古代の歴史を刻んだ遺跡群で埋蔵文化財の魅力を紹介 北金目塚越遺跡の現地見学会を開催

平成21年1月15日

 
平塚市
担当 社会教育課 文化財保護担当 上原
電話 0463-35-8124
 
 

古代の歴史を刻んだ遺跡群で埋蔵文化財の魅力を紹介
北金目塚越遺跡の現地見学会を開催

 
 
 約1700年前の竪穴住居跡と墓の周溝(方形周溝墓)が見つかった「北金目塚越遺跡」。平塚市内で「埋蔵文化財の宝庫」とされる北金目台地の東端部に位置し、弥生時代の集落形成から、古墳の出現、奈良、平安時代の集落形成への変貌を今日に伝えています。近くにある塚越古墳との関わりも深いと思われる遺構群の現地見学会を開催し、身近な埋蔵文化財の魅力を紹介します。

北金目塚越遺跡

北金目塚越遺跡は、約24.9ヘクタールの範囲に広がる遺跡群。平成7年から始まった区画整理事業に伴う調査においては、塚越古墳構築の直前に造られた前方後方形周溝墓をはじめ、方墳や百数十基の方形周溝墓が発見されました。これらの弥生時代後期から古墳時代前期の特色ある墓域の形成と台地の縁に営まれた集落は県内でも有数の遺跡とされています。
 

現地見学会

日時  平成21年1月25日(日) 午前10:00~午後3:30
     小雨決行(荒天中止)
     (説明は午前10:30 午後1:00 2:30)
 
場所  北金目塚越遺跡 第3地点発掘調査現場 
     (平塚市北金目1615付近)
 
参加方法  参加自由、無料
 
駐車場がありませんので、ご参加の際は公共交通機関をご利用ください。
 「北金目入口」から徒歩15分 「みずほ小学校」から同7分
 
周溝墓
弥生時代から古墳時代前期にかけて造られた数メートルから十数メートルの範囲を溝で囲まれた墓。溝の囲み方の形状によって、四角の場合は方形周溝墓、丸の場合は円形周溝墓などと呼ばれる。前方後方形周溝墓は前方後方墳と同じ形を持った周溝墓。
 
  • 塚越遺跡発掘調査現場の写真
  • 塚越遺跡の写真

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