公用車にアイドリングストップ装置を試験導入 平塚市地球温暖化対策実行計画の取り組み

平成20年12月12日

 
平塚市
担当 環境部 環境政策課 環境政策担当
電話 0463-23-1111 内線2266
 
 

公用車にアイドリングストップ装置を試験導入

平塚市地球温暖化対策実行計画の取り組み

 
 
 二酸化炭素の排出抑制や消費燃料の節約を目指し、平塚市の公用車2台にアイドリングストップ装置を試験導入しました。地球温暖化防止に向け、自治体が率先して取り組む行動を定めた「平塚市地球温暖化対策実行計画」に位置付けている事業。今後、効果を検証し、手軽にできる取り組みとして実践者の拡大を目指します。
導入車両
  •  軽貨物ワンボックス車
  (ガソリン燃料車 650cc)
 
  •  軽貨物ワンボックス車
  (CNG<圧縮天然ガス>燃料車 650cc)
 
導入効果
 いずれも約10%の燃費向上を想定しています。これにより、燃料使用量や二酸化炭素排出量も約10%削減されます。
 
<例>
100リットル/月のガソリンを使う。ガソリンは1リットル120円、ガソリンの二酸化炭素排出係数を2.32kg-CO2/Lと仮定すると、
 
  • ガソリン量 100リットル×0.1×12か月=年間120リットル削減
 
  • ガソリン代 120リットル×120円=年間14,400円削減
 
  • 二酸化炭素の排出量 120リットル×2.32=年間278.4kg削減
 
使用方法
 車が停止すると4秒後にエンジンが自動停止する仕組み。再起動する場合は、シフトレバーをニュートラルに入れるとエンジンがかかります。
 
費用  78,750円(1台当たり/取り付け工賃含む)
 

アイドリングストップ

信号待ちや乗降時など車を停車する際、エンジンを一時止める行動。無用なアイドリングを行わないことでガソリンの消費量を減らし、二酸化炭素の排出量削減につなげます。製造会社では、都市部でアイドリングストップを実践した場合、13.4%燃費が向上するというデータを示しています。二酸化炭素はガソリン1リットルにつき2.32kg、CNGでは2.01kg排出されるので、温暖化防止効果が期待されます。
 
 
  • アイドリングストップ装置の写真