市道「駅前大通り線」舗装打ち換え工事の発注で積算ミス

平成20年4月25日

 
平塚市
担当 土木部 道路整備課 山口
電話 0463-23-1111 内線2467
 
 

市道「駅前大通り線」舗装打ち換え工事の発注で積算ミス

 
 
 市道「駅前大通り線」の老朽化に伴う舗装打ち換え工事の発注にあたり一般競争入札を実施した際、工事費の積算ミスが判明したため、入札を無効としました。
 入札参加業者からの疑義申し立てを受け、市側が再調査したところ積算ミスが判明。今回の入札参加業者に対し再入札を実施して、工事請負業者を選びます。
 

≪積算ミスの概要≫

道路に白線(道路ライン)を引く区画線工において、ライン1mあたりの工事単価を積算する際、「土木積算システム」から誤った単価を選んで入力。合計の設計金額・予定価格が本来価格より安く積算されたため、落札候補者に変更が生じてしまいました。
 
区画線工(白線、幅45cm) 1m当り540円を486円で計上
 
区画線工(白線、矢印、記号) 1m当り460円を414円で計上
 
設計金額の過小積算額 94500円(税込み)
 
入札参加業者  17社
 

経過

4月1日   一般競争入札公告
 
4月23日  開札(落札候補者決定)
 
4月23~24日午後5時までの間に5社から疑義申し立てがあり、担当課の調査により積算ミスが判明しました。
 

今後の対応(再発注手続き)

今回の入札に参加(入札書を提出)した業者に限定した「条件付一般競争入札」とし、4月中に再度公告。5月中旬にも再入札を行います。
 

再発防止策

細心の注意を図った上で設計し、発注時のチェック体制を強化します。
 

≪工事概要≫

舗装打ち換え工事
工事延長 283.6メートル / 幅員 19.0~36.0メートル
 
切削オーバーレイ工(切削10cm、即日1層補設)  A=5360平方メートル
 
As表層工(密粒度 改質2型 t=5cm)  A=4163平方メートル
 
半たわみ性舗装工  A=1196平方メートル
 
クラック防止シート張(幅50cm)  L=1107メートル