10月定例市長記者会見・「(仮称)駅西口東地(ひがしち)自転車・バイク駐車場」新築工事

平成22年10月28日

平塚市側の説明

大藏市長: 
 おはようございます。
 それでは、「(仮称)駅西口東地自転車・バイク駐車場」新築工事について、ご説明申し上げます。
 この自転車等駐車場建設は、本市が今年の1月に策定しました「平塚駅周辺の駐輪対策について」に基づきまして、財団法人平塚市文化スポーツまちづくり振興財団と事業実施に係る協定を締結して進めているものでございます。
 工事の概要でございますが、工事場所は、 平塚市紅谷町1397-9、1433-1でございます。完成予定は、平成23年3月15日でございます。 建物でございますが、敷地面積1769.93平方メートルのところに、鉄骨造、地上2階建をつくります。駐車場としましては、屋上を使いますので、2層3段式ということになります。1階に管理事務所をおきまして、建築物の延べ面積は、2386.38平方メートル、高さ7.61mでございます。
 駐車台数は、総台数で3102台、自転車が2650台で、一時利用の210台を含んでおります。 125cc未満のバイクは452台で、一時利用の20台分を含んでおります。フリースペースといたしまして、幼児2人同乗用自転車が16台 駐車できるようになっております。
 駐車場の主な設備等でございますが、2段式駐車ラックや機械式駐車ラック、そして自転車の昇り用搬送コンベアがついております。 定期券自動更新機や一時利用自動料金精算機等も備えてございます。
 この事業者は、財団法人平塚市文化スポーツまちづくり振興財団でございまして、工事請負金額は、262500000円、設計施工者は、日成ビルド工業株式会社神奈川支店でございます。
 この施設の特徴でございますが、大きく分けて、三つございます。
 まず一つは、駅西口周辺の状況の変化にフレキシブルに対応ができるよう簡易な建物としたことです。
  二つ目は、ただ今説明いたしました駐車設備でございますが、自転車の1階から2階への搬送コンベアを設置し、場内に幼児2人同乗用自転車など特殊な自転車のスペースを設けていること、バイクにつきましては隣接します西口バイク・自転車駐車場よりも、車路や駐車区画を広く取りまして、利便性、安全性を確保したという点が特徴の二つ目です。
   特徴の三つ目は、安全、環境面です。北側道路に接します部分に、敷地内に歩道を設置し、また場内外には防犯カメラを設置しております。場内の照明はLEDを採用するなど省エネに配慮した施設としたこと、これらが施設の特徴となってございます。
 今後の予定でございますが、建築確認が降り次第、建築に着手し、平成23年3月15日の完成を目途に工事を進めてまいります。
 平成23年4月の供用開始に向けまして、利用者の申込み要領や利用料金などにつきましては12月末に決定し、来年1月に市民にお知らせできればと考えております。
 これらの新築工事のお問い合わせ先でございますが、 担当の財団法人平塚市文化スポーツまちづくり振興財団の総務施設課に問い合わせいただくこととしております。
 以上が「(仮称)駅西口東地自転車・バイク駐車場」新築工事のご説明でございます。
 

質疑内容の要旨

Q記者:着工の目途はいつごろか?
A文化スポーツまちづくり振興財団理事長(以下財団):建築確認はすでに10月13日に申請しておりますが、11月半ばから下旬頃におりる予定でございますので、建築確認がおりれば即着工ということになります。ただし、年内は基礎工事のみで、並行して、工場で鉄骨の製造を進めておりまして、年が明け次第、基礎工事の上に組み立てが始まるということで、形が見えてくるのは、来年からと考えています。

Q記者:収容台数は、更地の時からどのくらい増えるのか?

