9月定例市長記者会見・みんなでいきいき健康づくり 平塚市保健センターまつり
平成22年9月22日
平塚市側の説明
大藏市長:
「みんなでいきいき健康づくり・平塚市保健センターまつりの開催」につきましてご説明させていただきます。
この祭りは昨年まで実施しておりました健康フェスティバルに代わり実施するものです。本市では、市民一人ひとりが主体となる健康づくりや食育のまちづくりを目標に「健康増進計画」と「食育推進計画」をつくりました。この2つの計画の趣旨を広く市民に周知するとともに、市民活動団体等との協働により地域における市民主体の健康づくりや食の大切さを考えるきっかけとしていただくため、今回、開催をする祭りでございます。
費用関係でございますが、昨年の健康フェスティバルでは300万円の費用を支出いたしましたが、今回のこの平塚市保健センターまつりでは一部消耗品等を除きまして費用をかけておりません。これは昨年の仕事の点検作業結果等を踏まえた見直しといたしまして、イベントなどの事業のあり方やその実施方法を十分検討するために、休止、縮小等を行い予算額の抑制に努めたことによるものでございます。
平塚市保健センターまつりの日時は平成22年10月23日、土曜日の午前10時から午後4時までです。場所は平塚市東豊田448の3の平塚市保健センターでございます。
祭りの内容の1つは講演会です。「みんなで進めよう!健やかな地域づくり・人づくり」と題しまして、公益社団法人 地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センターの岩永俊博医師に講師としてお出かけいただき、講演をしていただきます。
講演会では、住民主体の地域の健康づくりを実践している事例を紹介しながら、市民との協働による健康な地域づくりの重要性等について、理解を深めていただく内容となっております。岩永医師につきましては、さまざまな市町村で、このような活動をなさっている方でございまして、本市でつくりました健康増進計画には、「生きがいのある暮らしの実現に向けて、健やかな地域づくり・人づくりを進めよう」という基本理念を掲げておりますので、その計画を推進する上で、より専門的なアドバイスをいただくことをも目的として、岩永医師にお願いをしたものです。講演会の時間は午前10時から正午までです。定員150名のうち、先着100名様には、講演会が終了した後、無料で足の指の力、指力を測定を実施させていただきます。
祭りの出し物2つ目は出展コーナーでございます。
この出展コーナーではこどもから大人まで幅広い年齢の方にお楽しみいただける多彩な内容を展示等することになってございます。いくつか事例を申し上げますと、例えば、「こころとからだの健康チェック」のコーナーでは、こころの健康チェックといたしまして、「こころの体温計」の体験をしていただくことになります。
また、ミニ体力測定として握力、体脂肪の測定や、片足立ちや垂直とびなどの測定もいたします。
また、「みんなではぐくもう!食育のまち ひらつかの未来」の所では、「平塚産の野菜をおいしく食べよう!」と、調理実演とその展示をいたします。また、お子様に簡単なクッキングを体験していただこうと、「ひらつかピザ&小松菜クッキーをつくろう」というコーナーもございます。
また「平塚を元気にする!」というコーナーでは、ヤーコンをテーマに全国的にも有名になりました平塚農業高等学校による食育推進活動の紹介をしていただき、手作り食品などの販売もしていただくことになっております。
協力団体等の主な内容といたしましては、神奈川県予防医学協会のマンモグラフィ検診車の展示と見学、そして乳がんしこり触診体験もしていただくことになっております。
祭りの出し物その3つ目は「その他」でございますが、ここでのハイライトは健康ウォーキングの開催でございます。保健センターから花菜ガーデンまでウォーキングをしていただく、往復をしていただくことにしておりますが、コースが7kmでございます。花菜ガーデンに着いたら花菜ガーデンの観賞と、お昼をそちらでとっていただくということになっております。
それから、その他のもう1つの目玉といたしまして、平塚産野菜の販売をJA湘南にしていただくことになっております。
協力団体は平塚市医師会など13団体にご協力をいただいております。、
なお、駐車場につきましては、車検場の100台分をお借りいたしまして、自前で持っております150台と合わせ、250台の駐車が可能なように準備をしております。
質疑内容の要旨
その他の質問・地方自治体向け補助金の一括交付金構想
Q記者:一括交付金に変わると、総額が7割とか半分とかに減るという意見がある。どのくらいの割合で運営できるという感触か?
A市長:あのような考え方を私は持っておりません。7割くらいとかあるいは半額で地方の裁量権が全部効くとすればいけるんじゃないか、というのはちょっとオーバーな言い方ではないか、と。国の財源確保のために、地方へ本来渡すべきものを小さくしたいという発想に立つと、あんな考えなのかなあ、と。どっちかというと、批判的な思いで聞かせていただいております。
Q記者:額が同額とか増えるとかは考えにくいですよね?
