6月定例市長記者会見・第60回湘南ひらつか七夕まつりの開催

平成22年6月29日

平塚市側の説明

  
大藏市長: 
 第60回湘南ひらつか七夕まつりの開催についてご説明を申し上げます。湘南に夏の訪れを告げる日本有数の七夕まつりが60回目を迎えます。JR平塚駅北口商店街を中心に、昼は豪華な七夕飾りの下をパレードなどがあり、夜には灯りがともって、訪れた人を夢とロマンの世界にお誘いできるまつりだと自負しております。
 開催期間は、7月1日木曜日から7月4日日曜日の4日間でございます。七夕飾りの本数は中心街が600本、そのうちスターモールが約80本、子ども飾りが23本、市民飾りが28本で、市内全体としては3000本になる予定です。今回、七夕飾りコンクールを活性化させるために飾りの掲出基準を緩和いたしました。必ずしも竹を使用しなくてもよしとしたわけです。例えば紅谷パールロードの飾りは実質パイプにつるす掲出方法ですが、コンクール参加基準を満たすため、これまでは竹も添えていました。竹がなくてもよしとしたために「竹飾り」という呼称を「七夕飾り」と呼ぶように統一したのが、今年の七夕飾りでございます。
 第60回の特徴が3つございます。
 その1つは、湘南ひらつか七夕まつりの象徴であります「七夕飾り」と「七夕おどり」がまつりの中心であるという原点回帰をテーマといたしました。七夕飾りをゆっくりと御覧いただくようにパレードを廃止、統合し、二日間のみといたしました。初日の「織り姫披露パレード」を廃止し、オープニングセレモニーの一環として「七夕おどり千人パレード」を実施いたします。また最終日に「マーチング&バトンスクエア」と「織り姫と音楽隊パレード」を統合して実施いたします。2つ目は、全国七夕サミットを開くということです。平塚青年会議所と平塚商工会議所青年部の合同企画で、「七夕まつりとまちの活性化」をテーマに全国9つの都市の参加をいただいて開催いたします。特徴の3つ目でございますが、七夕まつり用のアロハを5年ぶりに新調いたしました。
 次に、イベント関係についてでございますが、友好都市の花巻市や高山市、市民休養の郷の伊豆市などが郷土芸能を披露してくださいます。高山市からは「闘鶏楽(とうけいらく)」の一行が、花巻市からは「春日流鹿踊(ししおどり)」の一行が参加のため来平いたします。また昨年に引き続きまして、伊豆市の天城連峰太鼓が、まつりに花を添えてくれます。
 期間中の主なイベントでございますが、初日1日木曜日は午後1:20にオープニングセレモニーをメーンステージで行った後、すぐに七夕おどり千人パレードが中心街で午後1:30から始まります。また、二日目、午前10:00に湘南ひらつか織り姫写真撮影会がございます。そして3日目土曜日の午後3:30と4日目の午前10:00からは、友好都市の郷土芸能披露をしていただくことになっております。それから最終日の午後1:00からは、湘南ひらつか織り姫と音楽隊パレードが中心街で行われますが、これまでのパレードと異なりまして、西から東へパレードが動くという今までとは逆方向に変更となります。そして、午後6:00からはフェアウェルセレモニーで幕を閉じるということになります。
 交通関係でございますが、昨年同様に、スターモールと紅谷パールロードが、終日車両交通止めとなります。また、南中線、中央地下道でございますが、朝8時から夜間10時までの車両交通止めとなります。
 警備関係でございますが、実行委員会の自主警備としては、会場内の警備員の増員や警備時間の延長を実施します。平塚警察署も待機所を増設し警備体制の強化を図ってくださいます。昨年の事件を踏まえまして、警察をはじめ関係機関と協議し夜間から深夜にかけての警備体制の強化を図ってまいります。
 次に市民参加関係でございます。7つございますが、1つ目は商店の飾りのほか、市民飾りや、子ども飾りが定着しまして、工夫を凝らした七夕飾りが目を引きます。2つ目は、子ども飾りは6月13日日曜日から、紅谷町まちかど広場に飾られています。子どもたちが一生懸命に作ったことが感じられる作品となっています。3つ目はまちかど広場には清掃ボランティアと案内ボランティアの拠点ができます。学校の理解も高まってまいりまして、会場の清掃や案内に、高校生の参加者が年々増加しております。4つ目は市民プラザ前のメーンステージを設置することです。市民参加の催し物が年々増えて、盛り上がりに期待が高まっているところです。5つ目はまちかど広場に市民の願い事を書いた短冊を掲出いたします。6つ目は見附台体育館の跡地で2日金曜日の午後6時から、博物館の協力を得まして、子ども天体観測会を開催いたします。7つ目は大型スクリーン車を活用しまして、七夕中に開かれるイベントのほか、市のお知らせなどを随時放映をいたします。以上が市民参加関係の特徴的なことです。
 その他後援事業でございますが、これまでとは少し趣が変わったものとして、湘南ひらつか七夕将棋大会が青少年会館全館を使って開催されます。今年から大々的に実施されるものの一つでございまして、プロ棋士が勝又六段、斎田四段、藤倉四段、伊藤女流初段の4人をお迎えして開かれるというのも、本市として大きな催しです。これは市の主催ではなくて、市内の将棋連盟が開催するものでございます。
 以上です。
 

