ごみ処理の広域化に関する覚書を締結

平成22年3月30日

平塚市
担当 環境部 資源循環課
電話 0463-21-9763
 

二宮町のごみ処理広域化復帰に向けて

平塚市・大磯町・二宮町

ごみ処理の広域化に関する覚書を締結

 
    現在、平塚市と大磯町の1市1町で(仮称)次期環境事業センターの整備・運営事業などのごみ処理広域化を進めています。
    平成21年3月、二宮町長及び議長からごみ処理広域化への復帰について文書での申し入れ後、二宮町が復帰する場合の新たな1市2町の業務分担、ごみの減量化などについて平塚市、大磯町、二宮町で協議をしてきました。
    本日、相互に連携したごみ処理を進めていくために、ごみ処理広域化の事務事業を協議していく覚書を締結しました。
    今後、覚書に基づき、大磯町、二宮町から平塚市に職員を派遣し、新たな1市2町の業務分担などを定めるごみ処理広域化実施計画の策定を進めます。
    ごみ処理広域化実施計画の策定後、1市2町ごみ処理広域化に関する基本協定を新たに締結して、二宮町が広域化へ復帰することになります。
 

覚書の目的

 事務事業の効率化を図るため、相互に連携し広域化を進めること。
 

覚書の内容

 目的を達成するため、大磯町、二宮町の職員を平塚市に派遣し、広域化の事務事業を進め、協議する。
 

1市2町の業務分担の概略

 平塚市の業務分担
  「可燃ごみ処理」、「粗大ごみ処理」、「リサイクル処理」、「最終処分」など
 
 大磯町の業務分担
  「厨芥類処理」、「し尿処理(平塚市・大磯町分)」など
  「厨芥類処理」では、家庭の台所、給食センターなどから出てくる野菜くずや食べ物の残りなどからバイオガスを生成して資源化する方法を検討しています。
 
 二宮町の業務分担
  「リサイクル処理」、「剪定枝処理」、「不燃物処理」など
  「不燃物処理」とは、燃せないごみを粗大ごみ破砕処理場で処理して発生した不燃物の処理を言います。処理の方法には、埋め立て処分のほか、溶融など資源化の方法もあります。
 

これまでの経緯

 平成18年2月22日
  1市2町による一般廃棄物に係る事務事業の広域化に関する基本協定を締結
 
 平成18年9月19日
  実現可能性調査の取り扱いをめぐり認識の違いを理由に二宮町が脱退を表明
 
 平成18年10月31日
  1市2町による基本協定解除
 
 平成18年11月1日
  平塚市と大磯町の一般廃棄物処理に係る事務事業の広域化に関する覚書を締結
 
 平成19年12月
  平塚・大磯ブロックごみ処理広域化実施計画を策定
 
 平成19年12月3日
  一般廃棄物に係る事務事業の広域化に関する基本協定を締結(平塚市・大磯町)
 
 平成20年1月10日
  平塚・大磯地域循環型社会形成推進地域計画を策定
 
 平成21年3月17日
  二宮町から平塚市、大磯町の首長及び議長あてに「ごみ処理広域化への復帰について」(復帰に向けた協議のお願い文)が提出される
 
 平成21年3月~平成22年3月
  1市2町ごみ処理広域化検討会を開催(平成22年3月まで11回開催)
 

今後の予定

 平成22年4月
  1市2町ごみ処理広域化実施計画の策定に着手
 
 平成23年6月
  1市2町ごみ処理広域化実施計画を策定
 
 平成23年7月
  一般廃棄物に係る事務事業の広域化に関する基本協定を締結(平塚市・大磯町・二宮町)
 
 平成23年8月
  平塚・大磯・二宮地域循環型社会形成推進地域計画を策定