A市長: 自治体間でどういう役割を分担して仕事をやるのか、本来、国が国の責任としてやるべきもの、それから、都道府県、基礎自治体という、やっぱりその中身をもうちょっと見直しをする必要はあるだろうというふうに思いますが、全部一括交付金というのには、なじまないのではないか、というふうに思っています。
今の言い方だと、例えば、介護だとか福祉だとか教育だとかそんなものも含めて言っておりますが、本来法律にしたがい国民に等しくサービスが供給されるべきものについては、国がやっぱり中心になってみるべきですから、そういうものもひっくるめて地方でやることは地方へということに果たしてなるのかどうか。
これから地方分権に関係して国と地方自治体等が集まった協議の場というのが設けられていきますので、そこで少し振り分けだとか精査だとか、一括交付金に該当するものがどんな中身なのか、というのが本来出てきてから、そのご質問に答えられることになるのかな、と思っております。まだしばらく時間がかかるのではないでしょうか。
定例市長記者会見における質疑内容を広報・情報政策課広報担当でとりまとめて掲載しています。
記者発表資料
平成22年9月22日
平塚市
担当 健康課予防担当 井上、岩田
電話 0463-55-2111
みんなでいきいき健康づくり
平塚市保健センターまつり
昨年まで実施していた健康フェスティバルに代わり、新たに市民一人ひとりが主体となる健康づくりや食育のまちづくりを目標に「健康増進計画」と「食育推進計画」に基づき、市民活動や関係団体との協働、市民主体の地域における健康づくり等、ここで一度原点に立ち戻り、2つの計画の趣旨を広く市民に周知するとともに、健康づくりや食の大切さを考えるきっかけとしていただくため開催するものです。
日時 平成22年10月23日(土)午前10:00~午後4:00(開場午前9:30)
場所 平塚市保健センター(平塚市東豊田448-3)
内容
地域の健康づくり講演会
地域の健康づくり講演会
「みんなで進めよう!健やかな地域づくり・人づくり」
講師 公益社団法人 地域医療振興協会 ヘルスプロモーション研究センター
岩永 俊博 医師
時間 午前10:00~正午
定員 150名(要予約・9月17日から受付開始)
講演会申込み先着100名に、講演会終了後、無料で足指力測定を実施します。
出展コーナー
「育てよう 元気っ子!」
パネル展示コーナー
こどもの生活習慣病やこどもに多い事故の予防方法の相談や説明
こどもの遊び場の紹介
体験コーナー
健やかな発達を促す遊びや絵本の紹介
地域健康づくり
くすの木体操教室 時間:午後2:00~3:30(申込み不要)
こころとからだの健康チェック
こころの健康チェック
メンタルヘルスのセルフチェックができる「こころの体温計」の体験
ミニ体力測定
握力測定、体脂肪測定、開眼片足立ち、垂直とびなど
「みんなではぐくもう!食育のまち ひらつかの未来」
平塚産の野菜をおいしく食べよう!
調理実演と展示 時間:午後1:00~2:00
ミニミニ料理体験「ひらつかピザ&小松菜クッキーをつくろう」
お子様の簡単クッキング体験
時間:午後2:00~(受付開始午後1:30)
平塚を元気にする!平塚農業高等学校による食育推進活動の紹介
手作り食品などの販売ほか 時間:正午~
食育ゲーム、栄養相談 時間:午後1:00~
「健(けん)口(こう)体操 1 2 3!」
「かむ」「飲み込む」などの働きをよくするためのゲームや体操の紹介
平塚保健福祉事務所
受動喫煙防止対策の紹介
神奈川県赤十字血液センター
献血啓発ポスターの掲示等
財団法人 神奈川県予防医学協会
マンモグラフィ検診車の展示、見学
乳がんしこり触診体験
社団法人 神奈川県看護協会湘南支部
血管年齢測定
白衣体験
健康相談
その他
健康ウォーキングの開催
コース(約7km)
保健センター→渋田川土手→金田公民館→花菜ガーデン(観賞&昼食)→鈴川土手→豊田公民館→保健センター
集合場所 東豊田緑地(保健センター南側)
時間 午前9:00~午後2:00(受付開始午前8:30)
参加対象者 小学生以上の方(小学生は保護者同伴)
持ち物 弁当・飲み物・タオル・帽子・雨具・お持ちの方は歩数計
(花菜ガーデンの入場料が必要です。)
事前の申込みは不要です。当日朝7:00直前のNHKの天気予報で降水確率50%以上の場合は中止。
平塚産野菜の販売 時間:午前9:30~
クイズラリー
協力団体 社団法人平塚市医師会、社団法人平塚歯科医師会、社団法人平塚中郡薬剤師会、平塚保健福祉事務所、神奈川県赤十字血液センター、財団法人神奈川県予防医学協会、社団法人神奈川県看護協会湘南支部、社団法人神奈川県栄養士会、神奈川県立平塚農業高等学校、平塚市健康推進員連絡協議会、平塚市食生活改善推進団体、湘南農業協同組合、小田原ヤクルト販売株式会社