質疑内容の要旨

 
Q記者:パイプの飾りが今年から認められるようだが、どれくらいの本数か?
A市長:紅谷パールロードの飾りは今までもパイプに下げてあります。
A経済部長:今までも(飾りを)していたんですが、笹竹をつけていたんです。(七夕飾り)コンクールの関係でつけていたんですが、竹をとりまして、七夕飾りということにしました。
 
Q記者:名前が変わっただけか?
A経済部長:笹竹がなくてもコンクールには参加できますよということになったわけです。
A商業観光課長:紅谷パールロードに飾りの申請が今現在、出ているのは14本です。
 
Q記者:竹を使わない方が安上がりなのか?
A経済部長:そうですね。笹竹をつけるという手間がかかりますので。
A商業観光課長:竹の部分をつけるのにちょっと手間暇がかかるというのと、終わった後にやはり飾りですので、ごみになってしまうところがありますので、基本的には竹を使っていただきたいところなんですが、必ずしも竹を使わなくてもいい方向に、今後61回以降も見据えてそういうふうにしていきましょうという取り決めをさせていただきました。
 
Q記者:規模は例年と比べてどうか?
A経済部長:昨年と同様の数がでてくると想定しています。
A市長:来場者数も昨年同様、230万人を見込んでおりまして、昨年並みの規模を想定しています。
 
Q記者:有料道路が無料化されたことの影響はどうか?
A経済部長:小田原方面とか藤沢、横浜から車で来られるのか。鉄道を使った方が速いので。多少はあると思います。
 
Q記者:飾りの本数は例年通りだが、商店街で新規参加はどんな具合か?
A商業観光課長:全体的に見て、新しく出てくださる所も何店かあります。市民飾りも新しいのがあります。減っているところもありますし、増えているところもあります。お店も、中心街のお店ではないんですが、外のお店で出していただける所が何点かあります。差し引きして昨年と同程度の本数が掲出できる予定です。
 
Q記者:景気の後退で竹飾りが小さくなったと去年聞いたが、今年はどうか?
A商業観光課長:例年大きな飾りを出していただいている商店さんがありますが、私が聞いている中では1つ、もしかしたら少し小さくなるかもしれないという話を聞いています。そのほかのところは例年通りお願いできると聞いています。市民飾りが20数本出ておりますが、市民飾りはあくまで手作りで市民の団体の方が作ってくれるんですが、、その分については、商店さんが今まで出していただいた飾りよりも多少小振りでございますので、全体的には今までの流れでいくと、昔より小振りな飾りが増えています。
A経済部長:今年は60回ということですから、例年同様、がんばっていますという話は聞いています。多分、同じような飾りを出していただけるだろうなと思います。
 
Q記者:60年の節目を迎えて、どんな議論がされたのか?
A市長:さきほど申し上げましたが、やっぱり還暦ということもあって、七夕まつりの原点に戻ってみようじゃないかということになりました。原点とは七夕おどりと七夕飾りということで、飾りを平塚に行ってゆっくりと見たい、あるいは見ていただこうということで、七夕飾りのメーン通りの下をパレードが4日間、毎日何か行われるという形だったんですが、それを統合して回数を少なくし、メーン通りをゆっくりと歩きながら、(飾りを)見ていただきたい、と。飾りを見るために平塚の七夕まつりにお越しになるというのが最初の頃だったと思いますので、そういう形に戻したいというのが、今回のもっとも大きな特徴だというふうにとらえているところです。
 
Q記者:来年以降も継続するのか?
A市長:今回そうするということは、来年の実行委員会の話になると思いますが、先を見通した中で決めましたので、引き継がれていくものと考えられます。
 
※定例市長記者会見における質疑内容を広報・情報政策課広報担当でとりまとめて掲載しています。
 
 
 

記者発表資料

 
平成22年6月29日
平塚市
担当 商業観光課 観光担当
電話 0463-35-8107
 

第60回湘南ひらつか七夕まつりの開催

 
 JR平塚駅北口商店街を中心に、昼には風にゆれる豪華な七夕飾りの下をパレードなどが、夜には灯りがともり、訪れた人を夢とロマンの世界にお誘いします。
 湘南に夏の訪れを告げる日本有数の七夕まつりにどうぞお越しください。
 
開催期間  7月1日(木)から7月4日(日)の4日間
七夕飾りの消灯と露店の閉店時間は午後9時30分(最終日は午後9時)
前回から、7月の第1木曜日から4日間に固定することになりました。
 
