平塚市リサイクルプラザが半年ぶりに全面復旧 安全設備の導入と分別徹底の呼びかけで再発防止
平成20年5月19日
平塚市
担当 環境部 環境業務課長 稲毛
電話 0463-23-1111 内線2536
平塚市リサイクルプラザが半年ぶりに全面復旧
安全設備の導入と分別徹底の呼びかけで再発防止
昨年11月23日に発生した火災で甚大な被害を受けたリサイクルプラザの復旧作業が完了し、約6カ月ぶりにすべてのラインで運転を再開します。
半年間におよぶ復旧作業では、ホッパの二重構造化や大型泡消火器の整備費などで8億5000万円に上る予算を投じる結果となりましたが、今後、最大限の保険適用を視野に入れて支出額を補填していきます。
また、職員が各地区に出向き、ごみの分別徹底や発火性異物の混入による危険性などを説明し、再発防止に向けた取り組みを強化しています。
すべてのラインの稼動再開日 平成20年5月20日
施設安全策(復旧工事)の概要
安全設備
- ホッパABの改良 ホッパ内壁の二重構造化、点検窓の増設、投入口の増設及びゲート改良など
- 煙感知器の設置 ホッパ内に7個設置
- 消火設備の充実 大型泡消火器5個・消火口・消火用配管の設置、通報システムの増設など
※設備面の充実を図るとともに、運転管理業務の改善や消火訓練を定期実施するなどして安全管理対策を強化します。
再発防止の呼びかけ
- 平成20年2月より、市民に再発防止と分別の協力のため自治会単位で説明会を開催中。(5月19日現在、市内121地区で実施済み)
- 収集時の対策として、分別不適正物へのステッカー指導強化、発火性異物の除去、集積所ごみの排出状況調査などを実施。
復旧期間中の資源再生物処理状況
火災以後に収集した4品目はすべて資源化しています。
- ペットボトル 火災発生から12月20日収集分までを大磯美化センター、以後は大神仮設処理場で資源化
- プラクル 火災発生以後、5月15日収集分まで大神仮設処理場で資源化
- ビン 2月22日収集分までは、リサイクルプラザ1階、以後は復旧したラインにて資源化
- 缶 2月22日収集分までは、資源物の処理・再生業者に直接納入、以後は復旧したラインにて資源化