先人の足跡を次世代への架け橋に…地域初の歴史本「広川の歴史」が完成 紀元前から続く歴史を地元研究会が編纂

平成20年11月5日

 
平塚市
担当 社会教育課 文化財保護担当 山本
電話 0463-35-8130
 
 

先人の足跡を次世代への架け橋に…
地域初の歴史本「広川の歴史」が完成
紀元前から続く歴史を地元研究会が編纂

 
 
 先人の積み上げた土台の上に今の幸せがある・・・
 広川地区の歴史の調査研究活動に取り組んでいる「広川歴史研究会」が、約5年間にわたる古老への聞き取り調査等の研究成果をまとめた歴史本が完成しました。タイトルは『広川の歴史~近村とのかかわりと共に』。同地域の歴史を系列的にまとめた初の刊行物です。
 研究会のメンバーは、広川の古代から現代までを60以上の文献を参考にしながら史実に基づいて編纂。地域への愛着を深めてもらおうと、地域の動静や茶飲み話も加え、図や写真を多数取り入れて読み物風にまとめています。
完成を記念して大藏市長への贈呈式を行ない、本の見どころ等を紹介します。

『広川の歴史~近村とのかかわりと共に』(全7章)

  1. 地名
  2. 古代:たくましく、命を燃やした縄文人 
  3. 中世:広川の領主、社寺、そして相模もののふ
  4. 江戸時代:広川住民の登場
  5. 近代・現代(明治・大正・昭和・平成)
  6. あしたを夢みて
 
資料編
 
規格 А5版・199ページ
 
発行部数 1000部
 
販売価格 1000円 1冊(11月12日(水)に発売予定)
 
販売方法
 越地書店(58-0016)で店頭販売
 広川歴史研究会メンバーへの購入依頼
 高橋正人(58-2739)添田吉則(58-8187)
 

 広川歴史研究会

 
広川歴史研究会(蓑島義一代表)は、平成15年12月に発足。「広川の歴史」の出版にあたり、当研究会の会員10名が、約5年の歳月をかけて、全62回の会議を行ってきました。広川地区の戸数が約1000世帯まで急増する中、忘れ去られようとしている広川の歴史を記録し、それによって少しでも愛郷心を深めてもらえればとの会員共通の希望が込められています。
 

完成報告会

 
日時 平成20年11月12日(水) 午前11:30
 
場所 平塚市役所 本庁舎3階 第1応接室
 
出席者 広川歴史研究会
     蓑島義一、添田吉則、窪田一夫、高橋正人、土井浩(作成指導者)
  • 「広川の歴史~近村とのかかわりと共に」表紙などの写真