平塚市内の2団体が受賞 道路や河川で花いっぱいの地域活動 第19回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰

平成20年4月18日

 
平塚市
担当 みどり公園・水辺課 みどり担当
電話 0463-23-1111 内線2425
 

平塚市内の2団体が 受賞
道路や河川で花いっぱいの地域活動 
第19回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰 

 
 
 平塚市内の道路や河川で緑化推進運動に取り組んでいる2団体が、国土交通省の「みどりの愛護」功労者に選ばれました。市内団体の受賞は8年ぶり3回目で、山口県で開かれる「みどりの愛護のつどい」で表彰されます。
 

第19回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰

 花と緑の愛護に特に著しい功績のあった民間の団体に対し、その功績をたたえ、国民的運動としての緑化推進の活動の模範として表彰する制度。今回は全国から91団体が選ばれ、春季における都市緑化推進運動期間の行事の一環として開催される全国「みどりの愛護」のつどいの式典で表彰されます。
 

≪平塚市内の受賞団体≫

  • 河内川あじさいの会 (安居院虎雄会長、会員数80人) 
  • 神奈川県立平塚農業高等学校 農業クラブ園芸研究班 (美濃口朗担当教諭、班員16人)
 

≪表彰式≫

日時  平成20年4月19日(土)
 
場所  維新百年記念公園(山口県山口市)

河内川あじさいの会

 かつて河内川は、ゴミが多くドブ川と化し、悪臭を放って人が寄り付かない場所となっていました。しかし、平成4年頃からごみ問題への取り組みが行われ、平成10年4月からは「河内川あじさいの会(当時は「河内川あじさいを愛する会」)」を結成して堤防敷へのあじさいの植栽、草刈り、清掃作業及び環境啓発活動を行っています。作業は月1回行い、流域の旭小学校の児童も協力して行っています。
 現在では鎌倉橋から下河原橋まで約1.4kmの左右両岸に約1900本ものあじさいが植えられ、開花時期には、多くの人が訪れる川になっています。平成17年からは、あじさいのきれいに咲く6月に地域をあげて、あじさい祭りを開催しています。
 
  • 河内川あじさいの会が活動する様子の写真

神奈川県立平塚農業高等学校農業クラブ園芸研究班

 平塚農業高等学校農業クラブ園芸班では、平塚市八幡神社土屋線の学校横の道路残地に、本校の草花を利用して花壇の植え付け、手入れ、除草、清掃等をさせていただいています。私達は、農業高校の生徒としてできる植物を通してのボランティア活動を行っています。日頃から、本校と地域の架け橋となり地域の絆を深められるように積極的に取り組んでいます。常に、『させていただく。』を心がけて私達が楽しんで行え、無理のないよう計画的に活動しています。
 植物に接し、植物が私達に教えてくれたこと。喜びと感動は、言葉では言い表せません。植物を通して表現したい。私達の力は微力ですが、前向きな姿勢と努力は自信を持ちます。小さな活動でも数が少なくても長く続けることが大切だと思います。その他小・中学校の卒業式の飾花活動、市民病院の花壇の植え付け、プランターによる地域への飾花活動は年間延べ500を超えます。
 
 
  • 平塚農業高校が活動する様子の写真