A市民部長:現状では自転車が1000台、オートバイが111台、合計で1111台だったものが、自転車が2650台、バイクが452台、合計3102台ですから、総台数では1991台の増になります。


Q記者:駅周辺ではどのくらいの数が放置されていて、どの程度解消されるのか?
A市民部長:毎年、駅周辺の自転車の放置の状況を10月に調査しているが、平成20年度10月の時点で、駅北口のみで自転車バイクを合わせて1650台が放置されている状況、平成21年度10月の時点で、1150台が放置されている状況です。その多くが、紅谷パールロードに放置されている状況です。平成22年度は集計中です。


Q記者:500台くらい減っているが理由はあるのか?

A市民部長:分析をしておりますが、その日によって数字が動いています。


Q記者:数字上は放置自転車の数が解消されるということか?
A市民部長:。そうですね。今回増えることによって、ある程度放置自転車は、解消は図れると思いますが、昨今非常に自転車が増えている状況の中では、今年1月に策定しました「平塚駅周辺の駐輪対策について」に駅東地、中地、西地、駅前大通り、の駐輪場の規模の増を図りながら、駐輪対策を進めていきたいと考えています。
 
Q記者:それはいつぐらいまでに?

A市民部長:「平塚駅周辺の駐輪対策について」でお示しするように、平成22年度、23年度で整理を進めていきたいと思います。


Q記者:来年度中には計画に基づいたいろいろな計画がひととおり終わるということか?
A市民部長:そのように努めていきたいと思います。


Q記者:その頃には、駅周辺の放置自転車はほぼなくなると予想されるのか?
A市民部長:その目標をたてています。

Q記者:ここを簡易な建物としたということは将来の再開発も考えているという理解でよいか?
A市長:中地につきまして、いまだ結論が導かれているわけではありません。さまざまなご意見がある中で、商業的利用ができるような再開発などのご意見が出ているのがありまして、それがいつの時点になるのかということが、検討しておりますが、計画が固まった段階で、今回のものがコンクリートであるとすればお金もかかっていることなので、なかなか難くなるが、その時点で、一体的に考えることができるということで、今回の建物になったということです。

Q記者:将来の再開発に備えてということでよろしいか?
A市長:そういうときにフレキシブルに対応できるようにということです。


Q記者:その場合は東地とそのとなりが対象となるということか。
A市長:はい、東地と中地です。

Q記者:中地ということは、さらに西にもあるということか?
A市長:はい、現在でも、自転車、バイクの駐車場になっておりますが、それにつきましては現在作っている計画の中では、西地自転車駐車場を再整備しようということになっております。今の形ではきちんと止められていないということもございますし、東地が有料になっていきますので、今の状態で無料のままというわけにはいきませんので、再整備をしてそちらも同じように有料化の施設にしようという計画を持っています。

Q記者:その中では、JRのバリアフリー化も一緒になってということか?
A市長:連動はしていきたいと思います。

Q記者:駅の北側だが、西口という呼び方をしているのか?
A市長:はい。北口の駅前広場から西側と東側となりますので、西口という呼び方をしています。

Q記者:全体のスケジュールはないか?
A市民部長:1月に策定しました「平塚駅周辺の駐輪対策について」のスケジュールに中にありますので、のちほどお渡します。

Q記者:その進ちょく状況のとおり今まで来ているということでよいか?
A市民部長:そうですね。

Q記者:東地、中地、西地は市有地か?
A財団:一部民有地があるがほとんどが市有地です。

Q記者:西口には無料の自転車駐車場はあるのか?
A財団: 無料がございます。中地の2階のバイク駐車場だけが有料になっております。そこを除き無料でございます。

Q記者:西口の南側は有料か?
A市民部長:8か所ございますがすべて有料になっております。

Q記者:それは残すのか?
A市民部長: 南口は待機まち自転車と放置自転車が約500台ありますが、そのうち、2か所につきましては規模の増加を図っていきたいと計画しております。

Q記者:料金的には既存のものと同じようになっていくのか?
A財団:今、検討中でございまして、当財団の借り入れがありその償還の状況、近隣の民間の料金、私どもが持っている既存の自転車等駐車場の料金を勘案し検討しています。現在のところ1か月2000円から、2500円を考え、なるべく安くしていきたいと思っていますが、ただし、これは定期利用の場合で、2000円程度を考えています。

