福祉施設の安全設備などを確認 平塚市消防署が市内96施設を緊急査察

平成20年6月12日

 
平塚市
担当 消防署管理課 査察担当 水野
電話 0463-21-9727
 
 

福祉施設の安全設備などを確認 

平塚市消防署が市内96施設を緊急査察

 
 
 平塚市消防署は市内にある福祉施設に対し、消防法に基づく査察を実施しました。施設内の消防設備設置状況を確認するとともに、火災予防に関する意識啓発が目的。
 福祉施設への査察は年間計画として予定していましたが、県内の知的障害者自立支援施設(グループホーム)で死傷者が出る火災が発生したことに伴い緊急査察と位置づけて実施。防火管理体制を重点的に確認するとともに、査察期間を短縮しました。
 査察の結果、グループホームでは指摘事項はなかったものの、その他の福祉施設で防火管理等の不備事項を確認し、早急な改善を指導しました。
 
日時  平成20年6月5日(木)から 6月10日(火)まで
 
対象施設  市内福祉施設(96施設)
 
内訳 身体、知的障害等施設 40施設(入所18施設・通所22施設)
   老人介護施設     56施設(入所52施設・通所4施設)
 

査察内容

  • 防火管理状況の確認(防火管理者の選任、消防計画等)
  • 消防設備の設置状況等の確認(消火器、自動火災報知設備)
  • 避難経路の確認(防火戸、避難障害等)
 

査察結果

消防計画の作成等、防火管理状況の不備 23施設 (障害施設6・老人施設17)
 
※ グループホーム(9施設)、アパートタイプ(4施設)では指摘事項はなく、適正に維持管理されていることを確認しました。
 

平塚市消防署の対応策

指摘事項に関しては、各施設の関係者に対し早急な対応をするよう指導しました。
今後は改善の追跡調査を行い火災予防の徹底を図ります。