市民の手で地域の歴史資産を守る「裏打ちの会」 古文書の補修作業風景を特別公開
平成20年8月13日
平塚市
担当 博物館 学芸担当 早田
電話 0463-33-5111
市民の手で地域の歴史資産を守る「裏打ちの会」
古文書の補修作業風景を特別公開
平塚市博物館で保存している古文書などの補修作業を行っている「裏打ちの会」による作業風景を特別に公開します。考古、歴史、天文、地質など学芸員による選りすぐりの資料を紹介する「平塚市博物館こだわりの100選」(夏季特別展)の一環。
裏打ちの会の市民ボランティアが、長い年月を経て傷みが激しい古文書に和紙を丁寧に貼り付けて補修します。また、「学芸員の七つ道具展」で公開している「刷毛」(裏打ち作業の道具)なども展示し、地域の歴史資料を守り伝える取り組みを紹介します。
主催 平塚市博物館
日時 8月20日(水)
午前10:00~午後3:00の間随時
(正午~午後1:00は休憩)
会場 平塚市博物館 1階 科学教室
(平塚市浅間町12-41)
入場料 無料
裏打ちの会
市博物館が主催する会員制の市民参加行事。傷みの激しい古文書を、和紙を用いて補修し、保存に努めています。貴重な博物館資料に市民が直接触れて補修する珍しい取り組みです。
市博物館で開催した体験学習「裏打ち」(昭和62年~平成元年)に参加した有志を中心に発足。毎月1回(第3水曜日)の補修作業のほか、和紙の産地を自主見学するなどの研究活動も行っています。
会員15名(うち女性14名)