Q記者:自転車が2000円で、バイクが2500円ということか?
A財団:いや、バイクの場合は3000円ですが、これは現在での試算ということになっております。

Q記者:現状はいくらなのか?
A財団:現状は自転車が、1階の定期利用が1か月2000円、2階の定期利用が1か月1600円、一時利用が一回120円です。バイクについては、定期利用が1か月3100円、一時利用が一回250円ということになっております。

Q記者:駅周辺の自転車の駐輪は何台くらいあるのか?
A市民部長:駅北口でみると、10079台、放置自転車が1650台、合わせて11729台、南口では、有料バイク自転車駐車場が2444台、駐輪場待ち、放置されている自転車500台を合わせて、2944台です。

Q記者:通勤、通学とか、買い物で自転車を使っている方が多いのか?
A市民部長:駅が一駅ですから、通勤、通学、中心商店街への買い物客などの内訳かと思います。
A市長:平坦な町でございますので、自転車、バイクの利用者は非常に多いと。私どもとしては、環境の世紀という立場から考えて環境にやさしい乗り物ですから、それらをご利用いただきたいと思っておりますので、きちんと駐車、駐輪できるような施設を整えてまいりたいと考えているわけです。

 

定例市長記者会見における質疑内容を広報・情報政策課広報担当でとりまとめて掲載しています。

 

記者発表資料

平成22年10月28日
平塚市
担当 くらし安全課 交通安全担当 津田
電話 0463-21-9840

 

「(仮称)駅西口東地(ひがしち)自転車・バイク駐車場」新築工事


 本自転車等駐車場建設は、本市が平成22年1月に策定しました「平塚駅周辺の駐輪対策について」に基づき、財団法人平塚市文化スポーツまちづくり振興財団と事業実施に係る協定を締結し進めており、これから現場着手に入りますので、工事概要等を発表します。

工事概要
  工事名称     「(仮称)駅西口東地自転車・バイク駐車場」新築工事

   工事場所     平塚市紅谷町1397-9、1433-1

   完成予定     平成23年3月15日

   建物の概要   構造   鉄骨造、地上2階建(2層3段式)、1階に管理事務所、延べ面積 2386.38平方メートル、高さ 7.61m

                          敷地面積   1769.93平方メートル

                          駐車台数   総台数3102台
                                       自転車2650台(内一時利用は210台)
                                       125cc未満のバイク452台(内一時利用は20台)

                          主な設備等  2段式駐車ラック、機械式駐車ラック、搬送コンベア(昇り)、定期券自動更新機、一時利用自動料金精算機

   事業者             財団法人平塚市文化スポーツまちづくり振興財団

   工事請負金額  262500000円

   設計施工者    日成ビルド工業株式会社神奈川支店

施設の特徴
   駅西口周辺の状況変化にフレキシブルな対応ができる簡易な建物とした。

   駐車設備  自転車の階層移動(1階から2階)に搬送コンベアを設置。

   フリースペースの設置  幼児2人同乗用自転車など特殊な自転車のスペースを設けた。

   バイクの利便性、安全性の確保  バイクは隣接する自転車等駐車場(西口バイク・自転車駐車場)より車路、駐車区画を広く取り、利便性、安全性を確保した。

   安全面  北側道路に接する部分は敷地内に歩道を設け、場内外に防犯カメラを設置。

   環境面  場内の照明はLEDを採用するなど省エネに配慮した施設とした。

今後の予定
   建築確認がおり次第、建築に着手し、平成23年3月15日の完成を予定。
   平成23年4月の供用開始に向け、利用者の申込要領、利用料金等を12月末に決定予定。

新築工事の問い合わせ先
   担当 財団法人平塚市文化スポーツまちづくり振興財団 総務施設課
   電話 0463-35-8108