験率 一般事務 7.3%)
 職員採用試験(1次試験)の受験者男女別割合  男性56.7% 女性43.3% (18年度)
 
 その他、配置や事務分担に性別による格差があると推測
 
目標
 管理職に占める女性職員の割合(12.3%=平成19年4月1日現在)を、平成28年度までに30%まで引き上げます。
 計画期間(9年間)を3期に分け、第1期(平成22年度まで)の目標を16%に設定。現状の女性管理職(33人)に対し9人純増が目安。
 
目標達成に向けた提言
 提言1 職員の意識が変わり、個性と能力が十分発揮できる職場を作ります
 提言2 女性職員を育成し、職域を拡大します
 提言3 ワーク・ライフ・バランスを推進します
 
 さらに、提言を実現するための22の取り組みを掲げています
 
結論
 すべての職員、特に女性職員が個性と能力を十分発揮し、活躍することで、職員満足と市民満足が向上し、庁内の男女共同参画が着実に進み、活気あふれる職場となっています。
 

これまでの経過

 平塚市の男女共同参画を進める「ひらつか男女共同参画プラン2007」が平成19年度に施行されたことを受け、庁内推進体制を強化しました。同年10月には「平塚市男女共同参画管理会議」(会長:鍵和田副市長)を発足させ、さらに、女性職員の活躍状況について調査研究する「平塚市女性活躍推進部会」(部会長:牛田会計管理者)を設置。庁内のポジティブアクション(格差を是正するための措置)推進の課題等を検討し、報告書にまとめました。今後、実施計画を策定し、取り組んでいきます。
 

背景

 少子高齢化による労働力の減少や社会的責務(CSR)などの対応として、女性の活用が期待されています。国は「2020年までに、指導的地位に女性が占める割合が30%」の目標を掲げ、全国で取り組みが進められています。
 

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