9月定例市長記者会見・男女共同参画推進紙芝居が完成 啓発事業スタート

平成21年9月25日

平塚市側の説明

 
大藏市長: 
 それでは案件2の平成21年度行政提案型協働事業(モデル事業)男女共同参画推進紙芝居が完成し、啓発事業がスタートしますので、ご説明いたします。
 平成21年度行政提案型協働事業は4つありましたが、そのうちの一つ「男女共同参画推進紙芝居の製作及び啓発事業」で作成を進めておりました男女共同参画推進紙芝居「ヒラヒラおばけとツカツカおばけ」が完成しました。協働事業のパートナーである市民活動団体「平塚てづくり紙芝居の会」と平塚市が協働で10月から市内の保育園、幼稚園等で実演及び紙芝居の貸し出しを始めます。
 この事業の経緯ですが、「ひらつか男女共同参画プラン2007」では、将来を担う若い世代に対して男女平等教育を重点的に進めることとし、プランに基づく実施計画では、各年代に適した啓発用ツールや資料を作成することとしています。
 幼児向けの啓発ツールにつきましては、幼児が楽しみながら男女共同参画、幼児の場合ですからここでは、性別に関わらず個性と能力が発揮できることを指していますが、このことが理解でき、また、誰もが手軽に使えるものという理由から「紙芝居」といたしました。
 しかし、紙芝居の製作に必要なノウハウがないことから、行政提案型協働事業を活用しまして、市民活動団体との連携・協力のもと、紙芝居を作成し、実演することとしたものです。
 事業の概要及び目的ですが、幼稚園児、保育園児に対して男女共同参画意識の啓発を進めるため、啓発用の紙芝居を作成し、各保育園や幼稚園で紙芝居を実演するものです。
 また、協働事業として取り組みましたので、市民団体と行政が役割を分担し、それぞれの得意分野で力を発揮しながら一つのものを作り上げていくことができれば、より高い効果が期待できます。
先ほど申し上げましたが、協働事業のパートナーは、「平塚てづくり紙芝居の会」で、代表は鈴木惠子さんです。
 紙芝居そのものはここの前に展示させていただいていますが、作品名は「ヒラヒラおばけとツカツカおばけ」。作品のテーマは「性別に関わりなく、個性と能力を発揮できる」です。作品づくりの特徴といたしましては、脚本づくりから平塚てづくり紙芝居の会と協議を重ねて製作したことです。子どもの目線で男女共同参画が理解できる内容で、子どもが喜び、誰でも簡単に演じることができるのが特徴です。
 製作の経過と今後の実演ですが、今年の1月から脚本づくりに向けて協議を始め、計13回の協議を経て、この9月に完成いたしました。
 10月6日の火曜日、市立夕陽ケ丘保育園での実演を皮切りに、市内の保育園、幼稚園等10園で平塚てづくり紙芝居の会が実演して回ります。
 また、この紙芝居を複製をしまして、市内の図書館等で貸し出しいたします。
 今後ですが、今年度に引き続きまして、平成22・23年度の2カ年の行政提案型協働事業としまして、年に1作品を製作し、実演する予定です。
 以上が案件2の私からの説明です。
 

質疑内容の要旨

 
Q記者:おばけには性別がありますか。
A人権・男女共同参画課長:おばけに性別は設定していません。

Q記者:(代表の)鈴木恵子さんはD52の紙芝居を描かれた方ですよね。
A人権・男女共同参画課長:はい。
 

その他記者からの質問要旨

 
Q記者:先だってサルが市内を徘徊したのですけれど、もうちょっと早く正確な情報を出していただきたいなという感想を持ちました。特に小学校とか保育園などで子どもが被害にあって襲われてからでは遅いので、早く出す、周知をするというのが、安心安全といっているわけですから、いいのではないかと。
A市長:市民から情報を得てということになりますので、迅速に情報を得られるような体制をとって、それを早く市民にお知らせするように努めていきたい。
 
 
定例市長記者会見における質疑内容を広報・情報政策課広報担当でとりまとめて掲載しています。

 

記者発表資料

平塚市
担当 人権・男女共同参画課  人権・男女共同参画担当 横尾
電話 0463-23-1111 内線 2172
 

平成21年度行政提案型協働事業(モデル事業)
男女共同参画推進紙芝居が完成 啓発事業がスタート

 
 平成21年度行政提案型協働事業の1つ「男女共同参画推進紙芝居の製作及び啓発事業」で作成を進めていた男女共同参画推進紙芝居「ヒラヒラおばけとツカツカおばけ」が完成しました。
 協働事業のパートナーである市民活動団体「平塚てづくり紙芝居の会」と平塚市が協働で10月から、市内保育園、幼稚園等で実演及び紙芝居の貸出を始めます。

行政提案型協働事業
 行政が抱える課題を市民に提示し、市民活動団体から企画提案を受け、市民活動団体と協働して事業を進めるもの。平成21年度は以下の4事業を実施。

 平成21年度事業
  1. 男女共同参画の推進
  2. 花のある景観づくり
  3. 市民活動の普及啓発
  4. 防災講演会の開催

紙芝居作成の経緯
 「ひらつか男女共同参画プラン2007」が平成19年4月からスタートし、プランに基づく実施計画を策定し、男女共同参画を進めています。
 プランでは、将来を担う若い世代に対して男女平等教育を重点的に進め、実施計画では各年代に適した啓発用ツール・資料を作成することとしています。
 幼児向けの啓発ツールは、幼児が楽しみながら男女共同参画(性別に関わらず個性と能力を発揮できる)が理解でき、また、誰もが手軽に使えるものという理由から「紙芝居」としました。しかし、紙芝居の製作に必要なノウハウがないことから、行政提案型協働事業を活用し、市民活動団体との連携・協力のもと、紙芝居を作成し、実演することとしました。

事業の概要
 幼稚園児、保育園児に対する男女共同参画意識啓発を進めるため、啓発用の紙芝居を作成し、各保育園や幼稚園で紙芝居を実演。
 また、協働事業という形で取り組むことにより、役割を分担し、それぞれの得意分野で力を発揮しながら一つのものを作り上げていくので、より高い効果が期待できます。 

協働の市民活動団体
 平塚てづくり紙芝居の会(代表 鈴木惠子) 

紙芝居
 作品名 「ヒラヒラおばけとツカツカおばけ」
 作品のテーマ 性別に関わりなく、個性と能力を発揮できる
 作品の特徴
  脚本づくりから平塚てづくり紙芝居の会と協議を重ね製作。子どもが喜び、子どもの目線で男女共同参画が理解できる内容で、誰でも簡単に演じることができます。

製作の経過と今後の実演
 平成21年1月から脚本づくりに向けて協議を始め、計13回の協議を経て、9月に完成しました。
 10月6日(火)市立夕陽ケ丘保育園での実演を皮切りに、市内の保育園、幼稚園等10園で平塚てづくり紙芝居の会が実演に回ります。
 また、10部複製し、市内図書館等で貸し出します。
 
紙芝居製作に関する今後の予定
  平成22・23年度の2か年の行政提案型協働事業として、年に1作品を製作し、実演する予定。
 

平塚てづくり紙芝居の会

 平成20年6月結成。会員は8名で、会員個人では20年前から様々な手作り紙芝居を創作し、市の事業や様々な施設等で実演した経験を持つ。代表作には、「おばけえのきとねこのおとり」「D52403号のかつやく」等がある。ひらつか市民活動センターで不定期に活動。

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