2月定例市長記者会見 ・ひらつか花アグリ 3月1日から順次オープン」

平成22年2月10日

平塚市側の説明

 
大藏市長: 
 四季折々の花々や農業体験を楽しむ ひらつか花アグリ 3月1日から順次オープン
 それでは、ひらつか花アグリ、3月1日から順次オープンについてご説明申し上げます。農業振興と農業理解を進めるために、平塚市、神奈川県、JAそして農業者等が協力して金田地区に整備していた「ひらつか花アグリ」が3月1日から順次オープンいたします。平塚市としましてはこのエリアを新たな観光スポットと位置づけまして、周辺地域の観光資源と連携を図り、平塚の観光の活性化を図ってまいりたい。そのためにも役立てたいと考えております。
 
 まず、「ひらつか花アグリ」でございますが、これは花と緑をキーワードに、四季折々の花々や農業体験を楽しんだり、朝取り野菜や相模湾の朝とれた魚介類、また、神奈川搾りの牛乳を使ったソフトクリームなど、見る、体験する、味わうなどいろいろな観点から楽しめる事業エリアの総称した名前が「ひらつか花アグリ」でございます。
 具体的には、市事業といたしまして大型市民農園、大型農産物直売所、いちご狩り農園、花畑創出事業、花のある景観づくり事業を実施し、また、県事業といたしましては花菜ガーデンの事業展開をするというものでございます。
 
 事業概要でございますが、大型市民農園は「金田市民農園マイ菜ファーム」という名称で呼ぶこととしております。全体面積が約1ヘクタール。地権者が運営いたします区画貸し農園と市が運営いたします障がいのある方や学童を対象にした公的農園の2つで構成されます。開設は4月上旬です。
 区画貸し農園につきましては、市民に気楽に家庭菜園を楽しんでもらう農園として区画数174区画が設けられます。利用料金はどの面積でも年額18000円一律でございます。利用者の募集は既に終了いたしましたが414名の応募がありまして、174区画ですからそれの抽選で利用者を決定していくこととしております。また、公的農園でございますが福祉や学童農園、体験型農園、プランター農園からなりまして、福祉・学童農園は、市内の福祉施設や小学校等が利用対象者の区画貸し農園です。体験型農園は、児童等の食農教育の一環として活用してまいります。さらに、車いすの利用者が利用できるプランター農園も開設をされるものです。

 次に、平塚市が行います「農の体験・交流館」でございますが休憩スペースやバリアフリートイレ、多目的広場などを備えた施設でございます。こちらは平成22年4月上旬に開設の予定でございます。
 
 次に、大型農産物直売所「あさつゆ広場」でございますが、こちらは湘南農業協同組合が運営するものです。建築面積が580平方メートルの農産物直売施設でございます。出荷予定者は約300名。朝取り地元農産物をはじめ、先ほど申しました平塚漁港で水揚げされた新鮮な水産物も販売されます。また、県内の37戸の酪農家、このうち市内の農家は15戸でございますが、そちらの自慢の牛から搾った「おれたちの牛乳」を使ったアイスクリームも製造・販売をいたします。初年度の来場者を年間30万人と見込み、売上額4億円を目指ているというものです。この開設は3月14日オープンの予定でございます。また、いちご狩り農園でございますが、こちらはすでに1月3日から事業を始めております。大体1月から4月までが開設期間でございまして利用料金は月によって料金が異なってまいります。
 
 次に花畑創出事業ですが、これも地元農業者と平塚市がやるものでございまして、水田や遊休農地等にレンゲや菜の花などの花畑を整備するというもので、すでに16年度から実施をしてきているものでございます。
 
 次に同じく平塚市と協働団体であります「明日の金田を創る会」が取り組む花のある景観づくり事業でございます。こちらは古川沿いの桜並木への菜の花やマリーゴールド等の植栽によりまして「ひらつか花アグリ」に相応しい景観を創出しようと、「明日の金田を創る会」と平塚市が協働事業として、平成21年度から実施しているものでございます。
 
 また、神奈川県の計画事業は、「花菜ガーデン」でございます。これは「ひらつか花アグリ」内の施設の一つでございますが「+AGRI(プラスアグリ)」をテーマに四季折々の花を楽しんだり、園芸や農業を様々な角度から体験できる施設となってございます。敷地面積は横浜スタジアムの約3.5個分。レストランがあったり、売店があったり、またレストランでは、地元食材を使ったイタリア料理なども提供されると聞き及んでおります。こちらの開設は3月1日でございます。
 
