平塚市庁舎基本設計(案)概要を作成

平成21年10月14日

平塚市
担当 総務部 庁舎建設室
電話 0463-23-1111 内線2107
 

平塚市庁舎基本設計(案)概要を作成

パブリックコメントを実施します

 
 市役所新庁舎建設は、平成20年10月に策定した「平塚市新庁舎建設基本構想」を基に進めており、このたび、基本設計の考えを「平塚市庁舎・国庁舎一体的整備基本設計(案)概要」として作成しました。
 これまで、「新庁舎建設基本設計アドバイザー会議」を3回開催し、設計の考え方、配置、構造、設備などについて専門家から助言をいただき、基本設計を進めてきました。
 現時点での基本設計に対する考えをお知らせし、市民のみなさんからご意見をいただき、12月下旬の基本設計の完成を目指します。
 基本設計完成後は、設計の詳細を決定する実施設計へと進みます。
 

平塚市庁舎・国庁舎一体的整備基本設計(案)概要

 設計コンセプト
  みどり豊かな周辺環境に調和した「公園のような庁舎」
   敷地周辺の八幡山公園から文化公園と連続した環境を活かし、市民が気軽に訪れることができる公園のような庁舎を目指します。
 
  高い庁舎機能を有し「持続的に使うことができる庁舎」
   将来にわたって長く使い続けることができる高い耐久性や防災拠点としての安全性を備え、利用の変化に柔軟に対応でき、庁舎の機能を長く維持できる建築を目指します。
 
  自然と建築の共生を目指す「高いレベルのグリーン庁舎」
   太陽光や雨水などの自然エネルギーを有効利用する工夫をし、環境に配慮した庁舎を目指します。 
 
 概要
  建設場所 平塚市浅間町168番1(現庁舎敷地)
  延べ床面積 庁舎棟 31860平方メートル(地上9階(9階部分は機械室)、地下2階)
  (市庁舎20630平方メートル、国庁舎4790平方メートル、共用部6440平方メートル)
    
  駐車場棟 10200平方メートル(地上部、地下2階)
  高さ 約43m
 
 配置
  敷地中央に新庁舎、南側に広場、北側に駐車場を配置します。周辺への日照に配慮し、地上9階建ての庁舎高層部は南側にし、その東・北・西を囲むように地上3階の低層部を配置します。駐車場は、地上部と地下2層とし西側を出入り口とします。
 
 構造
  庁舎は多くの市民が来庁する建物なので、耐震安全性の確保に加えて、大規模地震後に速やかに対応業務ができる状態が必要となります。そこで庁舎棟は基礎免震構造とします。
 
 主なフロア構成
  1~3階
   1階に転入・転出届、戸籍、福祉関係の窓口を配置

   1階に市・国共用の多目的スペースを置き、フォーラムや展示、確定申告などに利用

  国庁舎は、2階と3階の西側に計画

   食堂は、緑豊かな2階の屋上広場に面して設置

   3階に災害対策本部となる会議室を設置
 
  4~7階
   市民と職員が打ち合わせに利用できるコミュニティラウンジを設置
 
  8階
   市議会議場を配置

   傍聴席は、議会を身近に感じられるように議員席との高低差を少なくする
 
 概算建設費  
  現段階の概算建設費は、約138億円です。これは、市と国が負担します。今後実施設計を行い、最終的な建設費と市・国の負担割合が確定します。 市の負担分は、平成2年から計画的に積み立ててきた庁舎建設基金(約70億円)と市債を財源とします。
 
 建て替え手順
  現庁舎で業務を行いながら建設を進めます。建て替え手順は、現議事堂の解体工事から始まり、主に高層部の1期建設工事、既存庁舎(本庁舎、東・西・南附属庁舎)からの移転(一部の仮移転を含む)、既存庁舎の解体工事、低層部・駐車場棟の2期建設工事、外構工事となります。
 

市民意見の募集                           

 意見募集期間 10月15日(木)から11月13日(金)まで
 
 基本設計(案)概要の閲覧
  市役所1階市政情報コーナー、3階庁舎建設室、各公民館、各図書館などの公共施設
 
意見の送付先
 様式は問いません。郵送、ファクスまたは、平塚市ウェブサイトの専用意見フォームで11月13日(金)までに庁舎建設室へ
 郵送 〒254-8686浅間町9-1 平塚市庁舎建設室
 ファクス 0120―704589(なでしこFAX)
 
 「市長への手紙」(公民館などに設置してあります)もご利用いただけます