平塚沖海底の土壌成分撹拌と廃棄物除去 海底耕うんで漁場環境の改善

平成21年3月2日

 
平塚市
担当 農水産課 みなと水産担当
電話 0463-21-2066
 
 

平塚沖海底の土壌成分撹拌と廃棄物除去

海底耕うんで漁場環境の改善

 
 
 平塚沖の良好な漁場創造に向け、平塚漁業協同組合による海底耕うんを実施します。相模湾の漁場は、河川から海に流入した汚泥などが堆積して海底が硬くなっており、底生生物生息への悪影響が懸念されています。海底を耕して、多種類の生物が生息する環境をつくることで、水質をきれいし、漁場環境の改善を目指します。

海底耕耘

硬くなった海底を、畑を耕すように掘り起こすことで、酸素との接触による有機物の分解促進と土壌成分の撹拌により底質の改善を図る事業。底部に掘削用の刃、後部に収集物を集める網がついた海底耕うん機(長さ135cm、幅70cm、高さ25cm)を漁船で牽引。固くなった砂泥を耕すとともに、海底にたまった廃棄物を除去することによって、地先漁場の環境の改善を図ります。平塚市漁業協同組合では、平成9年から海底耕うんを実施しており、毎年(1月~4月)5~6回実施しています。
 
実施主体
平塚市漁業協同組合(平塚市千石河岸28番13号 代表理事組合長 後藤勇)
 
期日
平成21年1月下旬から4月上旬にかけて6回実施
 
3月9日(月)、23日(月)、4月6日(月)、3月末~4月上旬に1回
 
※天候等により実施日の変更あり
 
※今年はすでに1月と2月に各1回実施済み
 
時間
午前 9:00  平塚新港「中央桟橋」から出船
 
    9:10~ 海底耕うん実施
 
    11:30  平塚新港に帰港予定(天候等により変更あり)
 
場所
相模川河口~虹が浜の波浪観測塔付近までの沖合い約200~500m、水深5~15mの浅場の海域。
 
数往復しながら少しずつ場所を変えて実施
 
実施漁船
日海丸(平塚市漁業協同組合所属 田中邦男船長 16t)
 
川長三晃丸(平塚市漁業協同組合所属 磯崎晴一船長 17t)
 
  • 海底耕うんの写真