七夕飾りの本数 中心街600本 (うちスターモールは約80本)、子ども飾り23本、市民飾り28本、市全体3000本
 
来場者数  230万人(見込み)(昨年230万人)
 

第60回の特徴

 今年60回目を迎え、ひらつか七夕まつりの象徴である「七夕飾り」と「七夕おどり」がまつりの中心であるという原点回帰をテーマとしました。七夕飾りをゆっくりと御覧いただくよう、パレードを廃止、統合し、二日間のみといたしました。初日の「織り姫披露パレード」を廃止し、オープニングセレモニーの一環として「七夕おどり千人パレード」を実施いたします。また最終日に「マーチング&バトンスクエア」と「織り姫と音楽隊パレード」を統合し実施いたします。

 全国七夕サミットを平塚青年会議所と平塚商工会議所青年部の合同企画で、「七夕まつりとまちの活性化」をテーマに全国の9都市の参加をえて開催いたします。

 七夕の案内などをする職員のアロハを5年ぶりに新調いたします。
 
イベント関係 
  友好都市の花巻市や高山市、市民休養の郷の伊豆市などが郷土芸能を披露しています。高山市の「闘鶏楽(とうけいらく)」の一行が参加。花巻市から「春日流鹿踊(ししおどり)」の一行が来平します。また昨年に引き続き、伊豆市からは、天城連峰太鼓が、まつりに花を添えてくれます。
 

期間中の主なイベント

1日(木) 正午       木遣りまといパレード 湘南スターモール

     午後 1:20  オープニングセレモニー メーンステージ

     午後 1:30  七夕おどり千人パレード 中心街

     午後 2:00  七夕飾りコンクール(全市の部・地区別の部)
 
     午後 7:30  七夕飾りコンクール(全市夜景の部)

2日(金) 午前10:00  湘南ひらつか織り姫写真撮影会 湘南スターモール

     午後 4:30  七夕飾りコンクール表彰式 メーンステージ

3日(土) 正午       星舞フェスタ おまつり広場

     午後 3:30  友好都市郷土芸能披露(高山・花巻) メーンステージ

4日(日) 午前10:00  友好都市郷土芸能披露(高山・花巻・伊豆) メーンステージ

     午後 1:00  湘南ひらつか織り姫と音楽隊パレード 中心街

     午後 6:00  フェアウェルセレモニー メーンステージ

 
交通関係
  昨年同様、スターモール(東海道本通り)と紅谷パールロードが、終日車両交通止めとなります。また、南中線(中央地下道)は、朝8時から夜間10時までの車両交通止めとなります。
 
警備関係
  実行委員会の自主警備としては、会場内の警備員の増員や警備時間の延長を実施します。また、平塚警察署にもお願いし、待機所を増設し警備体制の強化を図っていただきます。
昨年の事件を踏まえ、昨年7月29日に市民センター「暴力団追放総決起大会」を開催し、その後、暴力団追放パレードを実施し、中心商店街から事件現場にある暴力団事務所を退去させることができました。さらに警察をはじめ関係機関と協議し夜間から深夜にかけての警備体制の強化を図っております。
 
市民参加関係
  1. 商店の飾りのほか、市民飾り(28本)や、子ども飾り(子ども会、幼稚園、保育園などの飾り23本)が定着し、工夫を凝らした七夕飾りが目を引きます。
  2. 子ども飾りは6月13日(日)から、紅谷町まちかど広場に飾られています。子どもたちが一生懸命に作ったことが感じられる作品となっています。
  3. 「まちかど広場」(紅谷町)には清掃ボランティアと案内ボランティアの拠点ができます。学校の理解が高まり、会場の清掃や案内に、高校生の参加者が年々増加しています。
  4. 市民プラザ前のメーンステージを設置します。市民参加の催し物が年々増えており、盛り上がりに期待が高まります。
  5. まちかど広場に市民の願い事を書いた短冊を掲出します。
  6. 見附台体育館の跡地で2日(金)の午後6時から、子ども天体観測会を開催します。(博物館協力)
  7. 大型スクリーン車=メディアランナーを活用し、七夕中に開かれるイベントのほか、市のお知らせなどを随時放映します。(メーンステージ)
 
その他後援事業

湘南ひらつか七夕まつり俳句大会(中央公民館)

湘南ひらつか七夕まつり短歌大会(中央公民館)

湘南ひらつか七夕まつり呈茶会(見附台緑地)

湘南ひらつか七夕こども囲碁大会・湘南ひらつか七夕まつり囲碁大会(勤労会館)

湘南ひらつか七夕将棋大会(青少年会館)
(出演棋士:勝又清和六段、斎田晴子四段、藤倉勇樹四段、伊藤明日香女流初段)
(イベント:親子将棋教室、トークショー、指導対局、大判解説会ほか)

七夕争奪アマチュアダンス競技大会(ひらつかアリーナ)

湘南ひらつか七夕まつり親善ゲートボール大会(総合公園・平塚はらっぱ)