 

記者発表資料

平成22年2月10日
平塚市
担当 農水産課花と緑のふれあい拠点整備担当
電話 0463-35-8106
 

四季折々の花々や農業体験を楽しむ
ひらつか花アグリ
3月1日から順次オープン

 
 平塚市の農業振興と県民の農業理解を進めるために、市、県、JA、農業者等が協力して金田地区に整備していた「ひらつか花アグリ」が3月1日から順次オープンします。
 また、このエリアを新たな観光スポットとして位置づけ、周辺地域の観光資源と連携を図り県内外からの集客を見込み、平塚の観光の活性化を図ります。
 

ひらつか花アグリとは

 花と緑をキーワードに、四季折々の花々や農業体験を楽しんだり、朝取り野菜や相模湾の魚介類、神奈川搾りの牛乳を使ったソフトクリームなど、見る、体験する、味わうなどいろいろな観点から楽しめる事業エリアの総称です。
 具体的には、市事業として大型市民農園、大型農産物直売所、いちご狩り農園、花畑創出事業、花のある景観づくり事業を実施し、県事業として花菜ガーデンを事業展開します。
 

事業概要

 大型市民農園(金田市民農園マイ菜ファーム)
  全体面積は約1ヘクタール。地権者が運営する区画貸し農園と市が運営する障害のある方や学童を対象にした公的農園で構成。
 
 開設日時 平成22年4月上旬
 
 区画貸し農園 
 市民に気軽に家庭菜園を楽しんでもらう農園
 区画数 174区画(30平方メートル:148区画、45平方メートル:26区画)
 利用料金 年額18000円(すべて同一料金)
 利用者の募集は既に終了し414名の応募があり、抽選で利用者を決定。
      
 公的農園 
 福祉・学童農園、体験型農園、プランター農園からなり、福祉・学童農園は、市内の福祉施設や小学校等が利用対象者の区画貸し農園。体験型農園は、児童等の食農教育の一環として活用します。さらに、車いす利用者が利用できるプランター農園を開設します。
 
 農の体験・交流館(平塚市)
 休憩スペースやバリアフリートイレ、多目的広場などを備えた施設。市民農園利用者をはじめ、花菜ガーデンやいちご狩り農園来訪者等にも御利用いただけます。また、市民農園利用者への農機具の貸し出しや農家への営農指導の経験者を農業指導員として配置し、市民農園利用者に土づくりや農薬の使い方などを指導します。

 開設日時 平成22年4月上旬
 
 大型農産物直売所「あさつゆ広場」(湘南農業協同組合)
 湘南農業協同組合が運営する建築面積580平方メートルの農産物直売施設。出荷予定者は約300名。朝取り地元農産物をはじめ、当日平塚漁港に水揚げされた新鮮な水産物を販売します。また、県内の37戸の酪農家(市内15戸)が自慢の牛から搾った「おれたちの牛乳」を使用したアイスクリームも製造・販売します。初年度は、年間来場者30万人、売上額4億円を目指します。
 
 開設日時 平成22年3月14日開店予定
  
 いちご狩り農園「湘南いちご狩りセンター」(ひらつかいちご狩り組合)
 金田地区のいちご生産者7名が「ひらつかいちご狩り組合」を設立し、7か所の農園(ハウス)でいちご狩り事業を運営しています。「さちのか」、「とちおとめ」などの品種が30分食べ放題です。
  
 開設日時 平成22年1月3日
 
 開設期間 1~4月
 
 利用料金(2月) 大人1400円、2歳~就学前幼児 800円 
 月によって料金に変更があります。
 
 花畑創出事業(地元農業者・平塚市)
 水田や遊休農地等へレンゲや菜の花などの花畑を整備。平成16年度から実施。
 
 花のある景観づくり事業(明日の金田を創る会・平塚市)
 古川沿いの桜並木への菜の花やマリーゴールド等の植栽などにより「ひらつか花アグリ」に相応しい景観の創出を、金田地区の「明日の金田を創る会」と協働事業として、平成21年度から実施しています。
 
 

神奈川県計画事業

 県立花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」(神奈川県事業)
 ひらつか花アグリ内の施設の一つ。「+AGRI(プラスアグリ)」をテーマに四季折々の花を楽しんだり、園芸や農業をいろいろな角度から体験したりできる施設。敷地面積は横浜スタジアム約3.5個分。レストランや売店も併設し、レストランでは、地元食材を使ったイタリア料理を提供。
 
 開設日時 平成22年3月1日