平塚市保有施設の保全工事=20年間で約196億円 公共施設を総合的に管理するための指針策定

平成20年11月17日

 
平塚市
担当 財産管理課 施設保全担当
電話 0463-21-8763
 
 

平塚市保有施設の保全工事=20年間で約196億円

公共施設を総合的に管理するための指針策定

「平塚市施設白書」と「公共建築物の長寿命化に向けた考え方」

 
 
 平塚市が所有する公共施設を総合的に管理するための指針となる「平塚市施設白書」と「公共建築物の長寿命化に向けた考え方」をまとめました。
 市が保有する公共施設は392施設(1343棟)で、延べ床面積は71万平方メートルに上ります。現在、その3分の1にあたる施設が築後30年以上経過しており、修繕や建て替えに伴う財政負担などが課題になっています。

平塚市施設白書                               

 
 それぞれの施設の現状を把握するとともに、将来予測される問題点を整理し、施設の統廃合を含めた公共施設のあり方等について検討していくための基礎資料とします。
 施設の種類や数、面積、建築年度、各施設の管理経費(1年間)などを盛り込み、今後5年ごとに更新していきます。
 
主な内容
  • 平塚市が保有している施設と延べ床面積の推移(8~9ページ)
  • 建設面積等の年度別推移と平成19年度の決算額(11~39ページ)
  • 最近の新築・改築、改修や修繕にかかった費用とその主な施設(40~41ページ)
 
 

平塚市公共建築物の長寿命化に向けた考え方                     

 
 建築物の機能や設備性能を良好な状態に保ち、利用者の安全を図るための中長期的な予防保全工事の実施時期と経費の推計を提示。限られた財源の中で「施設の長寿命化」、「ライフサイクルコストの削減」、「財政負担の平準化」及び「保全優先順位の公正化」を図ることを目的としています。
 
主な内容
  • 各施設の目標耐用年数を76年(一部地域を除く)と定め、約20年ごとに計画保全工事を実施。最も効果的かつ最小限の経費で建築物を維持します。
  • 各施設の保全工事の優先度を加味するとともに、工事発注量や財政負担の平準化を図ります。5年間を1期とし、4期分(20年間)の概算経費を提示。

   各期とも概ね50億円前後必要で、20年間では約196億円の経費となります。

  • 5年間の予定工事を抽出して、耐震補強工事の実施時期や劣化調査で得られた優先順位を決定。さらに計画保全予算等を考慮して「短期保全実施計画」を策定し、平塚市総合計画の次期実施計画に位置づけて運用します。

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